【第二新卒】初めて転職するあなたへ「職務経歴書」書き方マニュアル

履歴書

【第二新卒】初めて転職するあなたへ「職務経歴書」書き方マニュアル

「就業経験が短くて職務経歴書が書けない」と困っていませんか?

「数か月で退職したから、書ける経験がほとんどない」
「アピールできるほどの実績や成果なんてない」
「そもそも、アルバイト経験しかないけど職務経歴書って必要?」

日々、第二新卒の皆さんとお話をしていますが、
このような理由で悩んで職務経歴書が書けない人は少なくありません。
職務経歴書は書類選考時に提出を求められることがほとんどですが
作成できずにいると、転職活動の動き出しがどんどん遅くなってしまいますよね。

そこで今回は、第二新卒や職歴が短くても効果的にアピールできるポイントを踏まえながら「職務経歴書の書き方」を詳しくご紹介します!

履歴書と職務経歴書 それぞれ役割の違いは?

第二新卒として転職されるみなさんは、職務経歴書を初めて書くのではないでしょうか。
「そもそも、職務経歴書ってなんなの?」と疑問を感じているかもしれません。
まずはじめに職務経歴書の基礎を確認しましょう。

  • 履歴書:プロフィールを確認するをための書類(連絡先、学歴、職歴、など)
  • 職務経歴書:強み・やる気をアピールするためのプレゼン資料

履歴書は決まったフォーマットがありますが、職務経歴書は何をどのように書くかはあなた次第です。
経歴の短さは気にせずに、これまでの経験や自己PRが伝わるように工夫して書くことがポイントとなります。

履歴書の具体的な書き方とポイント(例文あり)


履歴書を書くまえに、書くべき項目一覧のおさらい

  1. タイトル・日付・名前
  2. 職務要約
  3. 職務経歴
  4. 活かせるスキル・経験
  5. 特技・資格
  6. 自己PR
  7. 文末は「以上」で締める(右端にレイアウトしましょう)

※その他にも、「退職理由」を書くと良いケースもあります。
 例えば、「早期離職しているがやむを得ない事情があった」など、
 事前に伝えておきたい情報があると採用担当者もイメージがしやすいです。

★ポイント★

  • 誤字脱字に注意
     どんなに内容が素晴らしくても誤字脱字があると不採用になってしまうケースがあります
     慎重にチェックをしましょう

  • レイアウトや見出しを工夫しましょう
     文字の太さに変化をつける、表を活用する、下線を引く、「」を活用する、など
     見やすいレイアウトは読み手への思いやりとも言えます!

職務要約

採用担当者が一番はじめに目を通す部分です。本で例えると「あらすじ」にあたります。
そのため、これまでの経験を簡潔にまとめつつ「読み進めたい」と思わせる事が必要です。
人事の方は毎日たくさんの応募書類に目を通しています。
冒頭がダラダラと長くなってしまうと、それ以降読むのが面倒になってしまいますよね。
例えば、職務要約なのに業務内容を詳しく書いてしまう、、ということはよくあるケースです。
読み手の立場になったときにどんな文章だったら読みやすいか考えてみましょう。

★ポイント★

  • 文字数は200文字前後を目安
  • 最もアピールしたい強みを加えるとより、あなたへの興味が芽生えます

職務経歴

職務経歴を書く際にまずは、担当した業務内容を箇条書きしましょう。(研修期間での退職だった場合は研修内容)
もし、正社員としての就業経験がなければアルバイトの経験でもOKです。
次に、その担当業務を通して学んだこと、課題克服のために取り組んだことを記載します。

★ポイント★

  • 5W1Hを活用する  いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、を意識して文章を組み立てることで  伝わりやすさがアップし、正しく理解してもらうことにつながります。

★ポイント★

  • ポテンシャルを最大限に伝える  企業が第二新卒(20代)に求めるものはスキルでなく伸びしろです。 「これからの成長に期待できそうか」といった将来の可能性を見られています。  特別な実績がないことに引け目を感じる必要はありません!

自己PR

まずは、企業が求める人物像を理解することが必要です。
どんなにやる気があっても、お互いの考え方がずれてしまっているとミスマッチにつながりますよね。
「その企業で活躍している人はどんな人なのか?」を研究したうえで、
次にあなたの自己PRとなる強みを洗い出してみましょう。
そこで、企業が求める人物像にあてはめてアピールする要素を選択し、
あなたの思考や強みがマッチしていることを伝えましょう。

★ポイント★

  • 具体的なエピソードを入れる  先ほどの5W1Hを活用してエピソードを掘り下げるのも1つ。   その他、数字を使うことでより具体性がアップします。 【例文】 「週3回、10キロのランニングをしています」 「毎日3時間英語学習を日課としています」

「職務経歴書」に囚われないで!納得のいく「履歴書」を書いてみましょう

「職務経歴書」への苦手意識はすこしでも克服されましたか?
ここまで沢山のポイントをご紹介しましたが、前提として知っておいてほしいのは
「職務経歴書という名前に囚われないで!」ということです。
何度も言いますが、第二新卒に求められるのは「ポテンシャル」です!
あなたの強みとやる気を知ってもらうために、どんな書き方が一番伝わり安いか想像しながら作成してみましょう!

「やっぱり不安」と思ったら、就活ノウハウ記事を参考にしてみましょう

「とりあえず書いてみたけど、これでいいのか文章が不安」
「アピールできる強みが分からない」
「ちゃんとしたものを書き上げる自信がない」
という方はぜひ就活ノウハウ記事を参考にしてみながら書いてみましょう。

就活のプロが最新の就活情報や、就活に役立つ情報を随時掲載中です。
あなたの不安を解消する記事がたくさん載っているので要チェックです(^^)

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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