國學院大學 神道文化学部 林 佑多

卒業年度 2022卒
文系,セールス,エンジニア

大学時代について

現在は、二つのサークルを掛け持ちしつつ、飲食店でアルバイトをしています。

サークルの一つは、大学公認の投資研究会というもので、これからの時代、一つの専門的な技術だけでは生きていけないと考えていましたし、僕の学部はいわゆる実学でもなかったため選択しました。

活動としては、分析対象の企業を有価証券報告書やIR情報などから多角的に分析し、株主向けに情報を発信し株価の動きを見たりとかなり企業の仕組みに詳しくなれました。

また、各大学の研究会が集い、分析の報告をするIRプレゼン大会というものもあり、優勝をして新聞に取り上げられた経験もあります。

サークル内で役職を持っているわけではありませんが、客観的な判断が得意なので、メンバー間の意見の擦り合わせやプレゼン作成時アイデアが煮詰まった時は率先してメンバーを引っ張っていました。

そもそもなぜ國學院大學なのかと言うと、宗教学を学びたいという気持ちを捨てきれず、センター試験1週間前に、理系から文転して神道文化学部を選択しました。

宗教のことを学びたくて入った学部ですので、せっかくならこの学部ならではのサークルに入ってみたいと思い、雅楽のサークルに入り、今は代表を務めています。

代表になった理由は明確で、僕が入部する頃、部員が7名ほどで危機的状況で、どのようにしてサークルのメンバーを増やして行くか、というところが目下の課題でした。

そこで僕が中心となって、部員が多くいるサークルの人の集め方やSNSの運用について分析をして、自分のサークルに応用してみました。その結果、部員を6倍以上にまで増やすことが出来たため、その実績を買われてサークルの代表に選んでいただきました。

サークルの掛け持ちとアルバイト、学びたかった学問とで忙しくしていますが、いくつかを跨いでいるからこそ、それぞれで別の切り口で物事を見れるようになりました。

就活スケジュール

1. 大学1年生で、大学主催の業界分析セミナーに参加。

2. 大学2年生で、各業界1社ずつ1Dayインターンに参加。独学でプログラミングを学習。

3. 大学3年生現在、自己分析を始めつつ、IT業界含め20社ほどのインターンにエントリー。
▼(以下、予定)
4. 大学3年生の冬、年内までに就活を終わらせたい。

就活の軸

現在大学3年生で自己分析をしている段階なので、完全に言語化出来ているわけではないですが、「本当に社会のために貢献できることに取り組みたい」という思いはあります。

加えて僕たちの世代は、IT化が進む中で社会が変わっていくのを目の当たりにしている世代です。しかし、世の中にはまだまだアナログなものに頼って便利になり切れていない部分があり、それこそが僕ら世代の目線で出来る社会貢献に繋がると考えています。

例えば、所属している学部の関係上、よく神社に足を運ぶのですが、その時お賽銭が電子決済できる神社と遭遇したことがあったんです。

思わず宮司さんにお話を聞いてみると「実はお賽銭は盗難の被害を受けやすいんです。せっかく、ご縁を大事にして来て下さった参拝者の方に申し訳ないので、電子決済を導入しました。盗難の心配も無くなったし、きちんとお賽銭を収めれば神様も願いを叶えてくれるので一石二鳥です。」ということでした。

この時、IT化によって何気なくやっていた習慣が、IT化によって様式すら大きく変化し便利になる、ということを肌を通して実感しました。

同時に、こんな風に社会の変化を作って便利さを支えるようなことをしたいと考えるようになりました。

現在独学でプログラミングを学ぶようになったのもこれが一つのきっかけでもあります。

大学生活で得た多様な学びと、これだけ強い関心を持つIT技術というものが、今後の就活においても大きな軸として、自分の就職活動の柱になってくるでしょう。

将来どうなりたいか

今、興味を持って取り組んでいるのは独学でのプログラミングですが、エンジニアになりたい、かと言うと実はそうではありません。

エンジニアとしての経験も積みたい、とは考えていますが、それと同じくらいIT企業の営業職というところを考えています。あくまで目指したいのは、お客様の喜びですので、僕がエンジニアとしてSESのように一つの技術力となってそれを実現するよりも社内のリソースを最大限に引き出し、お客様に最適な提案をするのが良いと考えています。

もちろんエンジニアとして経験を積めば、長期的に見て必ず活きる場面も生じてくると考えているので、可能であればジョブローテーションなど、社内の環境を上手く使っていけるようになりたいです。

また、昔からやりがいを持って働いたり活動している人をカッコイイと感じ憧れを抱いています。

キャリアの中で様々な経験を積みながら、働くことに意欲的でかつ主体的な大人になれるように、一つ一つのこと楽しみながら力をつけていきたいと思います。