新潟県立大学 鈴木 悠介
就活の軸
就職活動において、最初に業界の軸を作りました。
その方が情報を入れるにおいてもスムーズであったことと、一つの領域に詳しくなることで他の業界に関心を持ったとしても検討材料が増えると考えたためです。
まず最初は自分自身が就活生ということで馴染みの深かった人材業界を見ていたのですが、次第にITの領域に関心を持ち、軸足をITに切り替えました。
コロナなど未曽有の事態になったことで自身のキャリアを見直すこととなり、汎用性の高いスキルというところが何かあったときの保険になりうるということを考慮した結果です。
ただ、こうやって市況を見ながらキャリアの選択肢を思ったように変更できるというのは就職活動における特権だと思いますし、その中で新しい挑戦をしていくべきだと考えています。
不安要素のある業界に絞ってしまうと、どうしても内定後にも揺れてしまう可能性があり、自分の納得感の高いところに行くことによって、前向きな就活が出来ると思いました。
また、企業選びの軸としては「定時上がり」などのように、仕事と仕事以外を大きく分けるスタンスはいつでも出来ると思うので、まずはワークライフバランスというよりは「ワーク&ワーク」で自己投資をしていきたいですね。
安定した基盤や福利厚生も魅力的だとは思いますが、未完成な環境で「自分に何が出来るのか?」その答えを探して行くことの方が今後の社会において大事だと思ったんです。
就職活動を通じて、常に自分の就活軸と市況感の比較を意識し、自分のキャリアを再考し続けるというのがこの時期に出来る未来への打ち手だと考えています。
例えば経済の状況であったり、ITで言えばシステムの変化とか。
そういったものを追っていくだけでも自分の可能性に気づけると思っています。
多くの人が「社会人になってから知ればいい」と思っていることをどれだけ今このタイミングに知ることが出来るか、ということを今のテーマにしています。
就活スケジュール
1. 大学3年から教職志望する。
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2. 民間企業へとスイッチし去年12月~1月から本格的に就活スタート。短期インターン、
説明会やイベントを含め20社参加する。
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3. 2月は自己分析や業界研究に注力、エージェント経由で情報収集。
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4 3月からはベンチャーの多い東京勤務の希望し、上旬から一か月間東京に移動。
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5. 現在(2020年4月)も選考中。
将来どうなりたいか
ベンチャーに多く見られる成果主義の企業で働きたいと思っているので、そういった中で自信を持っていられるほどプロとしてこだわっていきたいです。
そういった一つ一つのこだわりが自然と高い成果を引き寄せることにも繋がると思いますので、常にポジティブに仕事に向き合って行きたいと思います。
その先の大きな目標、などは今はありませんが、積み上げていく先で見えてくるものがあると思いますし、就職活動中でも知識が増えていく中で魅力的に見えるものが変わったということもその一つだと思います。
自分の仕事に能動的に取り組み、誰よりも会社に貢献しようとする姿勢を示すことで、より多くのことを吸収していけば、やはり人よりも早くプロに到達出来ると思っています。
競争心が強く、人と比較をしてしまう自分だからこそ、コミュニケーションを多くとり、人に頼り、また頼られやすい存在ということも目指したいですね。
どうしても、競争心からコミュニケーションを疎かにして、人から学ぶことを忘れてしまうと、独りよがりになってしまうので。
仕事という日常の大半を占める時間をお互いが楽しいものにしていくという工夫も、プロの条件の一つなのかな、と本音を大切に前進していきたいです。