大分大学 経済学部 藤本 隆史
大学時代について
出身が熊本県のため、大学生活は大分で1人暮らしをしています。
好奇心が強く、大学に入ってから様々なことに取り組んできました。
好奇心が強いと飽き性ではないか、と言われることがあるのですが僕の場合は継続力もあります。
例えば、好きなアーティストのLIVEに参加するため九州各県だけじゃなく、
全国各地まで遠征するのが趣味で、そのために居酒屋のアルバイトを続けており、
店長が厳しく、時には理不尽なことで起こられることもありましたが、目的を見失わずにコツコツ励むことができたのは良い経験だったなと思います。
また、アルバイト以外でも、大学の講義で面白そうだと思う授業は積極的に取りに行ってました。
学内の空きスペースを有効活用できるようなイベントを企画運営する授業や、中国に実際に赴きイノベーションについて各国の学生とディスカッションする授業、ボランティア活動で高校生と意見交換する授業など、フィールドワークに関わるものはほとんど参加しました。
その中で、例えばイベントの企画の講義では、実際にゼロベースから企画する楽しさだけでなく、仕事や作業を期日内に完結させるためには、自分だけでなくチーム全体で仕事をする、という意識を持つことの重要性に気付けました。
地方国公立ということもあり、大学での学びとアルバイトに偏ってしまってはいるのですが、その環境の中で最大限学び、楽しみことが出来ているので、これからの「与えられた環境」の中で力を発揮する土台を作ることが出来ました。
就活スケジュール
1. 大学2年の夏に、インターンシップの合同説明会に参加し、就活の雰囲気を肌で感じる。
▼
2. 大学3年6月のインターン解禁と共に再度インターン合同説明会に参加。
▼
3. 大学3年12月にかけて複数社のインターンに行く。
▼
4. 秋口から自己分析を始める。自己分析での気付きを活かして、
これまで人材業界だけを見ていたところから、IT業界まで幅を広げるようになった。
▼
5. 大学3年12月から選考を受け始める。現段階で1社から内定をもらう。
就活の軸
就活の軸としては、大きく二つあります。
まず一つが、風通しの良い社風かどうか、という点です。
この軸が定まった要因としては、先ほど話した、ボランティア活動をする授業での経験にあります。
ボランティアメンバー全員で今後の活動について話をする機会があったのですが、
その時どんな意見を言っても他のメンバーや教授は一切否定したりすることがなく、その経験を通じて、組織として動きながらこんなに活動しやすい環境を作ることが可能なんだと知り、自分の中での「良い職場」の軸になりました。
就職活動でも、1年目などの年次にとらわれることなく、全員の意見を貴重なものとして考えてくれるような組織に属したいと考えています。
もう一つの軸としては、手に職をつけられるかどうか、ということです。
僕は文系なのですが、業界研究を始めて見ると、システムエンジニアなどIT業界は、個人プレーよりも、チームで取り組む、などの協調性を求められるということを知りました。
自己分析をしていても、僕自身チームで何か取り組み人の役に立ちたいという思いがあり、IT業界を見るようになったんです。
また、好奇心が高じて、自分でjavaやRubyでコードを書いたことがあるのですが、それがとても楽しくて、文系でも関係なく「モノづくり」が出来るのだと感動しました。
自分の可能性と業界の可能性を信じて、今後自分で技術を磨けるようになりたいと考え、常に意見が闊達な環境で活躍していきたいですね。
将来どうなりたいか
まず社会人1年目は、「基礎の徹底」ということを大事にしていきます。
どんなことも基礎がしっかりしていないことには応用技術を身に付けることはできないはずなので、大きなことよりもまずは確実に社会人としての土俵にしっかりと上がれるようになりたいですね。
そのために、実直にやるべきことを一つずつ「できること」に変えれるようにしたいと思っています。
5年後、10年後には後輩をマネジメントするだけでなく、プロジェクト全体のディレクションを取れるような責任ある立場になりたいと考えていますし、ゆくゆくは会社の取締役となって経営という部分から会社を支えていきたいです。
現時点でIT業界を中心に見ているのは事実ですが、実はまだこれを成し遂げたいというような目標が定まっているわけではありません。
ただ、将来的に独立することにも関心があり、そうやって自分で自分の道を切り拓いていきたいとは思っていますが、まずは入社した会社でしっかり社会人として、エンジニアとして基本的なところから着実に力をつけていきたいと思います。