就活オンライン化、企業がすべき対策とは
就活オンライン化し、企業も就活生も未曾有の事態に
手探り状態で就活・採用活動を続けてきました。
他の会社はどうしてるの?
学生は今どんな状況?
と言った質問もたくさんいただくので、今回は就活オンライン化でのリアルな学生の声についてご紹介していきます。
そこから実際に就活がオンライン化し、企業がすべき対策を読み取っていきましょう。
就活オンライン化でのリアルな学生の声
■限りなくリアルに近い企業理解の場の提供をしてほしい
・リアルな説明会から知ることができる、会社の雰囲気や社員の方との質疑応答を通したやり取りが出来ないことがとても残念。
・社員の雰囲気や社風は、WEBでは分かりにくい。
WEB座談会や1対1のWEB面談、多くの社員を知る機会などを提供してほしい。
また、学生からOB・OG以外への社員訪問の申し出等があったら、対応いただけたら有難い。
・雰囲気(社風)が伝わらず、全て綺麗事に聞こえてしまうのが難しい。
・コロナウイルスによって影響を受けている場合であっても、それを包み隠さず伝えていただいた方が信頼を持てる。
WEBでも限りなくリアルに近い情報を得たいという学生が多いようでした。
→企業がすべき対策は
質疑応答の時間を設ける、メリット・デメリットどちらも伝える、ということですね。
■WEB説明会の際に配慮してほしい
・Webセミナーの規模を大きくしてほしい。
会社説明会がなくなってwebになってしまい、
さらに参加者が集中して解禁前から満員で参加したい企業に参加することができない。
・web説明会の開催時、質疑応答の時間を設けていただきたい。また、会社の雰囲気が気になるため、
社員の方々の様子が少しでも分かるよう複数の社員さんが説明会に参加していただけると嬉しい。
・web説明会の際に、学生からのよくある質問は予めまとめておいてくださると、より多くの質問をぶつけることができて良い。
・合同企業説明会やマッチングイベントなどで学生に対して接触できなかった機会を
WEBで補う施策を考え積極的に学生に発信していただきたい。
特に、学内企業説明会で使う予定だったプレゼンテーション資料などを配布していただきたい。
確かにオンラインセミナーを開催している会社の説明会は
CheerCareerの中でも満席だらけ。
特に授業の合間の平日(火・水・木)の日中に予約が集中する傾向もありました。
また、オフラインでの説明会開催よりも、直近の近い日程に予約する学生が多いのも今年の傾向です。
→企業がすべき対策は、開催規模を大きく設定し、社員さんも登場させる。
会社説明資料を提供する、ということです。
■選考期間への配慮
・インターンシップに参加した企業数社の中から将来を決めることになってしまうことは不安。
・採用スケジュールは不確定、未定などの回答で曖昧な企業が多い。スケジュールをハッキリして欲しい。
→企業がすべき対策は、採用スケジュールを明示してあげることです。
■感染症対策への配慮をしてほしい
・面接時、マスクの着用を許可してほしい。
・企業訪問時、ドアノブを触らなくてもいいように、扉を開けたまま面接をしてほしい。
・安全に受けられるように配慮していただけたら有難い。
→企業がすべき対策は、感染症対策にしっかり配慮して
オンライン開催、もしくはオフラインの場合もソーシャルディスタンスをしっかり保って行うことが大事です。
感染症への不安払拭はもちろん、社員を守るための行動をしているかどうかは
学生も非常に重要視しています。
■オンライン対応していない企業への印象はマイナス意見
・この状況でwebに適応していない企業様を見ると、対応がしっかりできていないような気がして、マイナス点。
・まだ説明会に直接来るような会社は、将来性が薄く感じてしまう。
一律でWeb説明会、Web面談への切り替えが望ましい。
就活生が今年、企業を選ぶ際に大切にしているポイントで
40,7%がコロナ対策して社員を守ろうとしているかどうか、と回答しました。
この数字にも就活生の注目が表れていますね。
就活オンライン化でのリアルな学生の声まとめ
コロナでの緊急事態宣言があけ、自粛期間が解禁になったことで
リモートワーク を続ける会社と出社体制に戻す会社が二極化しました。
しかしながらコロナ2波やオリンピックなどを予想し、
就活生も焦っている事は事実です。
企業ができる対策として、オンラインでもオフラインでも柔軟に対応できる環境を構築しておくことが
今後の採用活動において重要なポイントになるでしょう。
オンライン就活イベントの攻略ノウハウも動画にまとめていますので
よろしければご覧ください。