【実体験もりもり】ベンチャー1年目ってどんな感じ?

自己分析

【実体験もりもり】ベンチャー1年目ってどんな感じ?

この記事は、新卒でベンチャー企業に入社した私の1年目の失敗談とリアルな経験から得た学び、そして、ベンチャー企業で働くとは?について綴っていきます。

(あくまで個人的な見解ですので悪しからず・・・)

ベンチャー企業で働いて1年目で感じたこと

・社長やメンバーがとてもビジョナリー
・とにかく仕事が好きなメンバーが多い
・自分次第で成長する、逆に自分次第で成長が難しい
・実務を進めながら「仕事のやり方」を学んでいく
・会社の成長に必要ならことはすぐに実践するスピード感
・苦手な仕事も得意な仕事もすべて、自分の仕事
・年次関係なく「会社を作っている感覚」がとても感じられる

などなど

仕事は本当に飽きることなく楽しい。
だが、よく「仕事大変そうだね」と言われることがある。

なぜ自分は仕事が楽しいと感じられるのか?

ベンチャーでの仕事が楽しいと感じる理由

確かにベンチャー企業での仕事は楽なものではない。
(まあどんな仕事でも楽な仕事はないのだけれども…)

ただ、仕事が楽しいと感じる理由として、
目指したい世界観や夢を本気で叶えるべく生きているからだと思う。
目指すべき未来のために、仕事をする。

言い方を変えると、
目指したい世界を実現するための行動が仕事である、ということだ。

いやいや仕事をするのではない。
必要だからやる。
楽しいからやる。

このように仕事=楽しい!
と思える背景を考えてみると周りの人の影響が大きい。

とても恵まれていることだが、
わたしの周りには、両親や家族、友人、就活時代に出会った友達もみんな心から仕事を楽しんでやっている人が多く、会う度にお互いの仕事の話で盛り上がる。

”環境は才能を超える”
自分が身を置く場所を変えるだけで価値観はガラッと変わるから面白い。

ベンチャー企業の1年目での失敗と教訓

と、ここまでわたし個人も新卒でベンチャー企業への入社を決めてから、
内定者インターンを1年3ヶ月経て今に至るまでずーーーーっと楽しかったかというとそれはNOだ。
ここからは、新卒1年目の葛藤や、失敗経験から得た教訓を書いていこうと思う。
これから社会人になる皆さんにとって少しでも参考になったら嬉しい。

ベンチャー企業の1年目の教訓①スプレッドシートは絶対に使えた方がいい

先に伝えておきたいのだが、ベンチャー企業でも大手企業でも、就職前に最低限のPCスキル、ITリテラシーは持っておいたほうが良い。

というのも、ここが最低限できるようになっておかないと、なかなか仕事に置いていかれるからだ。
ベンチャーだとなおさら一人当たり仕事量が多いので、PCスキルがないとスピード感をもって仕事ができないので結構キツいものがある。

わたしの場合、想いや行動力で何とかやっていけるだろう!
考え方をしていたのだがこれは安直な考えだった。

いざ内定者インターンで先輩や他部署の人と仕事をすると、自分のPCスキル不足に絶望したのだ。

ベンチャー企業の場合、入社すぐに仕事をさせてもらえる企業が多いが、
わたしの場合は入社初日の資料作成タスクに2時間もかかってしまったのだ。

いや、資料作成に2時間ってかかりすぎだろ・・・!!!

もはや「学校でパソコン触ったことある?」というレベル。
やばすぎるエピソードである(笑)
だから、これから社会人になる皆さんにちゃんと教訓をお伝えしたい。

スプレッドシートは使えたほうがいい!
分からない場合は、Google先生が教えてくれる。

ちょっと話題は逸れるが、社会人基礎力というものをご存知だろうか?
もしこれからインターンや社会人として働く場合は、
ぜひ覚えておいて損はない「社会人として必要とされるスキル12選」。

これはファーストキャリアでしっかり身につけておくとオススメ!

▼「社会人基礎力」3つの能力と12の能力要素
社会人基礎力

個人的にはこの中に、「ググる力」も追加されるべきだと思っているくらいだけど(笑)

ベンチャー企業の1年目の教訓②報連相はしっかり行うべし

次は、ビジネスパーソンとしての共通言語である「報連相」だ。

■ホウレンソウとは?
報連相とは、報告・連絡・相談の頭を取った略語。
ビジネスにおけるコミュニケーションの基本とされています。
これら三つのキーワード(報告・連絡・相談)=ホウレンソウとされる。

1年目の夏、自社でとある採用イベントに出展することになったのだが、
報連相のミスで10時間かけた企画が頓挫した失敗がある。

そのイベントの企画メンバーにわたしと同期が選ばれたのだが、
0から頭をひねってあーでもないこーでもないと企画したアイデアが上司に1mmも響かないという事件が発生。

あ~~~注いだ情熱と時間が~~~!!!!

そもそもその企画内容がイベントの参加目的とズレてしまっていたので、
事前確認不足・認識不足の”報連相ができていなかった”がゆえに起きたミスだった。

5時間くらいかけた企画が振り出しに戻るのはなかなかキツかったが、
この経験から就活時代に報連相の大事さを再認識。

皆さんには、ぜひ「事前に相談」「こまめに連絡」を意識していただきたいと思う。

ベンチャー企業の1年目の教訓③仕事がデキる人は信用を積み重ねている

ベンチャー企業の新卒採用ではよく「新規事業」「裁量権」という言葉が踊る。

わたしもその新しい感じや、
果敢に攻めていく感じに惚れて新卒でベンチャー企業に入った。

だが一度組織の一員として仕事をすると、
一人でできる新規事業はない、と気付く。

新規事業とは、チームを巻き込んで色んなアイデアを取り込みながら
”チーム”や”プロジェクトメンバー”と一緒に進めるものなのだ。

もし新規事業というワードに惹かれている方には、ぜひ知っていただきたい。

その新規事業を回すための「裁量権」を獲得するには、何より人としての信用が重要だ。
その信用がないと人を巻き込んだ仕事はできない。

信用は基本的に原点式のものなので、

  • 報連相ができない
  • 時間を守れない
  • 一度約束したことを破ってしまう と、すぐに「ーマイナス減点」される。

何よりも「信用」や人としての信頼度を高めるベースになるのだ。

仕事がデキて、周囲から仕事が集まる人は、必ず信用が厚い。
だから仕事が集まるということなんだけども…!

仕事をする上では、ぜひ「信用は積み重ね」ということを覚えておくのがオススメだ。

ベンチャー企業1年目からのメッセージ

「新卒1年目は自分と戦う1年間」になるかもしれない。

できないことだらけだ。
ぶっちゃけ、仕事をしたことがないので何もできない。(笑)
スキルも経験も信用も0からスタート。

ベンチャー企業には生半可な気持ちで入らない方がいい。
(もちろん自分のワクワクする気持ちは最優先にしたうえで!)

会社の先輩たちはすごいし、超絶頭がいいし、同期にはバケモノみたいなやつがいるし、
みんな優秀だし自分が何十分もかかるものをスラスラと終わらせていく。

なんで自分はできないんだろう。
足元にも及ばない。
と思うこともあるかもしれない。

ベンチャー1年目の仕事はつらいものなのか?

では、ベンチャー1年目はつらいものなのか?

ヘラヘラと楽しい仕事はあまり多くないが、
何かを大きく変えるとき、
自分にとって新しいチャレンジをするとき、
それらは過去の自分を倒さなければいけない。

だから、楽ではない。

その前提を伝えたうえで、
ベンチャー1年目の仕事はつらいものなのか?というと、
答えはNO。

仕事はめちゃくちゃ楽しい。
新しいことが実現する度に、ワクワクする。
新しいことに挑戦するたびに、ドキドキする。

ベンチャーは自由
ベンチャーは楽しい
ベンチャーは個性を伸ばせる
ベンチャーは裁量権がある
ベンチャーは社長と距離が近い
このイメージを持っている人も多いと思うが、
自分の頑張り次第ですべて正解になる。

何かに挑戦して成長するには
壁を乗り越える時期が絶対にあるし、
地道で泥臭い仕事をすることで、
苦手な仕事も積極的に受けることで、
自分のスキルや経験値はアップデートされる。

つらい仕事や
逃げたくなる仕事に向き合うことで
ビジネスパーソンとしても人としても成長する。

みんな最初からできるわけではないから、
もし数年後に社会人になった自分をイメージしたい場合は、
その会社の先輩に話を聞きに行ってもいいと思う。

チアキャリア卒業生で活躍している先輩

バレットグループ株式会社 - 22卒向け【総合職募集】「ユメ」を「カタチ」にするソリューションベンチャー!!

【バレットグループ:先輩活躍エピソード】
CheerCareer経由で入社した2016卒の先輩が執行役員に就任!
広告事業部でトップセールス、仙台支社の立ち上げ。
現在はCHROとして採用面で会社の成長を加速させています。

株式会社これから - 【新卒】9期連続増収増益。2022卒の《どヘンタイ》を大募集します!!!!!

【これから:先輩の活躍エピソード】
CheerCareer経由でジョインした2015卒が福岡支社長に就任!
現在は、セールス/マーケティング/新規事業/採用まで
一貫して兼任する取締役に就任。

株式会社FREEDiVE - 【22卒】ベストベンチャー100受賞!マーケティング会社がミスマッチをなくす採用を行なっています!

【FREEDiVE:先輩の活躍エピソード】
現代表の今井 渉平社長が、元CheerCareerユーザー。
就活中にもっと自分を磨きたいとあえてドベンチャー就活の道を選び、
その後、ベンチャー企業でのビジネス経験を経て起業。

株式会社フルアウト - 「打席数と裁量権」をお約束します!人と向き合う文化の中で成長を目指したい仲間を歓迎します!

【フルアウト:先輩の活躍エピソード】
現代表の金田社長が元CheerCareerユーザー。
就活時代にCheerCareerを使い、新卒でネットベンチャーに入社。
その後、もともと夢であった起業をすべく株式会社フルアウトを設立。
現在、40名のベンチャー企業にまで成長中。

皆さんの就活に、幸あれ~!

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

平塚のTwitter平塚のFacebook平塚のYoutube

このページをシェアする