少し前に所用で上越新幹線に乗った時の話です。 何気ない普通の指定席。 夕方の下り電車ということもあり、席はガラガラ。 そんな中に乗ってきた20代前半の女性二人。 （見た目、学生みたいだけど、新幹線内でお弁当とビール．．． 　学生か社会人かは不明でした。） 彼女らは、私の前の席に座りました。 リクライニングする時、 「リクライニングしてもよろしいですか？」 のひと言。 最近は、新幹線に乗ってもそんな一声をかけられることはありませんし 自らかけることもなくなっていました。 さらに、お弁当を食べる為にテーブルを下ろす時にも、 彼女らの前席の人に、 「テーブル下ろしてもよろしいですか？」 のひと言。 しっかりと礼儀正しい声がけをしている 彼女らに驚きました．．． 私自身、そんなことで声をかけなくても、、、と思う反面、 なんの嫌味もなく自然に周囲を気遣っている彼女らに感じ入りました。 最近は、マンションのお隣でさえ、誰が住んでいるか分からないご時世。 そんな環境だからこそ、自宅での宅配便の受取りや、 ご近所の引越挨拶が起因して、犯罪につながるかもしれない世の中。 自分自身の心をどう持つか、疑うも、暖かく持つも自分次第。 自分の心の持ち方が問われる時代だと実感しました。