エントリーシート(ES)の通過率がぐっと上がる文章とは?
就活生のみなさん、こんにちは。
今回は就活を進めていくにあたり、選考に通過するエントリーシートの書き方について
今一度考えてみたいと思います。
通過するESを書くコツとは?
これから** ESを書いておく上で抑えておきたい8つの項目 **について詳しく説明していきます。
ESの書き方がわからない、選考に通過するESを書くにはどうすればいいの?のと悩んでいる就活生の方は、この項目に沿ったESを書いていきましょう。
それでは解説していきます。
ESの書き方①自分を知らない人にもわかるように具体的に書く
エントリーシートを書く上で意識しなければならないポイントは、選考者は「あなたのことを全く知らない」ということです。
当たり前ですが、あなたのエントリーシートを見る選考者はあなたのことを知りません。
だから、書かないことは知ってもらえないし、伝わりません。
あなたのことを知らない人間に伝わるように具体的に書く必要があります。
たとえば、
「より良いサークルを目指すため、アイデアを出し合い、みんなで協力した結果、サークルの新入部員を増やすことができました」という文章から、エントリーした人物が何をしたかわかりますか?
この文章だけ読むとどう行動して、どこに貢献したのか不明ですね。
このように、抽象的な書き方では絶対に相手には伝わりません。
** 自分をアピールするためには、あなたのことを知らない人間にも情報が伝わるように具体的に書きましょう。 **
ESの書き方②聞かれた質問に正しく答える
これはESだけでなく、面接時や会話においても重要なことになりますが、質問をちゃんと正しい内容で答えられているかということ。
「AとBを教えてください」と聞かれているのに、片方抜けていませんか?
「Aを振り返って、Bを教えてください」と聞かれているのに、Aと全く関係のない内容を振り返ってBを書いてはいませんか?
このように、** 聞かれていることに対して正しく回答することは重要です。 **
質問の内容に沿った答えを記載しましょう。
ESの書き方③結論から書く
質問された内容に対し、** 結論は始めに書きましょう。 **
例えば「あなたの強みは何ですか?」という質問なら「私の強みはコミュニケーション能力です。この強みが生きた経験は~」など結論から書き始めてください。
また、質問の回答が複数ある場合は、段落分けしてもよいでしょう。
第1には… 第2には… などわかりやすい記述にしましょう。
ESの書き方④文章の構成をわかりやすくする
「Aと、そこから得られたBを教えてください」という質問であれば、Aについて語っている数文と、Bについて語っている数文を** 文章構成上くっきり分かれているか **確認しましょう。
さらに「自由にアピールしてください」という質問は、思いつくままに文章を書いて良いという意味ではありません。
この場合にも、アピールしたいポイントを明確にして文章を構成しましょう。
ESの書き方⑤長い文章を短く刻む
就職活動の文章では特に、普段なれない丁寧な文書を書こうとするあまり、文章が長くなってしまう傾向があります。
「〜ですが」と続けたり、「〜ので」「〜て」との順接の言葉を使って文章をどんどん長くすればするほど、わかりにくくなってしまいます。
「〜ですが」「〜ので」「〜て」と文を長く続けたくなったら「です。」と「。」を使って一文で区切りましょう。
また、「思った」「思った」「思った」など語尾に同じ言葉が重なってしまうのも、良い印象は持たれません。
体言止めなどを使い、できる限り語尾は同じ言葉を重ねないようにしましょう。
ESの書き方⑥社会人が使う日本語で書く
難解な言葉や一部の人しか使わない言葉を利用するのはなるべく避けましょう。
もしどうしても必要であれば、簡単な説明を加えてください。
英語・カタカナ語・かっこいい感じのする熟語等は、できれば避けたいところ。
逆に語彙がひどく少なかったり、同級生に送るメールのような話し言葉で文章を書いたりするのも問題です。
語彙はあなたが今まで生きてきた中で、文章を読んだり書いたりした量で決まる面があります。
相手に伝わりやすい言葉を意識して書いていきましょう。
ESの書き方⑦数字ベースでアピールする
数字には説得力があります。
なぜなら、相手が具体的にイメージができるからです。
あなたが自己PRで使う活動の中で、何らかの結果を出していた場合には、その結果を是非数字で示せるようにしてください。
たとえば、何かの改善策を実行したという場合には、ただ「頑張りました」ではなく、** 事前と事後の成果を数字で比較して**、説得力のある文章にしましょう。
ESの書き方⑧思考過程がわかるように書く
ESで自己PRを書く場合、あなたがどんな人であるかをES上で伝える必要があります。
先ほどの数字ベースでの文章など、出した結果だけのアピールではなく
あなたの人柄が伝わるような自己PRにすることが重要です。
そのためには行動の過程がしっかりとわかるように書きましょう。
具体的には以下のポイントに気をつけましょう。
- ** 活動の中で掲げた目標 ** →なぜその目標に取り組もうと考えたのか?
- ** 目標を達成するために行った工夫・努力 ** →なぜその工夫・努力を選択したのか?
- ** 工夫・努力を実践したところ、どのような結果が出たか? **
→打ち込んだ活動の中で、どんなことを学んだか?
これらのポイントをおさえて、行動の結果だけでなくあなたの思考過程を伝えましょう。
ポイントを抑えてESを書いてみましょう
上記のような点を意識して記述・修正した文章とそうでない文章では、全く同じ内容について書いた文章であっても読みやすさや伝わりやすさに大きな差が出ます。
文章力があまりにも低いESを見ると、人事は例え内容に多少目を引くところがあったとしても、最後まで読まずに次の応募者に進んでしまいます。
企業の採用担当者は、多くのエントリーシートを評価しなければいけない中で、解読が必要なエントリーシートをじっくり読むような時間の余裕がありません。
文章力に自信のある方も、細かいところまで読みやすさにこだわってみてください。
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