【内定につながる】人事の心を打つエントリーシートの書き方!
こんにちは、りゅうちゃんです。
22卒の方は、企業エントリーが盛んになってくる時期だと思います。
23卒の方も、インターン選考が始まってくる頃でしょう。
そこで今回は、インターンや本選考の最初の関門である、エントリーシート(ES)の書き方についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください!
目次
1.エントリーシートの基本
2.エントリーシートのお題一覧
3.志望動機
4.自己PR
5.まとめ
1.ESの基本
⑴ESってそもそも何?
とはいえ、ESってなんだ?って思う方もいらっしゃるでしょう。
ESとは、応募人数の絞り込みに使われる、企業独自の提出書類のことです。
志望動機のような定番のものから、企業独自の質問まで様々ありますが、それは後ほど紹介します!
気をつけないといけないことは、このES、なんと面接に使われることも多いということです。
面接時、ESの内容について深掘りされるため、見栄を張ってキャプテンの経験などありもしないことを書いてしまうと、痛い目にあってしまいます。
⑵入手・提出方法
ESについて知ったところで、ESの入手から提出までの方法について触れておきます。
まずは郵送。それから直接企業に出向くパターンもありました。
しかしコロナ禍でこれらの方法は難しくなっています。
今年主流なのはWEBで完結するパターン。これは企業の専用ページで記入・提出するものです。
あとは、企業説明会参加時に記入することもあります。
⑶プレエントリーの注意点
プレエントリーとは、ESを提出するという本エントリーの前に、志望意思を伝え、採用情報の提供を依頼する行為です。
ためらっていると忘れてしまったり、早めにエントリーすることで意欲が伝わることもあるので、手続は早めに、少しでも興味があれば必ずしておくことも大事です。
また、プレエントリーの際も個人情報を書き込む場合がありますが、ここでも内容には気をつけて、細部までしっかり記入しましょう。
⑷見やすいエントリーシートの書き方
①WEB編
一言で言うと記号を使って見やすく書く、です。
WEBだと筆跡や筆圧、文字の太さで変化をつけることが難しいので、わかりやすいように、数字やかっこ(()【】など)を駆使し、改行もしつつ見やすくすることが大切です。
②紙のES編
こちらも一言で言うと、文字の大きさと太さを変え、記号でグルーピングする、です。
WEBの内容と重なるのですが、紙の場合は文字に変化をつけやすいので、伝えたいことを目立たせるなど、たくさんのESの中で自分のものを印象づける工夫をしましょう。
2.ESのお題一覧
⑴ESの内容
ESの基本を押さえたところで、実際にどんな内容を書くことになるのか、ざっとまとめてみました。
・ゼミや研究室の研究内容は?
・得意科目は?
・学生時代力を入れたことは?(いわゆる学チカってやつです!)
・アルバイトとの経験は?
・趣味・特技は?
・今までで1番苦労したことは?
・今までで最大のチャレンジは?
・あなたの長所・短所は?
・友人からの評価は?
・自分を一言で表すと?(動物や色、歴史上の人物など、パターンはたくさん)
・あなたの就活の軸は?
・最近関心のあることは?
・誰にも負けないことは?(自己PR:後ほど解説)
・あなたの信念は?
・何のために就職するのか?
・10年後なっていたい自分は?
・この業界を志望した理由は?
・この企業を志望した理由は?(後ほど解説)
・この企業に対するイメージは?
たくさんありますが、どれもよく見かけるものなので、しっかり対策しましょう。
⑵評価を上げる文章術
では、上記の内容にどう回答すべきかですが、気をつけるべきことは2つあります。
まず、具体例、数字、客観的な評価を盛り込むことです。
具体例とは実体験、数字は成績や増加数などの数値、客観的な評価とは普通の人ならどうなのかなど、自分の結果を引き立たせる情報のことです。
次に、基本構造を押さえることです。具体的には、
伝えたいこと→原体験→課題→着手理由→創意工夫→学び→もう一度伝えたいこと
になります。
この2つを気をつけた上で、更に印象を良くしたい方に向けて、必殺技を4つ紹介します。
①セリフから書き出す(臨場感が出るよう、内心の思いや口にした言葉を書く)
②マイナスのことから書き出す(最後に持ってくる自分の成果が引き立つ)
③物語形式で書き出す(最後に主張をストレートに入れることで、二重の印象を与えられる)
④クイズから書き出す(国語で言う問題提起のようなもの)
どれも上手く使えれば周囲との差別化を図れます。
3.志望動機
先ほどESの内容で挙げたもののうち、この章では志望動機について取り上げます。
⑴志望動機の構成
まず、志望動機の大枠についてですが、これも前章の内容通り、
志望理由→原体験→課題→着手理由→創意工夫→学び→もう一度志望理由
の形で仕上げてあげるときれいにまとまります。
⑵志望動機の探し方
とはいえ、大半の方は、企業の志望動機にあまり強いものが無いと思います。
そこで、志望動機の探し方をお伝えします。
①自己分析
まずは自己分析です。自己分析については、ネット上にあるものを使っていただいても大丈夫です。
でも、より深く分析したい方は、自分の今までの成功や失敗を振り返るのが有効です。
この際、どうして自分がその行動を取ったのか掘り下げることで、いくつかある経験の中から自分の思考特性・行動特性が浮かび上がってきます。
②原体験から適したものを抽出する
次に、自己分析で浮かび上がってきた思考特性・行動特性のうち、志望する企業のカルチャーにあった内容を選びます。
この際に大事になるのが、受ける企業について分析する作業です。
こちらについては、企業の採用ページや業界地図が有効です。
⑶志望動機のアピールポイント一覧(一般的)
では、実際に志望動機を書く際、どのようなことを書けば良いでしょうか。
①やりたい仕事
②過去の体験
③専門性
④OB・OG訪問
⑤見学
⑥志
⑦インターン
基本的には上記の中から書きやすいものを選べば良いでしょう。
この際、企業の求める人材像に自分の持っている能力がフィットしていることをアピールできるとなお良いでしょう。
4.自己PR
この章では、第2章で扱ったESの内容のうち、自己PRについてお伝えします。
⑴自己PRの構成
自己PRの構成についても、原則の方に当てはめると良いです。具体的には、
PR→原体験→課題→着手理由→創意工夫→学び→もう一度PR
の順で固めると良いです。
⑵自己PRのアピールパターン
次に、自己PRのパターンについてお伝えします。このパターンで書くことで、説得力のあるPRができます。
①実例の質
まずは、質です。
1番では無くても、普通の就活生を圧倒的なする成功体験があれば、大きな強みになるでしょう。
②実例数
これは、いくつかの過去の経験に共通する強みをアピールするというものです。
例えば、テニスの練習や資格の勉強、日記などを毎日続けた、等です。
③ナンバーワン
これは①と関連します。①ほど強いエピソードでは無くても、1番をとるまで努力したことは十分強みになります。
④大きな数字・増加
これは、自分の行動によって得られた結果が大きいものであった場合を指します。
3000回の練習であったり、500コの商品販売であったり、色々な場面に応用できます。
⑤ユニークな特技
例えばタイ語が話せる、等です。
一見それほど重要で無さそうな能力でも、習得する過程や実際に役に立った場面などのエピソードを絡めることで、よいPRになります。
⑥向上心
精神論?と思われる方もいらっしゃるかもしれないですが、結果を求める企業では特に、向上心が重視されます。
これも具体的なエピソードを絡めると良いでしょう。
⑦インパクト
⑤ユニークな特技と関連しますが、インパクトのある経験や特技は、周囲の差別化を図れて有効なPRになります。
⑧心がけ
これは自分の信念にもつながるのですが、自分の軸があることを過去の経験からアピールできると、企業のカルチャー次第では貴重な人材になり得るかもしれません。
ただし、企業のカルチャーとずれた者をアピールしてしますと逆効果になるので注意です。
⑶自己PRのアピール内容
アピール方法だけわかっても、書く具体例が無い。
そんな方のために、7つの具体例を挙げたいと思います。是非参考にしてください。
①サークル
②アルバイト
③学業
④資格
⑤インターン
⑥ボランティア
⑦留学
5、まとめ
2章でも述べたとおり、絶対に押さえておきたい、「守」の部分として、この2点は気をつけてください。
①おさえておくべき3要素
具体例、数字、客観的な評価
②押さえておくべき基本構造
結論→原体験→課題→着手理由→創意工夫→学び→もう一度結論
その上で気をつけて欲しいことが、企業の人事担当は、市場における消費者と同じである、ということです。
そのため、それぞれの企業ニーズに刺さる話題を使うべきであり、そのためには自己分析や企業分析が大事になります。
あともう一つ、自分だと気づきにくいですが、自分の書いたESは、大体が論理の飛躍を起こしていて、他の人が読むと、何で?となる事が多いです。
論理の飛躍には敏感になりましょう。
それでは、一緒に就活を頑張っていきましょう!