「ソーシャルビジネス」
「社会起業」
この言葉とセットで語られることが多いのは、
事業規模が拡大しない（スケールアウトしない）という現状。
企業規模を拡大したい経営者からすると大問題かもしれませんが、
私は全く問題ないと思っています。

なぜなら、一つひとつの事業規模は小さいかもしれないが、
起業家が集まるグループを創ることができれば、
グループとしては、100名でも、300名でも、1,000名でも拡大でき、
当初の想いや文化を薄めずに、多くの付加価値を提供できるからです。

起業家が沢山集まるライブラボグループを創り、
想いを共有しながら各事業会社は
各々のビジョンやミッション、風土で働く、
そんな起業家集団を創りたいと考えています。

私自身、ライブラボを創業して痛感しましたが、
「0→1」を創るのは大変なことです。

しかし、ライブラボにて培ってきた
人脈や人材、資金力を有効活用すれば、
ソーシャルビジネス、社会起業家が直面する
「想いを実現するための経営資源を獲得する」という課題は、
スピーディーに解消でき、事業を軌道に乗せるまでの赤字期間は非常に短くできます。

不動産業でありがちな規模だけを追求するのではなく、
一つひとつの事業規模は小さいかもしれないがお互いの想いや夢の実現のために、
事業アイディア、マーケティング、営業ノウハウ、
人脈、ファイナンス、人材、採用…様々な面で協力し合う、
そんな会社を創りたいと考えています。