大手企業出身者だからわかる“大手企業に向いてない人”とは?

自己分析

大手企業出身者だからわかる“大手企業に向いてない人”とは?

みなさんこんにちは、井口です。
下の方にある自己紹介にもありますが、
私は新卒で大手企業に入り、今はベンチャー企業で働いています。

実際どうなの?大手?ベンチャー?どっちなの?

このような質問をよくされますが、毎回言うのは、人それぞれ答えが違うということです。

大事なのは** 双方のメリット・デメリットを理解して判断できるか **ではないでしょうか。

今回は、あえて“大手企業に向いてない人”という目線で話していこうと思います。

というのも、実際に私はそうでした。
その経験談も踏まえて、聞いていただけたら幸いです。

大手企業に向いてない人の特徴

これから話す内容に当てはまる就活生・転職を考えている人は「大手企業に向いていない人」の可能性が高いです。

もし「とりあえず大手に行っておけばいいだろう」「大手以外はどんなのかわからなくて不安」と考えている人がいれば、今一度考え方を改めてみてください。

では、詳しくお話していきます。

①同じ作業の繰り返しが苦手で、効率的なやり方を自分で考えたい人

大手企業では、作業の多くがマニュアルなどでやり方が決まっています。
それがあるからこそ、誰でも同じクオリティを保てるんですね。

ただ、中には「こうした方がよくないかな?」「こうなればもっと効率よくなるんじゃないのか?」と思うこともあります。
マニュアルも全てにおいて完璧というわけではないのです。

大手企業では、効率の良さや独自性より、上司の指示やマニュアルを忠実にこなす方が良いという文化があります。

私自身も、やり方を自分で考えたいタイプだったので、マニュアル通りの誰でもこなせる仕事に疑問を持っていました。

「自分からアクションを起こして環境を変えたい!」という考えがある人には、大手企業は向いていないと感じます。

②団体行動が苦手で、協調ばかりは疲れてしまう人

大手企業では当然社員数も多く、組織力が強いことが長所なので、まわりに合わせて行動するという機会は多いです。

例えば、
・集合研修で大量の社員と共に研修を受ける。
・先輩や同僚が残業してると勝手に帰りにくい。

など、全体の空気を読んで動くというのも大事だったりします。

何でもかんでもみんな一緒にというのが合わず、自分のペースも大事というタイプは向いていないかもしれません。

③自分自身の成長を大事にしている人

大手企業が成長できないというわけではないですが、大手企業には「ネームバリュー」があります。

そのおかげで助けられることも多々あるかもしれませんが、良くも悪くもいつまでもネームバリューに守られてしまいます。

大手企業で長く勤め、40~50歳で転職しようと思った時に、「自分一人でできることが少なかった」ということに直面し、苦戦している方を見ることも少なくないです。

逆に、会社のネームバリューが無いと、社員一人一人の市場価値も高くないと相手にされなかったりします。

自己成長を重視している方は、大手企業の安定は向いていないと思います。

上記は一例で、もちろん例外も多々あります。改めて大事なのは「理解しているかどうか」。

入社してから「こんなはずじゃなかった。。。」とならないように、
今からしっかり自己分析や業界研究をしましよう。

自分に合っている企業は本当に「大手」なのか

自分が働いていくうえで、自分の思考と合った企業でないと後々仕事が苦しくなっていきます。

働く企業を選ぶうえでミスマッチを起こさないように、自分が本当に求めている企業はココなのか?
?と今一度考え直すことをお勧めします。

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この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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