新潟医療福祉大学 健康科学部 笹川 翼
大学時代について
野球部のチーフマネージャーを務めていました。
試合の調整や寮の食事の管理、ドラフトでプロに選ばれる選手もいたため、メディア対応など、様々な仕事をこなしてきました。
その中でも特に面白かったのが、公式Twitterの運用です。
新潟県において認知の低い大学野球というコンテンツをどう広めていくか試行錯誤し、結果として観客動員数を2倍にまで伸ばすことに成功しました。
本来ならば、選手として入学しチームに貢献したかったのですが、入学前のキャンプで足の持病が再発し、選手としての復帰が困難な中で、首脳陣に主務を打診していただき、自分が大好きなチームに貢献できる居場所を与えていただけたのは感謝してもしきれません。
小中高とキャプテンを務め、大学でもチーフマネージャーと人前で喋る機会を多くいただけたこと、そんな自分の野球をやりたいという想いに対して応援し続けてくれた両親、そんな中で自分の責任感を育み、周りからクソ真面目と言われながらも信頼関係を築き、青春を送れたという意味で大学時代だけでなく、これまですべてが無くてはならない軌跡だったと想います。
また大学では、自分たちの代が野球部5期生として組織を創り上げる立場として、管理体制から練習まで日々考えながら生活したことは、その後ベンチャーを志望する大きなきっかけにもなりました。
就活スケジュール
1. 3年の11月からインターンに参加
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2. 1月から選考を受け始める
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3. 4月に自分のやりたいことを見直し全て辞退
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4. 軸をさらに絞り選考をやり直し
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5. 6月、志望企業から内定をもらい承諾
就活の軸
ベンチャーであること、動画マーケティングに関わる事業であることの2点を軸に就職活動を進めました。
現在所属の野球部が5期生だったことから、伝統やしがらみを気にすることなく、自分たちの考えてルールを考えたり変えたりしてきました。
その過程で議論を交わしながらみんなでいいチームを創ろうと前に進んだことが、仕事においても「創り上げる」中でやりたいと思えたきっかけでした。
そのため大学3年の夏にCheerCareerに登録し、まずは掲載されている全ての企業を調べました。
その中で掲載企業の共通点を考えたり、どのような業界が多く掲載されいるかなどを調べながら、自分の中での興味の軸が「マーケティング」にあることに気が付きました。
これには、大学野球公式Twitterの運用が背景にあり、マーケティングという技術によって、まだ見ぬ人に届ける仕事というものに魅力と深さを感じ、同時にその中でも特に「動画」というコンテンツの強さに将来性を感じたことから動画マーケティングの事業に絞りました。
そこからはプロフィールを作成し、スカウトをいただくたびに自分のどこが良くてスカウトをいただけたのかをスカウト文を読んで分析し、日々プロフィールのブラッシュアップを行っておりました。
身近なところからPDCAを回し成果を大きくする思考は必ず就職活動でも生きてくると考えたためです。
また、動画マーケティングの中でも全行程に関われるという軸を最後に持つことでよりその領域におけるスペシャリティというところにこだわって内定承諾をすることになりました。
振り返っても悔いのない就職活動だったと思います。
将来どうなりたいか
常に必要とされる存在でありたいと思っています。
やや抽象的な表現ですが、必要とされ、頼られるためには誰もが認めるスペシャリティと日常の中での誠実さが必要だと考えています。
また、頼られるということは「人から見られる」ということと同義だと思っています。
そのため、行動、言動にも責任が伴いますし、どれだけ人としての当たり前を日々クリア出来るか、妥協せずに物事をやり抜けるかが重要になってきます。
責任を背負うということは決して楽なことではなく、一方でだからこそ達成したときの喜びも計り知れません。
その範囲というのは、例えば個人として頼られるという範囲から、チーム、そして企業全体となったときに、責任の重さも大きくなっていきますが、そういった頼られる範囲を大きくしていくこと、その中でプロフェッショナルとしての仕事をしていくことが結果としてまた自分一個人の必要とされる総数は大きくなるのではないでしょうか。
そうして自分がプロフェッショナルとして大きな信頼を得るということをいずれは両親であったり地元であったり、自分を育ててくれた野球というものであったりに恩返しをしていきたいです。
それをやり遂げたとき、また大きな喜びが待っているのだと思います。