法政大学 キャリアデザイン学部 島藤 彩香
大学時代について
大学時代の多くはアルバイトに費やしました。
元々「これをやりたい」というものが無かった中で、幅広く人生を見つめることと大学の学びが交わりやすいキャリアデザイン学部という学部に惹かれて法政大学を選んだため、大学時代もとにかく社会を知れるかということに焦点を充てていました。
幅広く人生を見つめたい、という想いを持ちながら一方で「中途半端」なことはあまりしたくなく、サークル活動でも特にやりたいものが無かったので、新歓にも参加せずに自分の大学生活の軸である「社会を知る」にあたるアルバイトに時間を割くことに決めました。
バイトは塾の事務、塾講師、高級中華料理店と掛け持ちをして、それぞれの中で「どうやって成果を出していくのか」ということを考えていました。
自分の中で「これを頑張る」と決めたらそれ以外の情報があまり入ってこなくなる一方で、集中したらしばらく抜けなくなるほどに取り組めるというのが自分の武器だと思っているので、アルバイトの中でも日々そういった視点で学びを深め、同時に大学でも「組織」や「キャリア論」などを学びながら自身の中での納得するキャリアとは何かについて考えることの多い大学生活でした。
就活スケジュール
1. 去年(2019年)の夏にインターンシップに6社参加。
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2. 12月に外資系企業の本選考を受ける。
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3. 2〜3月は自己分析や業界研究と併行してエージェント経由で企業紹介を進める。
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4. 3月は選考停滞が生じながらも現状8社の選考を進めている。
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5. 5月内定を数社もらい、その中で内定承諾。
就活の軸
就職活動の軸は「ITサービスであること」「営業職であること」「素晴らしい成長環境があること」の3つで行っていました。
ただ、実を言うと元々父の勤めていた外資系企業一本で就職活動を始め、他の企業のことは全く見ていなかったため、その企業の選考に落ちてから改めて見つめなおした、というのが本音です。
大学時代長い時間かけてキャリアのことを考えた末、結局自分にとっての憧れの社会人の姿は父にあり、そんな父が楽しそうに働いていた企業に憧れを抱きました。
結果として選考に通過出来なかったものの、その企業の研究を熱心に行ったことでクラウドサービスやSaaS、Techサービスなどに関心を持つようになり、そこからさらに若いうちからユーザーの近くからサービス開発の現場まで幅広く携わることの出来るITベンチャーに興味を持ちました。
さらに、自分の中での憧れの像である父が営業職だったこともあり、自分も営業職としてキャリアをスタートさせたいと思い、職種も絞りました。
また、若いうちから成長環境があるという点も、自分がいかに早くプロフェッショナルに到達出来るのかという理由から大切にしています。
最終的に自分の納得出来る素晴らしい企業に出会えたので内定承諾しています。
就活開始時は憧れから何となくで見始めたIT業界でしたが、コロナの影響もあり急激な進化が求められ、注目される業界に加われると思うと今からとても楽しみです。
将来どうなりたいか
「ずっと表舞台にいること」
父の働き方に憧れを持つ一方で、エステティシャンとして現役の母のことも尊敬しています。
両親が共に、常に自分のやりたい仕事で楽しそうにしている姿を見てきたため、自然と自分もそうなりたいと思いますし、そのためには常にやりたいことを選択すること、そして選択できるだけの実力があることの2つが大切だと考えています。
若いうちは仕事に集中し、その中で自分にとって最善の仕事とはということを常に問い続けていきたいですし、常に信頼され続けるような期待を超える成果というものを自分に掲げていきたいです。
就職活動を通じても、世の中にはこんなに素晴らしい会社がたくさんあるんだということに、とても嬉しくなりましたし、そういった多くの企業に対して貢献していけるように、ITの力を通じて、多くのソリューションを提案出来るようになります。
今の段階で一生の仕事が何か、なんて分からないですし、けどそれは常に今の自分以上の自分になれるような努力と、やりたいことを探すことをやめないという探究心の先にあるものだと思っているので、これからも自分らしく歩みを止めません。
まずは営業職として多くのお客様に信頼されるように日々勉強し、同時に新卒だからこそ勇気を持ってお客様にも、社内の先輩たちにもたくさん教えをいただきたいと思っています。
これから何が待っているかわからない、そんな将来にずっとワクワクしていたいですね。