初めまして、株式会社アスマーク代表取締役の町田です。
なぜマーシュを立ち上げたのかお話しようと思います。

私は、学生時代から洋服が大好きでした。
いずれはアパレルメーカーを自分の手で作りたいと考えており、
アパレルの専門学校でデザインを勉強し、アパレルメーカーへと就職。
営業や商品企画の仕事を経験しました。

本当はそのまま独立したかったのですが、世の中はちょうどバブルが弾けるタイミング。
僕が在籍していた会社も5年間で売上高が半分近くにまで落ち込み、倒産寸前に。
27歳にして、長年憧れていた最初の夢が砕かれました。

それでも「いつか起業したい」という想いは消えることなく、
再びビジネスのネタ探しをする目的で、そこからの7年間ほどで4回転職。
30歳を過ぎて出会ったのが、インターネット系のコンテンツ開発会社でした。

ITの世界は未経験でしたが、2年間営業をやっているうちに業界にもなじみ、
この分野で起業したいという意思が固まりました。
そこからは、会社勤めをしながら夜間や休日を使って起業準備の日々。

調べるうちに、日本では当時まだ成功事例があまりない「コミュニティサイト」というものが、
アメリカでは数多く立ち上がり、盛り上がっていることがわかったのです。

そこで、東急田園都市線沿線の地域の生活者を束ねたネット上のサークルを設立。
個人事業として2年で5000人の会員を集め、地域コミュニティが回り始めました。

そして、いよいよこれをビジネスに変えようと試行錯誤している中で、
「マーケティングリサーチ」という産業に出会ったことが
現在の事業内容でマーシュを設立するに至ったきっかけ。
16歳からの「会社をやりたい」という想いが、ようやく実を結びました。

私たちの事業の中心には、常に「人」がいます。
お客様である企業に対して、お客様が求めている生活者の声を正しく届けること。
そして、大手にはできないきめ細やかな対応で、
企業のマーケティング活動全般をサポートする会社へ―。
新たに仲間となる新卒の皆さんと共に、次の一歩を踏み出していきたいと考えています。