<入門編> これからの時代を生き抜くための副業DX人材から起業家になる方法!

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<入門編> これからの時代を生き抜くための副業DX人材から起業家になる方法!

こんにちわ!めっきり寒くなってきましたね。今年も残すところあと少しとなりましたね。
前回以下の記事を公開させていただきまして、その後セミナーなどもさせて頂きましたところ
「副業は将来の起業のために行っている or 行いたい」という方々が思いの外多かったので
今回は「副業は起業につながる!」という切り口で記事を書いてみたいと思います。
これ実は日本社会からこれからとても求められていることなんです。
この辺りも詳しく今回の記事ではご紹介させていただきたく思います!ではまいりましょう!

前回の記事:[23卒向け]今から考える! これからの時代を生き抜くための 複業・副業DX人材になる方法!
https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/767

副業人材から起業家人材が何故社会から必要とされているか?

さてまた経済産業省さんのレポートです。以下よりリンクを記載させていただきます。

兼業・副業を通じた創業・新事業創出に関する調査事業研究会提言~ パラレルキャリア・ジャパンを目指して ~
平成29年3月 中小企業庁経営支援部創業・新事業促進課 経済産業政策局産業人材政策室
URL:https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/kenkyukai/hukugyo/2017/170330hukugyoteigen.pdf

最初の1Pからこんなことが書いてあります。(上記資料より抜粋)
企業による新事業創出や創業による産業界の新陳代謝により、新たな需要と雇用が創出
されることが、日本経済の活性化にとって極めて重要である。そのため、日本再興戦略にお
いては KPI(重要業績評価指標)として、「開業率が廃業率を上回る状態にし、開業率・廃
業率が米国・英国レベル(10%台)になることを目指す」
こと、また、補助指標として、「起
業活動指数1を今後 10 年間で倍増させる
」ことが目標として掲げられている。

なんと!そんなに!?と思った皆様も多いのではないでしょうか。確かに中小企業が潰れている...とか
人口が日本は増えないから経済は大変...とか、そういうニュースはよく聞きますが。
それを解決する手段として、起業活動指数を10年間で倍増!とか、開業率が10%台(今は4%台ぐらいと書いてあります)
になるように目指す!など、かなり国としてはアグレッシブな目標を立てていることがわかりますね。

ここに関して国としては副業をする人を増やし、起業する人を増やしたい!
特にDX人材育成などのテーマで(先日も以下のようなニュースが出てましたが)就業する人を
とにかく増やしたいそうです。ここに対する交付金や、税金の優遇制度なども今後沢山出てくると
予想されますし、企業もこの制度を利用し人材を育成する企業も増えてくることでしょう。
ズバリなので、DX人材、副業人材、そしてそこから得たノウハウで起業を行う!
という流れは国の政策、国の私たち国民への要望に対してもそったキャリアとなります。

デジタル人材育成に3年で4000億円 首相表明 
2021年:11月12日 SankeiBizより
URL:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/211112/mca2111122336014-n1.htm

起業家にとって副業で身につくスキルや力とは?

では副業をやるメリットは何でしょう?給料が上がる?そう短絡的に考えてしまうと
企業家への道も険しくなってしまいます...給料を上げることはもちろん目指さなくてはいけないのですが
実際に自分がどのスキルを身につけていけば、一番良い形で起業家、事業家を目指せるか?ということを
考えなくてはいけません。では起業家にとって副業で身につくスキルとは何でしょう?
それは大きく以下があると考えます。

  • スタンス面が鍛えられる (自分一人しかいない、代表者は自分、誰のせいにも出来ない、サービスの質などすべて自身の責任)
  • 当事者意識が鍛えられる (当事者意識を磨いてサービス開発、営業、マーケをしないとそもそも売り上げは上がらない)
  • PM力が鍛えられる (そもそもプロジェクトマネジメントしてくれる人は自分しかいない。経験がある無いに関わらず  顧客はプロフェッショナルを求めてくる)
  • スケジュール調整力が鍛えられる (本業と副業との間のスケジュール調整、仕事量の調整などの力が身につく

このような力が主に副業では身につきます。会社員と違って一個人事業で始める副業は
もはや自分自身が会社の代表と同じような感覚を持ち業務を行う必要があります。
その緊張感とプレッシャーは最初は大変ですが、それを乗り越えた時に大きな充実感と
成長実感があるはずです。

副業家から起業家を目指せるタイプの人

では副業家から起業家を目指せるタイプの人はどういう人なのでしょう?まず最初に大前提お伝えしますと
おそらく「タフな人」で無い人は難しいです...労働時間は当然のように増えますし、個人事業の方で副業を
始める場合は労働基準法などで守られてはいないので、土日の稼働、深夜の稼働なども増えます。
そのような「普通の人よりも多く働く」というタフさは最初の段階では必要となります。

なので、副業で実施する仕事も「自分が本当に好き」な領域に絞ったりすることも大事ですし
本業や副業において、いかに無駄がないか?を観察し、無駄な業務をとことんまで仕組み化し
自分自身の好きな業務、得意な業務にだけ集中して取り組める環境を作り出すのが好きな人は
副業家、起業家に向いていると思います。

また基本的に「好奇心」が強い人も副業家、起業家には向いています。副業も起業も色々未知なことへ
チャレンジすることだらけです。やったことがない事にばかり挑戦しなくてはいけません。そんな時
会社員であれば、誰かにやり方を聞けばOKですが、副業、起業の場合は基本的に自分で何もかも進めなくては
いけません。リスクはすべて自分が受けなくてはいけません。その分成功した場合にはリターンは大きいですが
それでも自分の好きなことのために、興味がある事業のために頑張るのだ!という好奇心が強い人が
副業家、起業家には向いていると思います。

副業と事業の立ち上げは実は似ている

ここまで読んでいただいて少しお気づきになられている皆様もいらっしゃるかと思うのですが
なので副業を始める始め方と、事業の立ち上げの仕方は実は似ています。

自分自身ができること得意なことをまず棚卸しをし、自分自身が個人として
ユーザ様、カスタマー様、市場に対してどういう価値を返せるか?
ここを考え続け、アクションを起こし続けた人が評価される世界になります。
ここの具体的なSTEPに関しては非常にまた長くなりそうなのでぜひ次回の後編にてお楽しみにください!

## まとめ

いかがでしたでしょうか?これからの日本において副業を始める人が社会的に望まれていること
そして、副業家だけでなく、起業家人材も日本においては望まれていることがお分かりいただけたかと思います。
そして特にDX人材の副業家、起業家になればかなりビジネスチャンスがあるという事と、副業では様々な
スキルが身につき、副業の立ち上げと事業の立ち上げは感覚が似ていることもお分かりいただけたかと思います。
ぜひ次回後編ではこの具体的なSTEPに関して解説させていただき、日本のこれからの社会において
日本経済を引っ張っていただける皆様が次々と誕生していただけるような記事をお届けしたいと思います!
お楽しみに!

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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