龍谷大学 法学部 荒井 純歌
大学時代について
大学時代は地域の吹奏楽団の演奏会のリーダーをやっていました。
元々は部活に入ることも考えていたのですが、自宅と大学が離れていたため、勉強・アルバイトとの両立をすることに自信がなく、それならばと勉強以外の拠点を地元に寄せてしまおうと楽団とアルバイトは地元のところに決めました。
元々祖父の影響で法律に関心があったため、勉強自体も楽しく、アルバイトも音楽も全て途中で変えたり辞めたりということもなく継続しています。
周りが色々なことに挑戦していることも尊敬しつつ、一度決めたら自分の納得いくところに届くまで続ける、というのが自分の武器かもしれません。
そういった地道な継続力というものが、ゼミのゼミ長であったり、演奏会のリーダーであったり、小さなコミュニティかもしれませんが信頼をいただけている理由だと思いますし、残りの大学生活を含めて全てやり切ったと言えるところまで到達したいですね。
就活スケジュール
1. 3回生の6月に合同説明会、インターン説明会に初参加。
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2. 多くのインターンを経て、自分がベンチャー志向と気づき改めて企業研究を行う。
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3. 3回生の9月から大学内の就活イベントに参加。
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4. 10月〜1月に開催されているイベントを通してさらにベンチャーに興味を持ち、声がかかっていた企業への選考を進める。
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5. 3月にCheerCareerに登録。スカウト企業と自己応募から選考に進み5月末現在最終選考2社。
就活の軸
何をやるかよりも誰とやるか、そのため業界よりも会社の想いに沿って事業や経営をされている企業を中心に選考を進めています。
元々就職活動を始めたときは、波に流されるように大規模の合説に参加していたのですが、どうしてもその時に就活生のほとんどが有名企業に殺到して、とにかく首を動かして頷く姿勢を見せるというある種統一された動きに違和感を持ってしまいました。
その後、インターンに参加していても会話の中身は「どんな有名企業のインターンに参加出来たか」というものが多く、ブランド品を持つかのように企業を選んでいくことが自分にとっての就職活動なのか悩んでいたことを覚えています。
ただ、そこから9月にベンチャー企業が中心の就活イベントに参加していく中で、参加している学生も、企業の方も、みんな「どんな風に働くか」ということをキラキラと語っていて、自分の中で有名な看板のところで働くことよりも、こんな未来を語れる人と働きたいと思うようになりました。
ただ、それがベンチャー企業に限ったものかどうかはもっと多くの企業を知らないといけないなと感じ、規模感には囚われず、「想い」や「人」の部分で自分が納得のいく企業と出会えたらいいなと考えています。
将来どうなりたいか
将来は日本の教育に対してポジティブな影響を与えていきたいです。
これは、就職活動を通じて多くの人が「何となく有名なところ」を選んでいくことは、教育課程の進路選択における「何となく良いとされているところ」を選んできたことに起因すると考えました。
そのため、小さな頃から自分のやりたいことは何だろう、やりたくないことは何だろう、進みたい道は何だろうと自分自身に向き合う時間や考え方を学んでいかなければ、今の社会の変化は見込めません。
キャリアの選択肢の中で、社会人経験を積んでから教師になることも持っており、現時点でも小学校教師の教職課程のプログラムを受けることも検討しています。
世間の言う「良い選択肢」というものは決して「正義」ではないよ。思ったことを行動に移して良いんだよ。ということを伝えられる人間になれるように、自分もたった一つの道を歩んでいきたいと思います。