新入社員が経験する社長直下研修 ~半年間毎日提出する日報に込められた大きな意味とは~

2020.05.22

新入社員が経験する社長直下研修 ~半年間毎日提出する日報に込められた大きな意味とは~

株式会社クリテック工業では、社長直下研修と称した社内制度を用意し、新入社員が “仕事の設計力”を身につけるための時間を設けています。

仕事における設計力とは、自分の業務を効率的に進め効果的に結果を出すことで、職務の精度を上げる高度なスキルの事です。
 
こうしたビジネススキルの根底には、スケジュール管理や適切な業務報告を行う力が必要となります。
  
新入社員は、「形式」と「内容」の2つに重点を置いた日報を半年間毎日提出することで、職務の基礎を固め、社会人として必須となるスキルを養う訓練を行います。


【事実と所感を分けて考える】
当社の新入社員は、半年間毎日継続してA4用紙1枚に日報をまとめ提出します。日報は社長自らが確認をし、適宜フィードバックを行います。

ここでこだわるのは、事実と所感を分けて考えるという形式です。
  
ビジネスの場では物事が実際に起きた「事実」と、それに対する自分の「所感」を区別して考える事が重要となります。 
所感とは自分の気持ちであり、この2つを混合してしまうと、伝えるべきことが伝わらないというリスクが生まれます。仕事をする上で重要な情報は、「所感」ではなく「事実」であり、事実を先に述べた後に所感を伝えるという流れが、相手の理解度を高める結果に繋がります。

“分けて考える”という形式を意識した作業を繰り返し行い、正確に物事を伝える力を鍛えていくのです。

【行動の見直しが若手の成長に繋がる】
日報には、その日の仕事内容を時系列にして細かく記載していきます。
タイムマネジメントは社会人にとって必須であり、その目的は限られた時間の中でパフォーマンスを発揮し生産性を上げることです。
  
行動の順序は正しく効率的であったか、スキマ時間まで無駄なく活用できていたかなど、自分の行動を振返り反省する時間の積み重ねが、次の仕事の精度を上げていきます。

課題や改善点を頭の中で整理するだけでなく、自分の役割について深く考える習慣が身につくことからも、日報の提出は新入社員の成長に大きく寄与します。
 
能率的に業務を遂行できたかなど、行動を見直すことで作業効率を上げるスキルを養うのです。


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