【28卒】就活で必須なコミュニケーション能力の伸ばし方を解説

面接対策

【28卒】就活で必須なコミュニケーション能力の伸ばし方を解説

面接やグループディスカッションで、うまく話せずに悔しい思いをした経験はありませんか。
「自分はコミュニケーションが苦手かもしれない」と不安を感じている方も多いと思います。

でも安心してください。コミュニケーション能力は生まれつきの才能ではなく、意識して練習すれば誰でも伸ばせる力です。

この記事では、就活で求められるコミュニケーション能力の正体を「感情」と「情報」の2つに分けて整理し、面接やGDですぐ使える話し方のコツ、日常での鍛え方までをまとめました。

ぜひ最後まで読んでみてください。

会員登録はこちら

コミュニケーション能力とは

コミュニケーション能力とは、一言でいえば「相手と意思疎通をスムーズに行う力」です。就活では選考のさまざまな場面でこの力が見られています。

具体的には、次のような場面で評価されています。

・面接での受け答えのスムーズさや的確さ
・グループディスカッションでの論理的な発言や、ほかの就活生との協調性
・エントリーシートで、文字を使って簡潔かつ効果的に伝える力

こうした場面で企業の採用担当者に見られていることを意識しながら、日々コミュニケーション能力を育てていきましょう。

先ほどもお伝えしたとおり、この力は先天的なものではありません。就活を通して何度も意識し、繰り返し磨いていけば着実に向上します。

なぜ就活でコミュニケーション能力が重視されるのか

企業へのアンケートで「新卒採用の選考で最も重視すること」を聞くと、毎回上位に入るのがコミュニケーション能力です。ここではその理由を整理します。

理由はシンプルで、仕事は1人では成り立たないからです。会社は多くの人が集まって成果を出す組織であり、周囲と協力しながら大きな仕事を進めるうえで、意思疎通の力は欠かせません。

もう1つ見落とせないのが、企業と学生で「コミュニケーション能力」という言葉のイメージがずれやすい点です。

学生同士では場を盛り上げる力を思い浮かべる人が多いのですが、企業が期待しているのは少し違います。だからこそ、企業が求める意味を正しく理解している人が貴重な存在になります。

その「ずれ」を解消するために、次の章ではコミュニケーションで伝えるものを2つに分けて考えていきます。

コミュニケーションで伝える2つのもの|感情と情報

コミュニケーションと聞くと、会話を盛り上げる力を思い浮かべる人が多いかもしれません。ここでは伝える中身を2種類に分けて整理します。

コミュニケーションで伝えているものは、大きく分けて「感情」と「情報」の2つです。

・感情共有(Emotional):盛り上げる、仲良くなる、共感を示すなど、主に言葉以外で伝えるコミュニケーション
・情報共有(Logical):相手の話を正確に受け取り、解釈し、発信するなど、主に言葉の内容で伝えるコミュニケーション

学生生活では、仲良くなったり場を和ませたりする感情共有が中心になりがちです。そのため「コミュニケーション能力=盛り上げる力」と考える人が多くなります。

一方で企業がより重視するのは、情報を正確に伝える力です。契約内容に食い違いがあったり、伝えたつもりが伝わっていなかったりすると、仕事では大きな問題につながります。

もちろん感情共有も大切ですが、この2つをバランスよく使い分けられる人が評価されやすいといえます。次の章から、それぞれを詳しく見ていきましょう。

感情を伝えるコミュニケーション

感情を伝えるコミュニケーションは、言葉そのものよりも表情や声で伝わる部分が大きいのが特徴です。ここではその仕組みを見ていきます。

感情は、主に言葉の内容以外の情報(非言語コミュニケーション)によって伝わります。声の大きさやトーン、表情、目線、姿勢などがこれにあたります。

メラビアンの法則とは

これに関して有名なのが「メラビアンの法則」です。相手にとってどちらとも取れるメッセージを受け取ったとき、優先されやすい割合は次のようになるとされています。

・言語情報(話の内容):7%
・聴覚情報(声のトーンや大きさ、話す速さ):38%
・視覚情報(表情や姿勢、ジェスチャー):55%

例えば、つまらなさそうな表情で「楽しい」と言っても、相手には「本当は楽しくなかったのかな」と伝わってしまいます。話の内容と、声や表情がちぐはぐだと、後者のほうが印象に残りやすいのです。

ただし、これは「見た目がいちばん重要」「話の内容より話し方のテクニックが大事」という意味ではありません。あくまで、言葉の内容をより伝わりやすくするために声や表情が働く、と考えるとよいでしょう。

面接官は話し方から何を見ているか

面接官は、あなたの声やしぐさから次のような点を感じ取っています。

・信頼できそうか(ごまかしがないか)
・きちんと理解しているか

話す内容を練り込んで臨んでも、自信なさそうに話すと「何か隠しているのかな」という印象になりかねません。誠実で前向きな姿勢は、言葉よりも話し方から伝わります。

情報を伝えるコミュニケーション

情報を伝えるコミュニケーションには、3つの力が関わっています。ここではそれぞれを分解して、身につけ方のヒントを見ていきます。

情報を正しくやり取りするために必要なのは、次の3つの力です。

・正確に相手の言葉を受け取る力(聞く力)
・受け取った内容を解釈し整理する力(わかる力)
・頭の中で考えたことを伝える力(伝える力)

正確に相手の言葉を受け取る力

まずは、誤解や聞き間違いがないように相手の話を受け取ることが大切です。そのうえで、要点をメモして忘れないようにしましょう。

分かった気になってメモを取らずにいると、相手が10伝えたつもりでも、実際には3しか受け取れていないことがよくあります。相手の発信を余さず受け取るのは、シンプルですが意外と難しく、そして重要なことです。

受け取った内容を解釈し整理する力

相手の意図をくみ取るには、言葉そのものだけでなく、背景となる知識が必要になることもあります。次の点を意識すると整理しやすくなります。

・分からない単語はないか
・前提や事前情報の把握に漏れはないか
・相手が達成したいことは何か
・なぜ自分に話しかけているのか

最初のうちは、アドバイスや指示の内容がすぐに理解できなくても自然なことです。「つまり、こういうことですね」と自分の言葉でまとめ直し、相手に確認する習慣をつけましょう。

分からないときは「何が分からないのか」を具体的に伝えられると、相手も答えやすくなります。

頭の中で考えたことを伝える力

どれだけ深く考えても、相手に伝わらなければもったいないです。ここでは「どう伝えれば相手が受け取りやすいか」に意識を向けます。次の点を確認してみましょう。

・内容の流れはスムーズか
・相手が知らないことを、知っている前提で話していないか
・使っている言葉は相手に伝わるか

相手の立場に立って発信すると、同じ内容でもより伝わりやすくなります。

学生と社会人でのコミュニケーションの違い

感情と情報のどちらを重視するかは、社会人でも場面によって変わります。企業向けの仕事か消費者向けか、相手が誰かによって最適なバランスは変わるため、相手が心地よく感じるコミュニケーションを見極めることが大切です。

もう1つ意識したいのが、話す相手の年齢や背景が学生時代とは大きく変わる点です。学生のうちは同年代との会話が中心ですが、社会人になると年上の人と話す機会が一気に増えます。

そのため、言葉づかいや言い回し、作法も変わってきます。流行の言葉より、正しい日本語が求められる場面も多くなります。

慣れないうちは戸惑うかもしれませんが、相手に合わせて話し方を調整できることも、立派なコミュニケーション能力の1つです。

会員登録はこちら

「伝える」と「伝わる」の違い

話すことに苦手意識がある人は、「伝える」と「伝わる」を区別すると、改善の糸口が見えてきます。ここでその違いを整理します。

「伝える」とは、自分の話を相手に聞いてもらうだけの状態です。相手は聞いて終わり、自分は話せて満足、という一方通行になりがちです。

一方で「伝わる」とは、話を聞いた相手の言動に何らかの変化が生まれている状態を指します。

・伝える:自分が話したいことを相手に届けて終わり
・伝わる:話を聞いた相手が、それをきっかけに考えたり行動したりする

面接やグループディスカッションでも、自分の意見をただ押し通すだけでは、コミュニケーション能力が高いとは受け取られにくいものです。「自分の話を伝えた先で、相手にどう受け取ってほしいか」まで意識すると、話し方が変わってきます。

よくあるつまずきは、準備した内容を「言い切ること」がゴールになってしまうケースです。相手の反応を見ながら、伝わっているかどうかを確かめる姿勢を持つと、ぐっと印象がよくなります。

好印象を与える話し方の実践のコツ

ここからは、面接やGDで今日から試せる具体的なコツを、視覚・聴覚・言語の3つの角度から紹介します。少し意識するだけで印象は変わります。

表情・姿勢・ジェスチャー

視覚から伝わる情報は、第一印象を大きく左右します。面接で志望動機を話すとき、オドオドしているより笑顔で話すほうが好印象なのは想像しやすいと思います。

視覚的に好印象を与えるコツは、口角を上げて話すことです。基本的なことに思えますが、できていない人が意外と多いポイントになります。

表情筋を鍛えたり、日ごろから口角を上げて話す習慣をつけたりと、自宅やアルバイト先でも練習できます。オンライン面接では自分の顔が画面に映るので、表情や姿勢をこまめに確認するとよいでしょう。

声のトーン・大きさ・速さ

聴覚から伝わる情報も、印象づくりに大きく関わります。自己PRを自信なさそうな声で話すと、内容が良くても弱く聞こえてしまいます。聴覚的に好印象を与えるコツは、聞き取りやすく話すことです。

聞き取りづらいと、相手は「何を言っているのか」を解読することに意識を取られ、内容の理解まで届きにくくなります。聞き返されやすい人は、声が小さいか、滑舌が影響しているケースが多いです。

お腹から声を出す意識を持ち、表情筋を動かして話すと改善につながります。

話の内容は「結論から」

言語情報そのものは、多くの人がすでに何度も練り直しているはずなので、ここでは伝わりやすくする話し方のコツを紹介します。相手から次のような反応をされたとき、対応するフレーズを意識してみましょう。

・「何が言いたいの?」と言われる場合 → 結論から話す
・「話が長い」と言われる場合 → 一言でまとめてから話す
・「話が抽象的だ」と言われる場合 → 具体例を添える

こうした一言を意識するだけでも、話の分かりやすさは大きく変わります。

コミュニケーション能力の鍛え方

コミュニケーション能力は、知識として理解するだけでなく実践してこそ伸びます。ここでは日常でできる鍛え方を紹介します。

いちばん効果的なのは、とにかく場数を踏むことです。特に、普段話す相手とはタイプが違う人や、少し話しづらいと感じる相手との会話は、良いトレーニングになります。

そのうえで、次のような振り返りを取り入れると上達が早まります。

・自分の声を録音して聞く:口癖や話す速さに気づける
・伝えたいことを紙にまとめてから話す:内容が整理され、分かりやすくなる

「今日はここを意識しよう」と1つずつ改善していけば、面接本番までに着実に成長できます。得意な部分、苦手な部分は人それぞれなので、自分に合ったところから始めてみましょう。

まとめ

今回は、就活で求められるコミュニケーション能力を「感情」と「情報」の2つに分けて整理し、伝わる話し方の実践のコツと鍛え方までを紹介しました。

大切なのは、自分の話を「伝える」だけで終わらせず、相手に「伝わる」ことを意識すること。そして、その力は練習で必ず伸ばせるということです。

今は苦手だと感じていても、1つずつ意識して実践すれば大丈夫です。自分のペースで少しずつ磨いて、自信を持って選考に臨んでくださいね。

会員登録はこちら

この記事を書いた人
櫻井

ストレングスファインダー認定コーチ。
新卒で大手アミューズメント企業に入社し、最年少で採用責任者に抜擢。
29歳の時に浅井とともに起業。
会社1の愛読家であり、頭が良すぎて変わり者である。
とにかく人望が厚い2児の女の子の教育熱心パパ。

櫻井のTwitterアカウント

このページをシェアする