「○○業界で働きたい」の理由、本当に語れますか?

自己分析

「○○業界で働きたい」の理由、本当に語れますか?

みなさんこんにちは! 井口です。
いよいよ夏本番ですね!暑いーー。。。

6月からインターンが解禁になっていますね。
2021年卒の学生に会う機会も増えて、この時期から動いててえらいなーと思いつつ、
仕事柄、色々と情報交換させて頂く機会があるのですが、
少し気になることが。。。

「人材業界に興味があります!」
「食品メーカー志望です!」
「ベンチャー企業に入りたいです!」

おぉ!素晴らしい!もう具体的に考えているんですね!
と思い、「何で志望しているの?」と聞くと、

「人の役に立つ仕事がしたいです」
「お菓子が好きだからです」
「若いうちにチャレンジできそうだからです」

ん?それって、その業界(規模)でしかできないことなの?
と気になってしまいました。

これから自己分析や業界研究を進めるみなさんに
この辺を深く調べてみてはいかが?というアドバイスをまとめてみます。

◆気になる業界の“どの分野”が自分がやりたいか語れる?◆
例えば、僕がいる「人材業界」を例に考えると、
「新卒採用支援」「転職支援」「人材派遣」「人材教育」etc...
細かく分かれています。

どの分野に携われば、あなたのやりたいことは叶えられるか?
ほかの分野ではダメな理由は何か?
細分化して考えてみると、新たな発見があると思いますよ。

◆好きなことを仕事にするのは、思いつく業界だけ?◆
この世の中にはたくさんの仕事があります。
まだ社会に出たことないみなさんの限られた視野の中で、
可能性を絞ってしまうのはとてももったいないと思います。

例えば、さっき書いたお菓子が好きだから食品メーカーにという流れ。
メーカーに入れなければ好きを活かすことはできないのか?

実際に作っている工場、そのお菓子の広告、お菓子の箱、実際に売る人etc...
関わり方は様々だと思うので、イメージだけで視野を狭くしないように。

◆実際に入社したら、まずどんな仕事をするの?◆
これを見ていない学生が本当に多い気がします。
理念やビジョン、キャリアステップ、福利厚生、働く仲間。
これらももちろん大事ですが、
「入社したらまずどんな仕事からやるの?」と聞くと、
回答に詰まる学生がたくさんいます。

あこがれの業界・規模はあると思いますが、
キャリアの大事な一歩目、しっかり調べてみた方がいいですよ。
一歩目の仕事が自分に合うか否か、できるのか否か、
この辺の研究もしてみてはいかがでしょうか。

長々と書いてしまいましたが、まずはザックリ興味を持つのは良いと思いますが、
興味をもったものはとことん掘り下げてみてはいかがでしょうか。

この辺をサボると、入社後にこう言い始めるんです。
「思っていた仕事と違った。」
「自分のやりたかった仕事ができない。」
「やりがいがなくて面白くない。」

2021年卒のみなさんはまだまだ時間があるので、
是非妥協せずに頑張ってください!

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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