INTRODUCT
今回は上場企業の子会社という安定基盤とベンチャー風土を併せ持ち、昨対比150%以上拡大成長している株式会社アイデンティティーの今野社長に「起業の秘訣」というテーマでお話を伺いました。
株式会社アイデンティティーは2008年の設立から「IT人材」に特化したサービスを展開するHRベンチャーで、これまでに従業員から8名の起業家を輩出してきたという起業風土を持っています。
今回のインタビューではそんなアイデンティティーの「教育環境や今後の展望」について語っていただきます!
▼株式会社アイデンティティー様の掲載情報はこちら
目次
- 1.アイデンティティーってどんなビジネス展開をしている企業?
- - 1.1 1社目で決めていた!?起業することへの決意とは
- 2.8名の起業家を輩出してきたベンチャー企業の教育環境とは
- - 2.1 まずは教育の土壌を作るということ
- - 2.2 ベンチャー企業で良い人材を育てる仕組み
- - 2.3 ベンチャー企業で人に依存しない大切さ
- - 2.4 起業家になるための条件とは
- 3.ベンチャー企業で進むことへの今後のビジョン
- - 3.1 起業してから変わらない信念
- 4.会社を成長させていくために、起業を考えている人のために、新卒メンバーに求めていること
- 5.これから就活をする学生へのメッセージ
- 6.まとめ
1.アイデンティティーってどんなビジネス展開をしている企業?
1.1 1社目で決めていた!?起業することへの決意とは
平塚
今日は「8人の起業家を輩出した、IT企業の社長に成功の秘訣を聞いてみた」ということで、株式会社アイデンティティーの今野社長にお越しいただきました!
よろしくお願いします!
就活生がたくさん見るチャンネルになりますので、まずは自己紹介お願いします!
よろしくお願いします!
就活生がたくさん見るチャンネルになりますので、まずは自己紹介お願いします!
今野
株式会社アイデンティティー代表取締役社長 今野力と申します。
私の経歴をご紹介しますと、初めて入社した会社が外資系の会社で、プログラマー、今でいうエンジニアとして8年勤めました。その当時から、自分は起業したいと考えておりました。
私の経歴をご紹介しますと、初めて入社した会社が外資系の会社で、プログラマー、今でいうエンジニアとして8年勤めました。その当時から、自分は起業したいと考えておりました。
平塚
入社した時から起業を考えていたんですね!?
今野
そうですね。1社目で8年勤めたのち、私の中で失敗の確率を下げることを重要視するようになりました。
今後、起業をすると考えたとき、私自身プログラミングの能力しか持っておらず、営業や人事、財務などいわゆる管理部門の知識は全くありませんでした。
そのため、当時20名ほどのベンチャーに入社し、ソリューション営業という形で、お客様から開発物を受託して、開発をして納めるということを、約4年ぐらいやらせていただきました。
そこの会社では、入社して半年弱で部長、さらに半年弱で事業部長、またさらに半年弱で取締役になるなど、ぽんぽんと役職を頂きました。
そのうえIPOを目指していた会社なのでIPOも学ばせて頂きました。
今後、起業をすると考えたとき、私自身プログラミングの能力しか持っておらず、営業や人事、財務などいわゆる管理部門の知識は全くありませんでした。
そのため、当時20名ほどのベンチャーに入社し、ソリューション営業という形で、お客様から開発物を受託して、開発をして納めるということを、約4年ぐらいやらせていただきました。
そこの会社では、入社して半年弱で部長、さらに半年弱で事業部長、またさらに半年弱で取締役になるなど、ぽんぽんと役職を頂きました。
そのうえIPOを目指していた会社なのでIPOも学ばせて頂きました。
平塚
へぇー!1社目で足りない部分の知識を、2社目で学んだのですね!
それに2社目に入社してから役職を獲得したのも凄い!
それに2社目に入社してから役職を獲得したのも凄い!
今野
のちに2008年に株式会社アイデンティティーを設立しました。
株式会社アイデンティティーでは経営者ですが、ベンチャーなので営業も管理もやります。
今14年目の会社になります。
株式会社アイデンティティーでは経営者ですが、ベンチャーなので営業も管理もやります。
今14年目の会社になります。
平塚
ありがとうございます!気になることだらけですね!
最初外資系のエンジニアとして就職されて、その時にはもう起業をすると決められていたんですよね?
最初外資系のエンジニアとして就職されて、その時にはもう起業をすると決められていたんですよね?
今野
そうですね、入社して1・2年目ぐらいからは考えていました。
平塚
なるほど!
そこで経験を積まれた後に、起業するためには営業も経験しなくてはいけないという思考からの、キャリアチェンジなんですね?
そこで経験を積まれた後に、起業するためには営業も経験しなくてはいけないという思考からの、キャリアチェンジなんですね?
今野
当時、プログラミングはそこそこできたかなというところだったので、今後販売をしていかなくてはならないと考えました。
なので、自分も営業を経験しておいたほうがいいなと考え、2社目は基本営業をする会社を選択しました。
なので、自分も営業を経験しておいたほうがいいなと考え、2社目は基本営業をする会社を選択しました。
平塚
一番最初に起業しようと考えたキッカケってどんなところからでしたか?
今野
CheerCareerさんにも書いたんですけれども、学生時代からアルバイトを結構ゴリゴリやっていて、そうすると店舗を任されたり、身内の中でもリーダーになったりするケースが多かったです。
それまで、人から結構任されたりするケースが多かったので、自分自身も1社目に入社した際、おぼろ気ではあるんですけど、自分でも会社を作ってみたいと考えたのが経緯ですかね。
それまで、人から結構任されたりするケースが多かったので、自分自身も1社目に入社した際、おぼろ気ではあるんですけど、自分でも会社を作ってみたいと考えたのが経緯ですかね。
平塚
なるほど。
2社目に転職する際は、それこそ輝かしい経歴で昇進されていくじゃないですか。
その時にも、起業するということをその会社にも伝えていたんですか?
起業するために力をつけるんですみたいな形で。
2社目に転職する際は、それこそ輝かしい経歴で昇進されていくじゃないですか。
その時にも、起業するということをその会社にも伝えていたんですか?
起業するために力をつけるんですみたいな形で。
今野
そうですね、2社目ではもう1年で退職して起業するというのを約束して入ったんですけど、幸い役職をぽんぽんと頂き…
当然、仕事も楽しかったこともあり、結局4年弱ほど勤めました(笑)
当然、仕事も楽しかったこともあり、結局4年弱ほど勤めました(笑)
平塚
役職をぽんぽんもらうって、凄いですね!
これは、後半で自分がどういう人材になれるのか、会社から重宝される人材になれるのかという部分は、就活生や、若手層も気になるところではないかなと思います!
きっと、そういう部分のDNAや働くことへの姿勢だったりが、アイデンティティーさんには出来上がっていて、何人もの起業家さんを輩出していっていることなんじゃないのかなって。
そのあたりも詳しくこの後伺えたらなと思います!
これは、後半で自分がどういう人材になれるのか、会社から重宝される人材になれるのかという部分は、就活生や、若手層も気になるところではないかなと思います!
きっと、そういう部分のDNAや働くことへの姿勢だったりが、アイデンティティーさんには出来上がっていて、何人もの起業家さんを輩出していっていることなんじゃないのかなって。
そのあたりも詳しくこの後伺えたらなと思います!
2.8名の起業家を輩出してきたベンチャー企業の教育環境とは
2.1 まずは教育の土壌を作るということ
平塚
現在、アイデンティティーさんがやられているビジネスもご紹介していただけますか?
今野
シンプルに言うとエンジニアを欲している企業さんに対して、エンジニアを支援するというビジネスをやっています。
少しわかりづらいところなんですけど、派遣や紹介という形ではなく、業務委託という契約で支援しています。
少しわかりづらいところなんですけど、派遣や紹介という形ではなく、業務委託という契約で支援しています。
平塚
わかりやすく学生に説明すると、どういうことですかね?
今野
派遣をイメージしていただいて、契約内容が業務委託ですよ、と説明してますね。
平塚
実際にベンチャー企業の中で長くビジネスを続けているじゃないですか。
その中でITベンチャーが成功する秘訣だったり、競合他社さんとの差別化ポイントがあれば教えていただけますでしょうか?
何か他社さんとの違いだったり、ここが違うよというポイントってどんなところですか?
その中でITベンチャーが成功する秘訣だったり、競合他社さんとの差別化ポイントがあれば教えていただけますでしょうか?
何か他社さんとの違いだったり、ここが違うよというポイントってどんなところですか?
今野
大きく2つですかね。
一つ目は、サービスとしては他社さんとの違いはそんなにないのですが、他にはないようなサービスを実装する。
具体例でいうと、我々はフリーランスの方を企業へ紹介します。
その時、フリーランスの方って社会保障がないんですよね。
そういった方に、社会保障を担保できるようなサービスを無料で提供すること。
もう一つは、CheerCareerさんから紹介してもらった新卒の方たちに、活躍できるフィールドを教育・提供して一緒に成長していくこと。
この大きく2つかなと思っています。
一つ目は、サービスとしては他社さんとの違いはそんなにないのですが、他にはないようなサービスを実装する。
具体例でいうと、我々はフリーランスの方を企業へ紹介します。
その時、フリーランスの方って社会保障がないんですよね。
そういった方に、社会保障を担保できるようなサービスを無料で提供すること。
もう一つは、CheerCareerさんから紹介してもらった新卒の方たちに、活躍できるフィールドを教育・提供して一緒に成長していくこと。
この大きく2つかなと思っています。
平塚
なるほど。
新卒は入社したあと、しっかり活躍する土壌ががあることが、秘訣になるんですね。
新卒は入社したあと、しっかり活躍する土壌ががあることが、秘訣になるんですね。
今野
正直にいうと、7・8年前まではそうだったかというと、そうではなかったです。
しかし、近年組織も細分化して、かつ研修制度もしっかりしたことにより成果が上がりやすい状態にはなっているのかなとは思います。
加えて、皆さん感じていると思いますが、テクノロジー業界ってどんどん伸びているじゃないですか。
テクノロジー業界が伸びている=ロボットなどが開発できているというわけではないので、エンジニアが凄く必要とされ、ニーズがどんどん高まっている状態なんですよ。
なので、僕らのビジネスの勝ち筋は、いかに良い人材を調達、獲得できるかがポイントになるかなと思います。
そのために、ポイントの一つ目の競合他社との差別化で、フリーランスにとって安心安全に働ける社会保障を提供する、というのがあります。
しかし、近年組織も細分化して、かつ研修制度もしっかりしたことにより成果が上がりやすい状態にはなっているのかなとは思います。
加えて、皆さん感じていると思いますが、テクノロジー業界ってどんどん伸びているじゃないですか。
テクノロジー業界が伸びている=ロボットなどが開発できているというわけではないので、エンジニアが凄く必要とされ、ニーズがどんどん高まっている状態なんですよ。
なので、僕らのビジネスの勝ち筋は、いかに良い人材を調達、獲得できるかがポイントになるかなと思います。
そのために、ポイントの一つ目の競合他社との差別化で、フリーランスにとって安心安全に働ける社会保障を提供する、というのがあります。
平塚
他の会社さんが真似しようにも、すぐに取り組めないことではありますよね。
きっと、また新しいやり方とかもありますし。
それと、教育の仕組みをつくることや、研修指導を務めるって、なかなか時間がかかることですよね。
積み重ねてこないと。
きっと、また新しいやり方とかもありますし。
それと、教育の仕組みをつくることや、研修指導を務めるって、なかなか時間がかかることですよね。
積み重ねてこないと。
今野
我々も、完璧な状態かと言われると、そうではないなと思っています。
会社の成長=メンバーの成長というのが僕は健全かなと思っていまして、その中で、この一年間会社をどのように成長させていかなくてはいけないか=メンバーがどう成長しなくてはいけないか、そのためにはどのような研修制度を実装しなくてはいけないか、それを逆算して考えている形ですね。
会社の成長=メンバーの成長というのが僕は健全かなと思っていまして、その中で、この一年間会社をどのように成長させていかなくてはいけないか=メンバーがどう成長しなくてはいけないか、そのためにはどのような研修制度を実装しなくてはいけないか、それを逆算して考えている形ですね。
2.2 ベンチャー企業で良い人材を育てる仕組み
平塚
実際に25歳で役員の役職をしていたり、24歳の新卒二年目でマネージャーになっていたりする人がいるそうですが、起業されている方もすでに8人いらっしゃるんですよね?
今野
そうですね。
平塚
今まで経験で例えばこういう研修やってますとか、こういう育成の仕組みがあるよとかってちょっとだけ教えてくださいますか?
今野
今力を入れているのが、ある一定のデジタル知識(プログラミング)を教えることですかね。
プログラミング思考という言葉があるんですけど、プログラミングの知識がなくてもその思考性を持っていることによって合理的な仕組みを自分の中で作れるので、そういったところに近年力を入れています。
加えて、セールスや営業系の方に関しては、デジタルマーケティングなど今後必要になってくるであろう知識がセットになってくるので、研修や教育に力を入れています。
プログラミング思考という言葉があるんですけど、プログラミングの知識がなくてもその思考性を持っていることによって合理的な仕組みを自分の中で作れるので、そういったところに近年力を入れています。
加えて、セールスや営業系の方に関しては、デジタルマーケティングなど今後必要になってくるであろう知識がセットになってくるので、研修や教育に力を入れています。
平塚
やっぱり社員さんも研修制度で階段を上っていくというか、しっかり環境が整っていると、成長の角度など違ってきますか?
スピードとか。
スピードとか。
今野
研修がすべてではないとは思います。
しかし、それをきっかけとして、自分の今置かれている状況を再認識できる。
そして研修で得たスキルだったり、現場で学んだことをフィードバックして、スパイラルのように成長していけているのではないかなと思います。
しかし、それをきっかけとして、自分の今置かれている状況を再認識できる。
そして研修で得たスキルだったり、現場で学んだことをフィードバックして、スパイラルのように成長していけているのではないかなと思います。
2.3 ベンチャー企業で、人に依存しない大切さ
平塚
珍しいと思うんですけど、起業をしようとする人がたくさんいる中で、起業したい人大歓迎だよ!と打ち出している形なんですよね?
今野
起業したい人大歓迎!とは新卒の受け入れをし始めてから、ずっと言っていますね。
というのも、あるあるだと思うんですけど、起業してる会社さんや社長さんが「起業するの?」って突っ込むのはおかしいと思うんですよね。
あなたも起業してるじゃないですかと。
私も当然起業していますが、男女関係なく、起業したほうがいいんじゃないかと思ってます。
リスクもありますが、チャレンジして自分の裁量でできる範囲のことを取り組まれた方がいいのではないかと思います。
加えて、今は1社目で継続的に定年まで働くというのではないです。
1つの出口戦略として、起業するということは、自分の人生にもたくさん影響を与えると思うので、僕は起業したほうがいいのではないかと感じます。
というのも、あるあるだと思うんですけど、起業してる会社さんや社長さんが「起業するの?」って突っ込むのはおかしいと思うんですよね。
あなたも起業してるじゃないですかと。
私も当然起業していますが、男女関係なく、起業したほうがいいんじゃないかと思ってます。
リスクもありますが、チャレンジして自分の裁量でできる範囲のことを取り組まれた方がいいのではないかと思います。
加えて、今は1社目で継続的に定年まで働くというのではないです。
1つの出口戦略として、起業するということは、自分の人生にもたくさん影響を与えると思うので、僕は起業したほうがいいのではないかと感じます。
平塚
とはいえ、育てた人がどんどん外に出て行ってしまうのは怖い!
という企業さんも多くいらっしゃるかなと感じるんですけど、それが実現できる環境の秘密、懐の広さって何が違うんですかね。
という企業さんも多くいらっしゃるかなと感じるんですけど、それが実現できる環境の秘密、懐の広さって何が違うんですかね。
今野
一言でいうと仕組みですかね。
人に依存しない仕組みを作ること。
当時人が数人しかいなかったとき、属人化していた部分があって、いなくなった時に若干業績が落ちることもありました。
でも近年は仕組化、属人化しない仕組みを作って、誰が抜けても大丈夫なようにすることが企業として必要だと思います。
そうすると、結構誤解されがちなのが「じゃあ誰でもいいんだね」って思われるんですよ。
学生さんからもよくこの質問をされます。
そうではなくて、仕組化されたところはマストでやって、余った時間には、自己投資や将来の自分の夢に繋がるようなスキルアップに時間を使う。
それが会社からフィードバックされて新規事業が生まれたりとか、新しいゴールが生まれる環境を作りたいんです。
会社としては、属人化しないように、誰が抜けてもいいようにする。
話の冒頭に移ると、起業をしたい人はパッションがある人間が多いので、それに対して仕組みを実装すると、より良い循環性が生まれます。
それによって、今の我が社があるのかなと思います。
人に依存しない仕組みを作ること。
当時人が数人しかいなかったとき、属人化していた部分があって、いなくなった時に若干業績が落ちることもありました。
でも近年は仕組化、属人化しない仕組みを作って、誰が抜けても大丈夫なようにすることが企業として必要だと思います。
そうすると、結構誤解されがちなのが「じゃあ誰でもいいんだね」って思われるんですよ。
学生さんからもよくこの質問をされます。
そうではなくて、仕組化されたところはマストでやって、余った時間には、自己投資や将来の自分の夢に繋がるようなスキルアップに時間を使う。
それが会社からフィードバックされて新規事業が生まれたりとか、新しいゴールが生まれる環境を作りたいんです。
会社としては、属人化しないように、誰が抜けてもいいようにする。
話の冒頭に移ると、起業をしたい人はパッションがある人間が多いので、それに対して仕組みを実装すると、より良い循環性が生まれます。
それによって、今の我が社があるのかなと思います。
平塚
なかなか属人化が抜けられない、課題になっているという企業さんも多い中で、それができているというのは、凄い仕組みだなと思います。
実際にいろんな人が入社してくる中で、ほとんどの人が起業家思考の人たちなんですか?
実際にいろんな人が入社してくる中で、ほとんどの人が起業家思考の人たちなんですか?
今野
そんなこともないですよ。
例えば今年の4月に入ってくる子が14人ぐらいいるんですけど、起業家思考だったのはおそらく5・6人だったのではないかなと思います。
会社名であるアイデンティティーは「一人一人がブランドであってほしい」というのがネーミングの背景なんですが、色んな考え方や価値観がある学生さんであればいいのではないかと思います。
例えば今年の4月に入ってくる子が14人ぐらいいるんですけど、起業家思考だったのはおそらく5・6人だったのではないかなと思います。
会社名であるアイデンティティーは「一人一人がブランドであってほしい」というのがネーミングの背景なんですが、色んな考え方や価値観がある学生さんであればいいのではないかと思います。
2.4 起業家になるための条件とは
平塚
アイデンティティーさんが求める人物像も詳しく教えてください。
あと、ずばり起業家に向いている人材の特徴や共通項はありますか?
あと、ずばり起業家に向いている人材の特徴や共通項はありますか?
今野
色んな切り口があるかと思いますが、コツコツ地道に継続できるかどうかが大きいんじゃないですかね。
愚直にやれるか。
逆に平塚さんはどうおもいますか?
愚直にやれるか。
逆に平塚さんはどうおもいますか?
平塚
そうですね、我々の会社にはクレドが33個ありまして、、、
他の会社さんが掲げているかっこいいものではないんですよ。
たとえば「挨拶は自分から」とか幼稚園で学ぶかのような言葉なんですよ。
そこの観点からいうと、当たり前のことを当たり前のようにどれだけできるかはすごく大切だよねって、社内でも話しますね。
他の会社さんが掲げているかっこいいものではないんですよ。
たとえば「挨拶は自分から」とか幼稚園で学ぶかのような言葉なんですよ。
そこの観点からいうと、当たり前のことを当たり前のようにどれだけできるかはすごく大切だよねって、社内でも話しますね。
今野
それは重要ですね。
我が社も評価制度で挨拶と感謝は毎月評価されます。
これは人の原理、原則ですよね。
我が社も評価制度で挨拶と感謝は毎月評価されます。
これは人の原理、原則ですよね。
平塚
起業家って、イメージでかっこいいとか思われがちじゃないですか。
それこそITベンチャーなんか、一部の社長さんのイメージが一人歩きして過大評価されて。
なんかフェラーリ乗ってるだとか(笑)
でも、どんな人でも見えないところで地味な努力を重ねているじゃないですか。
そこの部分をなかなかフォーカスされないことが多いので、起業するということは何かに対してとことんやる人だと思います。
そういう人たちに、どんどん仲間が増えていってるのは、採用する側も感じるので、決めたことを何が何でもやり抜く人は強いなと思います。
それこそITベンチャーなんか、一部の社長さんのイメージが一人歩きして過大評価されて。
なんかフェラーリ乗ってるだとか(笑)
でも、どんな人でも見えないところで地味な努力を重ねているじゃないですか。
そこの部分をなかなかフォーカスされないことが多いので、起業するということは何かに対してとことんやる人だと思います。
そういう人たちに、どんどん仲間が増えていってるのは、採用する側も感じるので、決めたことを何が何でもやり抜く人は強いなと思います。
今野
私もそう思います。
社会活動をしている人間として、企業を選んだのであれば、社会に対してどう提案して貢献できるか。
それをどうやり抜くのか。
我々も、エンジニアさんをどう企業に提案するかは、あくまで手段だと思うので、根冠はその手段を通して、どう社会貢献をするかだと思います。
社会活動をしている人間として、企業を選んだのであれば、社会に対してどう提案して貢献できるか。
それをどうやり抜くのか。
我々も、エンジニアさんをどう企業に提案するかは、あくまで手段だと思うので、根冠はその手段を通して、どう社会貢献をするかだと思います。
平塚
わかります!
同じ思想を持っている会社同士だと、親近感もわきますよね。
同じ思想を持っている会社同士だと、親近感もわきますよね。
今野
自分がやられて嬉しいことは他の人も同じだと思うので、それをどう対応していくかですよね。
色んな煩悩やできないケースもあると思うので、そういう時どう自分の思考をフラットにして対応するかが大切ですね。
色んな煩悩やできないケースもあると思うので、そういう時どう自分の思考をフラットにして対応するかが大切ですね。
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3.ベンチャー企業で進むことへの今後のビジョン
3.1 起業してから変わらない信念
平塚
会社経営して14年、それも2008年って景気が低迷しているときですよね。
今野
はい、底辺からのスタートでした。
もう売り上げを作っていくしかないので、逆に厳しいなとか感じることもなかったですね。
多分、最初に起業をしようとしている社長さんって ワクワクのほうが強いと思うので、 しんどさとかは気にしませんでした。
もう売り上げを作っていくしかないので、逆に厳しいなとか感じることもなかったですね。
多分、最初に起業をしようとしている社長さんって ワクワクのほうが強いと思うので、 しんどさとかは気にしませんでした。
平塚
アイデンティティーさんが求める人物像として、
こういう新卒が入ってきてほしいとかありますか?
今野
これも一貫して変わってないんですけど、
6つのワードがあって
「やる気」「本気」「元気」「純粋」「素直」「謙虚」
この6つを持ち合わせていること。
加えて、我が社のミッションビジョンバリューでもある 「世界のテクノロジストと未来を創造し社会貢献する」 ここに共感性がある人間。
この思考を持っている人間であれば、 我々のフィールドで成長できるのではないかと思います。
なので、まず初めの6つをディスカッションで見させてもらい、 入社していただく形ですね。
加えて、我が社のミッションビジョンバリューでもある 「世界のテクノロジストと未来を創造し社会貢献する」 ここに共感性がある人間。
この思考を持っている人間であれば、 我々のフィールドで成長できるのではないかと思います。
なので、まず初めの6つをディスカッションで見させてもらい、 入社していただく形ですね。
平塚
今までの話を聞いて
この循環の流れを作るまで、どれだけ大変だったのだろうと
色々想像してしまいます。
4.会社を成長させていくために、起業を考えている人のために、新卒メンバーに求めていること
平塚
今おっしゃっていた6つの共通項の中で、
実際に新卒の方がアイデンティティーさんに入社したいですとか、
志望動機だったりとかを話したときに
どんな人材が惹かれる傾向にありますか?
今野
傾向でいうと、当社に限らずだとは思うんですけど、
成長したいと思う人が非常に多いのではないかなと思います。
加えて近年でいうとSDGsのような 社会貢献性を考えてエントリーしてくる人が多いかなと見受けられます。
加えて近年でいうとSDGsのような 社会貢献性を考えてエントリーしてくる人が多いかなと見受けられます。
平塚
そうなると、毎年多くの新卒が入社してくるじゃないですか。
そんな新卒の人たちと、アイデンティティーさんで 3年後、5年後と見越した部分でのビジョンや こういうところを実現していくよっていう方向性などはありますか?
そんな新卒の人たちと、アイデンティティーさんで 3年後、5年後と見越した部分でのビジョンや こういうところを実現していくよっていう方向性などはありますか?
今野
数字面でいうと、1つ目は5年以内に100億は達成していきたい。
2つ目は我々はデジタルハーツホールディングスという 一部上場企業のグループ会社の一社なんですけど、 今売り上げが2番目なんですね。
なので5年以内に1位になっていきたいなと思ってます。
3つ目は我々の業界はSES業界というんですけど、そこの中の平均年収を1位にしていきたい。
あとは定性的なものでいうと、 一人一人が夢を持っていると思うんですよね。
その夢を実現できるような、支援できるような会社にどんどんなっていきたいなと考えています。
2つ目は我々はデジタルハーツホールディングスという 一部上場企業のグループ会社の一社なんですけど、 今売り上げが2番目なんですね。
なので5年以内に1位になっていきたいなと思ってます。
3つ目は我々の業界はSES業界というんですけど、そこの中の平均年収を1位にしていきたい。
あとは定性的なものでいうと、 一人一人が夢を持っていると思うんですよね。
その夢を実現できるような、支援できるような会社にどんどんなっていきたいなと考えています。
平塚
初めから一貫して
会社名にもあるとおり「アイデンティティー」をもって
一人一人の個性だったりとか、
目標や会社の方向性が一致しているかが深ければ深いほど、
入社した皆さんが幸せになっていくのだなと
想像しながら、お話を伺ってました。
5.これから就活をする学生に向けてのメッセージ
平塚
学生に伝えたいことはありますか?
今野
そうですね、学生さんの中には、
「就活がめんどくさい」や
「就活は消化試合」みたいな方もいると思います。
ただ僕は、 ファーストキャリアってすごく重要で、そこで社会人としての人格形成だったり、生涯年収も変わっていったりするのではないかなと思っているんですよね。
なので、学生さんは3月31日までは、 自分の進路を決める大きなチャンスです。
世の中に420万社あってその中で新卒を募集している会社が10%である42万社、 今はオンラインの時代なのでいくらでもアクセスできます。
ベンチャーであれば社長さんの声、人事の声をたくさん聞いて、 本当に自分がこの会社にコミットして働けるか、 夢を追いかけられるかを たくさんたくさん接点をもって言ったほうがいいのではないかなと思います。
これから活躍する学生さん=社会貢献することだと思うので、一番最初の会社は重要であると思います。
ただ僕は、 ファーストキャリアってすごく重要で、そこで社会人としての人格形成だったり、生涯年収も変わっていったりするのではないかなと思っているんですよね。
なので、学生さんは3月31日までは、 自分の進路を決める大きなチャンスです。
世の中に420万社あってその中で新卒を募集している会社が10%である42万社、 今はオンラインの時代なのでいくらでもアクセスできます。
ベンチャーであれば社長さんの声、人事の声をたくさん聞いて、 本当に自分がこの会社にコミットして働けるか、 夢を追いかけられるかを たくさんたくさん接点をもって言ったほうがいいのではないかなと思います。
これから活躍する学生さん=社会貢献することだと思うので、一番最初の会社は重要であると思います。
平塚
アイデンティティーさんの説明会に行くとそんな深い話も聞けちゃうんですね。
今野
僕らの会社がすべてではないです。
色んな会社があって、 そこで色んなものを補いながら 社会を形成していくじゃないですか。
だから自分がここを落ちてしまったから 人生終わりではなくて、 多種多様な業種・業態があるので、 ある意味限られた就活時間を、消費ではなく創造していくという形で進めたほうが、 自分にとっての幸福度は上がっていくんじゃないかと思います。
色んな会社があって、 そこで色んなものを補いながら 社会を形成していくじゃないですか。
だから自分がここを落ちてしまったから 人生終わりではなくて、 多種多様な業種・業態があるので、 ある意味限られた就活時間を、消費ではなく創造していくという形で進めたほうが、 自分にとっての幸福度は上がっていくんじゃないかと思います。
平塚
視点一つ変えただけで
嫌な気持ちやネガティブな感情の就活が
一遍するんですね。
自分自身の人生がより豊かになるかどうかって、 自分の思考や捉え方次第になってきますよね。
自分自身の人生がより豊かになるかどうかって、 自分の思考や捉え方次第になってきますよね。
今野
そうですね。
自身が幸せになるということは、 周りも少なからず幸せにできているということではないかと。
それが社会、いわゆる会社を通してできるかなので、 より自分とフィット感のあるお見合いを、 3月31日までするということなんじゃないかなと思います。
自身が幸せになるということは、 周りも少なからず幸せにできているということではないかと。
それが社会、いわゆる会社を通してできるかなので、 より自分とフィット感のあるお見合いを、 3月31日までするということなんじゃないかなと思います。
平塚
今の話を伺って、
もちろん社員さんにもアイデンティティー、
一人一人の豊かさとかも考えていらっしゃるとは思うんですけど、
社員さんだけでなく関わった人にも体現する、実行するって
凄い一貫されてるなと感じました。
今野
社会活動をしていくうえで、
いかにステークホルダーを豊かにしていくかなんですよね。
会社は会社法でいうと株主のものと言いますけど、 株主のために還元性を作るために 従業員に活躍の場や幸せの場がないと、当然還元できないです。
お客さんなどの様々なステークホルダーを均一にするのは難しいですが、 「どれだけ幸福度を上げて幸せの輪を広げていくか」だと 私は思ってやってきてます。
会社は会社法でいうと株主のものと言いますけど、 株主のために還元性を作るために 従業員に活躍の場や幸せの場がないと、当然還元できないです。
お客さんなどの様々なステークホルダーを均一にするのは難しいですが、 「どれだけ幸福度を上げて幸せの輪を広げていくか」だと 私は思ってやってきてます。
平塚
そんな会社があるのであれば、ユーザーもどんどんノックして欲しいですね。
6.まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回は株式会社アイデンティティー 代表取締役の今野 力様に インタビューさせていただきました。
人に依存しない教育を掲げ、社会貢献できるような会社を作り上げた今野様の お話は、今後の人生を自分で選択していく学生さんにとっても 興味のある話ではないでしょうか。
そんな株式会社アイデンティティーさんは、 23卒・24卒向けの説明会を随時行っています!
ぜひ説明会に足を運んでみてください。
今回は株式会社アイデンティティー 代表取締役の今野 力様に インタビューさせていただきました。
人に依存しない教育を掲げ、社会貢献できるような会社を作り上げた今野様の お話は、今後の人生を自分で選択していく学生さんにとっても 興味のある話ではないでしょうか。
そんな株式会社アイデンティティーさんは、 23卒・24卒向けの説明会を随時行っています!
ぜひ説明会に足を運んでみてください。
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