毎日スーツを着て出社して、上司の顔色を気にしながら言いたいことも言えず、
「組織なんだから仕方ない」なんてボヤきながら目の前の仕事をこなす。
そんな未来、誰だって望んではいないはず。
けれど、今の日本で“会社員になる”というのは、
少なからずそういうことなのかも知れません。

だから私は、5年前にこのピースリーを起業したのです。
キーワードは、「会社っぽくない会社」。
ルールだらけの組織から脱却し、一人ひとりが自分らしく、
やりたいことに熱中できるような
“個性追及集団”をつくろうと決めました。

社員みんなの意見を聞いて、一つひとつの願いを叶えられる場所にする。
その目標は、この5年間でしっかりとカタチになってきたと思います。

一番の特徴は、周りに合わせなくてもいいことですね。
自分がいいと思うならば、自分を信じてやってみればいい。
誰もそれを咎める人はいません。

さらに言えば、本人がしっかりと結果を出せるように力を尽くすことが、
私たち経営陣の役割。
最初から応援してもらえることが分かっているので、
社員からはどんどん前向きな意見が飛び出します。
「自由な環境は、人の自主性を育てる」のだと、最近つくづく感じています。

社員がよく口にするのが、「ウチの会社は部活動やサークルみたい」という言葉。
同じやるなら楽しもう！という風土がすでに根付いているので、
とにかくみんな陽気で明るい。入社当初は控えめだったメンバーも、
この雰囲気の中で自分の考えを発信できるようになり、
いつの間にかポジティブ思考になっている。そんな会社です。

会社という枠に自分をはめるのではなく、会社を利用して自分自身を磨きたい。
そんな“コミットできる方”と出会い
もっともっと面白いことを仕掛けていきたいと思っています。