第26期【社外秘】経営計画書vol.95

2021.05.31

第26期【社外秘】経営計画書vol.95

―経営計画書vol.95ー
【財務に関する方針】
(お金の調達「入り」と投資・経費「出」で会社の価値を上げる)

収益は、会社の外にある。商品・サービスが売れたときにしか利益は生まれない。会社の内部にあるのは、費用である。費用は抑えて筋肉質な会社になる。顧客創造のための費用(=「投資」)は削りすぎてはいけない。

1.会社の価値を上げる。
会社の価値=(1)資本の力×(2)人の力<カール・マルクスより>
(1)資本の力=①自己資本:資本金+繰越利益+当期純利益、②他人資本:借入金+買掛金、③簿外資産(知的財産・自社の強み):ブランド、顧客リスト、良いお客様、良い協力会社、良い仕組み、特許など
(2)人の力=労働力、知識、知恵、技術、創造性など

2.売上より利益、利益より現金を重視する。
3.現預金>年間固定費+借入金
現時点で実質無借金経営(借入金以上に現預金を保有)。
4.キャッシュフロー経営をする。出金よりも入金が先。
5.月次決算は、翌月15日までとする。協力会社の請求書は翌月10日必着とする。
6.月商の3倍の現金・普通預金を確保し、緊急支払い能力を高める。
7.意図してバランスシートの科目の数字を変える。資産の部はより上位科目へ、負債の部はより下位科目へ重点を移すように地道な努力を続ける。
8.売上は増やすが売掛金と在庫は増やさない努力をする。
9.無駄な資産を持たず、総資産を圧縮する。高額な物はできるだけリースにする。
10.本業重視。投機取引はしない。

【ー続くー】
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