【就活生必見】面接におすすめの髪型を男女別に解説!~NGヘアもご紹介~
「面接の髪型にルールってある?」
「地毛が茶髪なのは染めなきゃだめ?」
「面接で失敗しない髪型が知りたい」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
髪型は、人の印象を大きく左右します。そのため、髪型でマイナスイメージを与えてしまい、面接が上手くいかなかった…なんて事態は避けたいですよね。
そこで今回は、以下の内容について解説します。
- 面接の髪型で意識するポイント
- 面接でおすすめの髪型
- 面接の髪型でよくある質問
この記事を読めば、面接で好印象を与える髪型が分かります!たかが髪型、されど髪型…面接を成功させるには、髪型は重要です。ぜひ最後までお読みください。
面接の髪型は清潔感を意識しよう
髪型は面接において、第一印象を大きく左右します。皆さんの中には「メラビアンの法則」という名前を聞いたことがある人もいるでしょう。メラビアンの法則とは、1971年に「アルバート・メラビアン」という心理学者が提言したものです。
メラビアンの法則では、人の第一印象は、下記の比率で決定されると定義しています。
- 言語情報:7%
- 聴覚情報:38%
- 視覚情報:55%
人間の第一印象は、視覚情報が大半を占めています。聴覚情報も合わせると、比率は8割以上になり、非言語コミュニケーションが大切だと分かるでしょう。
髪型は、メラビアンの法則の中では「視覚情報」に当たります。面接官に好印象を与えるためには、清潔感を最優先に整えるのがポイントです。
面接の髪型で押さえておきたいポイント3選
就活の髪型で押さえておきたいポイントは、下記の3つです。
- 髪色は黒か暗い茶色にする
- 前髪が顔にかからないようにする
- お辞儀をしたときに髪が崩れないようにする
清潔感のある髪型にするには、この3つを意識しましょう。1つずつポイントを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 髪色は黒か暗い茶色にする
面接の髪色は、黒か暗い茶色にするのが無難です。
近年は就活生の個性を尊重するべく、髪色の規定を設けていない企業が増加傾向にあります。特に、アパレルやクリエイティブ系の業界では、明るい髪色でも問題ないでしょう。
一方で、公務員や金融機関などのお堅めな業界の場合は、髪色規定が厳しい可能性が高いです。どの業界でも自然に受け入れられるためには、やはり黒か暗い茶色にするのがおすすめです。
また、就活生の疑問としてよく挙がるのが「黒染めはしないといけないのか」問題。私の経験ですが、結論「黒染めはしなくてもOK」です。私は地毛が明るめ&染めまくって金髪に近い茶色でしたが、黒染めをせずに面接を受けました。
髪色は、自分の髪質や、就活後にどうしたいかなどを考えて選ぶのがおすすめです。染め直す場合は、黒もしくは4〜8トーンのダークブラウンにしましょう。
2. 前髪が顔にかからないようにする
前髪は、顔にかからないようにセットするか、短く切るのが無難です。前髪が長いと、顔を隠してしまいます。顔がきちんと見えていないと暗い印象になり、面接官の評価が下がる可能性があるため、注意が必要です。
特にオンライン面接の場合、部屋の明るさや画面の関係で余計に暗く見える可能性があります。前髪は、自分の顔がはっきりと見えるかどうかを意識して、セットしてみてください。ちなみにオン眉は、幼い印象を与えるため、面接では避けたほうが無難です。
3. お辞儀をしたときに髪が崩れないようにする
面接では、入退室や挨拶の際に必ずお辞儀をします。そのため、お辞儀をしたときに崩れない髪型にしておくのがポイントです。
お辞儀のたびに髪型が崩れてしまうと、うっとうしいですよね。面接官からも「だらしない学生だな…」と思われる可能性があります。
髪を崩さないためには、ワックスで固めたり、長い場合は結んだりするのがおすすめです。特に女性はショートヘア以外、ローポニーテールやハーフアップなどで結ぶようにしましょう。
また、ワックスは使いすぎるとベタベタするため、かえって不潔な印象を与える可能性があります。使う際は適度な量にするのがおすすめです。
面接におすすめの髪型を男女別に解説!
面接におすすめの髪型を、男女別に紹介します。
「どんな髪型にしようか迷っている」「面接官受けのいい髪型にしたい」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
【男性編】おすすめの髪型4選
男性におすすめの髪型は、下記の4つです。
- 七三分け
- ソフトモヒカン
- アップバング
- ツーブロック
1つずつポイントを見ていきましょう。
1. 七三分け
七三分けは、どんな髪の長さや顔の形にも合う、王道スタイルです。公務員や金融などのお堅めの業界でも好印象を与えられるでしょう。
七三分けは爽やかな印象になる反面、ワックスなどでガチガチに固めると威圧的に見えるため、注意が必要です。とはいえ、セットしないとボサボサになってしまいます。
七三分けにするときは、お辞儀をしても髪型が崩れない程度にセットするのがおすすめです。
2. ソフトモヒカン
ソフトモヒカンは、おでこが完全に出ているヘアスタイルです。そのため顔がはっきりと見え、清潔感を与えられます。モヒカンと聞くと、あまり面接向きではない髪型のように捉えられがちですが、意外と就活には向いています。
ソフトモヒカンは、大人っぽい印象にもなるため、童顔の人や仕事ができるように見せたい人などにおすすめです。
3. アップバング
アップバングは、その名のとおり、前髪を上げるヘアスタイルです。もともと前髪が長めで、短く切りたくない人に向いています。
アップバングをする際は、ワックスを使用して崩れないようにセットしましょう。また、おでこを完全に出すのが、清潔感を与えるポイントです。
4. ツーブロック
ツーブロックは、面接に向いていない髪型という意見もありますが、刈り上げ部分が短すぎなければ問題ありません。具体的には、6mmくらいにとどめておくと良いでしょう。
適度に刈り上げたツーブロックは、スッキリとした印象になるため、清潔感を演出できます。反対に過度なツーブロックは、威圧的な印象を与えるため、刈り上げの短さや範囲には注意が必要です。
女性におすすめの髪型3選
女性におすすめの髪型は、下記の3つです。
- ショートカット
- ハーフアップ
- ローポニーテール
1つずつポイントを見ていきましょう。
1. ショートカット
ショートカットの人は、髪を結わなくても特に問題ありません。ただ顔がはっきりと見えるように、耳を出しておくのがポイントです。前髪はななめに下ろすと、清潔感を演出できます。
一方で、ショートカットは髪を結ばない分、お辞儀をしたときなどに崩れやすい可能性が高いです。面接では、必ずワックスやピンを使い、髪をまとめるようにしましょう。
2. ハーフアップ
ハーフアップは、ボブやミディアムなど中途半端な長さの人におすすめのヘアスタイルです。オシャレなハーフアップは、こめかみ辺りから髪を取って全体をほぐしますが、面接ではきちっと結びましょう。
耳上から髪を取り、アホ毛が出ないようにワックスでなでつけておくと、だらしない印象にならずに済みます。
3. ローポニーテール
ローポニーテールは、耳下で結べる長さであればできるヘアスタイルです。特にロングヘアの場合は、ハーフアップではなくローポニーテールで1つにまとめたほうが、髪が乱れる心配がありません。
ローポニーテールもハーフアップと同様、ほぐさずにきちっと結びましょう。また、耳上より高い位置で結ぶのは面接には向いていないため、避けたほうが無難です。
面接の髪型でよくある質問5選
面接の髪型の中には「これってどうなのかな?」と、疑問に感じるスタイルもありますよね。今回は、就活生が疑問に感じる面接の髪型を5つ紹介します。
- 地毛が明るい茶髪
- 天然パーマ
- 坊主
- マッシュヘア
- 触覚
気になる髪型がOKかどうか、チェックしてみましょう。
1. 地毛が明るい茶髪
地毛が明るい茶髪の人もいますよね。その場合は、基本的にそのままで問題ありません。
しかし企業によっては、染めていると判断され、選考で不利になる可能性も存在します。髪色については、募集要項に記載してある可能性は少ないため、不安であれば先輩やキャリアセンターに聞くのがおすすめです。
また、SNSなどで情報を発信している場合もあるので、気になる人はチェックしてみましょう。
2. 天然パーマ
天然パーマも、基本的にそのままで問題ありません。しかし男性の場合は、髪が長すぎると清潔感がなく見えるため、短く整えるのがおすすめです。
女性は、ローポニーテールやシニヨンにすると、パーマ部分が目立ちません。万が一面接で指摘された場合は、素直に天然パーマだと答えれば、理解してもらえるでしょう。
3. マッシュヘア
マッシュヘアは、目の上ギリギリまで前髪を下ろして、眉とおでこを隠すヘアスタイルです。近年はおしゃれヘアとして、若者を中心に人気があります。しかし、面接では避けたほうが無難です。
なぜなら、面接では顔がはっきりと見える髪型のほうが、良い印象を与えられるからです。
マッシュヘアは、顔の上部分が全て隠れてしまうため、表情がよく見えません。そのため、面接には不向きの髪型です。
4. 坊主
坊主は、清潔感がある髪型だと考える人もいるでしょう。しかし大人の坊主は、人相を悪く見せてしまうため、面接では避けたほうが無難です。
また、坊主は反省の証拠としてする髪型というイメージがあります。(昔、某アイドルが反省として坊主になり、話題になりました)そのため、坊主は「何か問題行動を起こしたのではないか」と、人柄を疑問視される可能性があるでしょう。
坊主を脱するには、ある程度時間がかかります。現在坊主の人は、面接までになるべく伸ばすのがおすすめです…!
5. 触覚
触覚は、顔の横にかかる短い毛を指します。女性にとって触覚があるかないかは、死活問題ですよね…。私も丸顔人間なので、面接のときはどうするか悩みました。
結論、触覚はお辞儀をしたときに顔にかかるため、作らないほうが無難です。「小顔効果がなくなる…」という気持ちは、めちゃめちゃ理解できます。しかし、触覚より面接で好印象を与えられる方が大切ですよね。
正直、面接官は顔の丸さや大きさなんて見ていません…!(と言い聞かせましょう)どうしても触覚を作りたい人は、耳にかけられないくらいの長さで、前髪と自然につなげる程度に留めておきましょう。
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面接の髪型のポイントを押さえて好印象を与えよう
面接の髪型は、清潔感があるかどうかが大切です。この記事で解説したポイントを意識して、清潔感のある髪型で面接に臨んでくださいね!そして無事就活が終わったら、思う存分好きな髪型を楽しみましょう!