説明会に学生が来ない?!参加率をグッとあげる企業側のテクニック
就職活動で面接を無断でキャンセルする応募者がいる。と
PRESIDENT Onlineなどの記事をネットニュースを騒がせている今、
Twitterでも【無断欠席】と検索すると
非常に多くの困った声がたくさん投稿されていました。
今日面談を無断欠席されてわかったのだが.....普通に安否が気になるな。
— 神谷 瞬歩@一瞬一瞬を大切に歩む人 (@HRsaiyoshunto) <a href="https://twitter.com/HRsaiyoshunto/status/1311536936952098816?ref_src=twsrc%5Etfw">October 1, 2020
スケジュール管理できてないのなぜだぁぁぁ〜より、とりあえず安否確認だけしたく、どういう状況か知らせて欲しい〜。
無断欠席の話
— あおき@きものを着た人事/たちばな (@Katachibana) <a href="https://twitter.com/Katachibana/status/1312268134494040065?ref_src=twsrc%5Etfw">October 3, 2020
参加予定の方が時間過ぎても接続されないので、連絡したところ
「キャンセルで」とのこと
LINEからキャンセルできるし
一言メッセージ入れてくれれば
準備時間も待機時間も確認時間も必要なかった
自分の行動が、他人の時間奪うって感覚は
社会人になる前に身に付けておいた方が良い!
無断欠席は絶対よくないこと。
そもそも友人や家族、恋人とのデートや食事の約束を無断でブチったりしないですよね。
それは就職活動においても同じ。
説明会や面接では、約束した相手が存在します。
PRESIDENT Onlineの記事では電話のハードルが上がり
キャンセルの連絡を入れるのが億劫なんて理由が記載されていました。
DMでもいいので一言だけ理由とともにキャンセル連絡を入れるだけで
相手からの印象など大きく変わってくるので、
自分のためにも相手のためにも心がけたいですね。
チアキャリア では、無断欠席通報機能という、無断欠席を何度も繰り返す学生が退会になる機能が存在します。
最近その話を外部イベントでしていて、
ある学生から企業側が連絡なしに説明会をブッチをするなんていう衝撃の話を聞きました。
複数の学生から同様の社名が上がっていたので間違いない様子。
売り手市場とか買い手市場とか関係なく、
どういうつもりで約束をブッチする企業がいるんだ・・と正直まだ理解に苦しみますが
社会人の先輩として、学生に対し約束を守れないなんてありえないと思います。
そこで急遽、企業からの無断欠席通報機能もあるんだから、と
学生からの相談機能も強化をしました!!スピードを持って機能をブラッシュアップできることが自社開発の強みです。笑
少しは話はずれてしまいましたが、
無断欠席はお互いにとってよくないこと。
チアキャリア は圧倒的に無断欠席が少ないねと言ってはいただくものの、
裏側を見ていて、無断欠席を防ぐ、
参加率をグッとあげる企業側のテクニックがあります。
今回はそんな無断欠席をいかに企業側の努力で防げることができるか。フォーカスしてお話ししたいと思います。
説明会参加率をグッとあげる企業側のテクニック
なぜ学生は説明会を無断欠席するのか
説明会を無断欠席する理由1 予定を忘れていた
これは改善予定が大きくあります。
企業側のリマインドはどのようになっていたか見直す必要があります。
チアキャリア の場合、説明会予約の場合は
運営側から近くなるとリマインドが届きます。
個別面談の場合でも企業側でスケジュール登録をしていれば
運営側から近くなるとリマインドされます。
明日はよろしくお願いしますね。
の一言とともに、開催日時詳細とオンラインの場合はURLを添えて
前日に連絡を入れておくだけでも無断欠席率は大きく変わると思います。
説明会を無断欠席する理由2 寝坊した
Twitterでの学生の投稿でよく見かけるのが寝坊したtweet。
これが説明会を早朝などに設定していると起こる可能性も上がります。
推奨しているのは
火曜〜木曜日の13:00頃スタートの説明会です。
ビジネスマンとして時間を守れないのはアウトですが、
誰にでも失敗する可能性は0ではないと思います。
学生が参加しやすい日時で説明会を開催することも大切です。
説明会を無断欠席する理由3 場所がわからない(オンラインの場合はURLに入れない、などのトラブル)
これは学生からの声としてよく上がってくるのですが
リアル開催の説明会の場合は、当日の開催場所の地図やわかりやすい説明などは書いてありますか?
駅から遠く、少し入り組んだ場所にオフィスがある場合、
学生は迷ってしまうケースも。
目印になるような建物を事前に案内してあげたり、
ビル下で看板持ってます。なんて工夫しているケースもあ利ます。
オンラインの場合は、zoomのリンクの案内がまだ来ません。
なんてことが開催間際になって勃発すると
学生から企業に対して不信感が募ります。
事前に案内できる場合は前日までに案内をしてあげましょう。
当日になる場合は事前に
当日の何時までに送りますね、と一言連絡を入れておいてあげることが大事です。
説明会を無断欠席する理由4 熱感が覚めた
これは一番改善余地があるポイントです。
何によって熱感が覚めたのか、が重要ですが改善策がたくさんあると思います。
学生が企業に対し熱感が覚める瞬間1 対応が雑・定型文
企業側の対応が雑では、やりとりの中で学生が志望度が上がることがありません。
採用が上手な企業は応募後のやりとりのメッセージから
他の会社よりも上手な工夫でリードしていきます。
説明会予約へのお礼(悪い例)
```
〇〇様、説明会の予約ありがとうございました。
当日の詳細はこちらです。
・〜〜
・〜〜
・〜〜
それでは当日、どうぞよろしくお願いいたします。
```
説明会予約へのお礼(良い例)
```
〇〇さん、
▼▼株式会社の■■です。
説明会の予約ありがとうございました!
大変嬉しく思います。
当日の詳細はこちらです。
・〜〜
・〜〜
・〜〜
▼▼の話はもちろんですが、〇〇さんにとって
実りある充実した時間になりますよう、しっかりと準備して望みますので
ご期待ください^^
それでは当日、〇〇さんとお話しできますことを楽しみにしていますね。
どうぞよろしくお願いいたします。
■■
```
同じ説明会のお礼連絡でも与える印象が大きく違うと思います。
また、よくアドバイスする内容として
企業名、採用担当です。
ではなく、
企業名の採用担当〇〇です。まで
必ず名乗りましょう。
チアキャリア では企業側のメンバー登録機能があります。
企業のアイコンで約束するだけではなく、
社員さんのアイコンで約束を取り交わすだけで
当日の参加率が上がるというデータもありますので
ぜひ活用してみてください。
学生が企業に対し熱感が覚める瞬間2 ネットでのマイナスな書き込みを見た
これはTwitterなどの実際の応募学生などから
リアルな口コミがされているケースもあります。
中には退職者からの口コミが表示される掲示板なんかも存在しますよね。
最近の学生は自分が受ける会社をエゴサーチするのなんて当たり前のようです。
そのためその対策も合わせて企業側でTwitterなどのSNSの運用を頑張る企業も増えてきました。
オンラインでのやりとりが増えたからこそ
働くリアルや雰囲気が伝えやすいツールの導入はどんどんしていくと有益だと思います。
説明会を無断欠席する理由5 他社から内定を得た
他社から内定を得て、就活を一気に終えたというパターンもあるかもしれません。
こればかりは事前にキャンセル連絡が欲しいものですね。
席に限りもあるのでキャンセルの場合は、事前にご連絡をくださいね。
というリマインドの一文は入れて案内しましょう。
説明会参加率をグッとあげる企業側のテクニックまとめ
いかがでしたでしょうか。
まとめると・・・
- 説明会参加のリマインドは丁寧にする
- 説明会開催は火曜〜木曜の13:00頃スタート
- 場所の説明はわかりやすく、オンラインの場合はリンクも事前に余裕を持って案内する
- 対応は丁寧に、定型文で機械的になりすぎないように注意
- 自社でSNSなど活用して発信する(働く雰囲気が伝わるとベスト)
- 企業としてのやりとりより、企業の〇〇としてやりとりする(名乗って会話も意識)
さらにチアキャリア を利用している場合は
下記の機能は参加率を上げるために絶対駆使して欲しい機能です。
- メンバー登録機能
- スケジュール登録機能
- 自動返信機能(定型文を自社用に編集しましょう)
これらを守るだけで大きく説明会参加率は大きく改善します。
改めていうと、企業の対応によって参加率は変動します。
ホスピタリティ溢れる応募対応をする会社の参加率は非常に高いです。
自分がされたら嬉しいな、ということを
求職者も企業側も意識して、お互いの努力で
より良い出会いを作っていきましょう。