【就活に役立つ、女性社長のおススメ企業も紹介!】女性が輝ける営業職のススメ
働く女性の姿はすでに当たり前になってきている世の中ですが、
まだまだ営業職=男性というイメージが強いな~と思っている筆者。
ですが、長年社会人をやっている中で、めちゃくちゃかっこいい“キャリアウーマン”にもたくさん出会ってきました。
その中でも、営業職からキャリアを積んでいる人たちって多いんですよね。
今回は、新卒からずっと営業職に従事してきた女性筆者が、
進路を考えている未来のキャリアウーマンの方々に、
女性だからこそ挑戦してほしい営業職の魅力をお話します!
企業は女性を採用したがっている!
実は、女性の営業マンって重宝されがちなんです。
私は4社の転職経験がありますが、どの会社でも活躍の場やチャンスが転がっていました。
新卒で入社した会社では同期が全員男性でしたが、
初めての営業活動で一番多く名刺交換出来たのは自分だったり…
第二新卒で入社した会社では、女性営業の方が成績を残しやすかったり…
(実際に営業成績トップは女性でした!)
どうしてかな?と新卒1年目だった当時は不思議に思っていましたが、これにはちゃんと理由があるんですよね。
その理由をまとめてみました!
女性営業のほうが顧客先との信頼関係を作りやすいから!
業界や商材にもよりますが、顧客先や取引先との信頼関係を構築しやすいのは圧倒的に女性営業です。
ここでいう「信頼関係」とは、商品が良いとか、サービスがすごいなどといういわゆる商材力に頼るのではなく、
「○○さんだから任せるよ!」「○○さんが言ってるんだからやってみるよ!」という、
自分自身を買ってもらうところから生まれる関係のことです。
新卒採用でも中途採用でも、男性の営業マンよりも女性の営業マンの方が相対的に少ないので、
顔を覚えてもらえて、頑張ってるね!と応援してもらいやすい環境が多いという背景もあります。
(個人的には、女性だから応援されるというのは、女性の社会進出がまだまだ進んでいないなぁ…と悔しい気持ちにもなるのですが)
女性営業マンは、気配り力に長けているから!
女性は情緒能力が高いと言われています。
情緒能力とは、学力テストなどで測ることのできない、性格や気質に属する能力のことです。
情緒能力が高いことで、よく相手の方から言われるのはこんな感じの言葉です。
気配り、気づき、丁寧さ、気が利く、親身、自分の気持ちを分かってくれる、愛嬌がいい、話しやすい etc…
配慮が出来て、笑顔で話しやすくて、受け答えも丁寧で親身だったら、
いったんこの人に話してみてもいいかな?って気持ちになるんですよね。
営業というと、一見ものすごくガツガツしていて勢いがあるイメージが強いかもしれませんが、強めな営業がハマらない場面も結構多いのです。
そんな場面で、○○さんだったら対応できそうだから、
この案件行ってきて!なんて棚ぼたチャンスもちょくちょくあります。
男性が介入しづらい分野でも女性は活躍できるから!
男性にとって参入ハードルが高い分野は、より活躍のチャンスが広がっています。
アパレル系や化粧品など男性が関わるには少々ハードルが…という分かりやすい分野はもちろんのこと、
女性ユーザーのみをターゲットにした商品やサービスって、考えてみるとかなりたくさんあるんですよね。
食品、フィットネス、ゲーム、アプリ、イベント、スクール、旅行、ママさん関連…
世の中の購買行動の大半は女性で回っているとする、女性客マーケティングなんていう考え方も存在しています。(出典元:株式会社ハー・ストーリィ)
自分がもし、このサービスや商品を使う立場だったら…と
エンドユーザーの考えや気持ちを理解できて、ユーザー側の立場になってサービスの説明が出来ると、
やっぱり相手の方も自分自身を信用してくれます。
言い換えると、女性が取り扱いにくいサービスや商品というのは少なくて、挑戦できる分野の範囲が広い!ということなんです。
企業側としても、営業範囲を広げられたり、提案できるターゲット層に厚みをつけられるメリットがあるので、
女性採用に積極的な企業はとっても多いのです。
営業職に就くとこんなメリットが!
一般的な女性の平均収入よりお給料が高い
事務職や内勤などのお仕事よりも、お給料が高いことはご存じの通り。
なぜかというと、営業職は会社の利益や実績と直結する業務内容だからです。
評価の指標が数字で見えるという点で明確で、結果が第三者(評価者)から見てもとても分かりやすいため、
自分の頑張りを認めてもらいやすい環境があります。
また、何をどのように頑張れば結果が出る=評価してもらえるかということも明確なので、
目標達成=お給料UPに向けての計画や目標設定がしやすいです。
インセンティブ制を導入している企業は、評価項目がより明瞭で、
自分の頑張りにお給料が直結しやすいという点でモチベーションも上がりますね。
売上を達成すればあとは自由!
ベンチャー企業にも多いのですが、売り上げ目標を達成していれば、
社会人として常識を逸脱してない範囲でめっちゃ自由!という環境が魅力です。
私が勤めた3つ目の会社がまさにこの考えで、
成績がキープできていれば金髪もOK!ネイルも自由!服装自由!コアタイムだけ出勤でもOK!2週間以上の有給連続取得OK!
という夢のようなルールでした。
成績をキープするための努力は絶対に欠かせませんでしたが、
お給料をたくさんもらって、有給をまとめて取って、めいいっぱいリフレッシュして、
また仕事頑張ろう!というメリハリの利いた働き方ができるのは、営業職ならではの強みだと思います。
女性営業職ならではの不安は解消できる?
女性特有の体調不良
重い生理痛やPMS(月経前症候群)に悩まされている方もいらっしゃるのではと思います。
かくいう私も、季節や環境によっては症状が重く出てしまうタイプで、婦人科での検診は欠かせないのです。
会社によっては、生理休暇制度などの女性の身体のための福利厚生を用意してくれる場合も増えてきています。
女性社員を積極採用するベンチャー企業やスタートアップ企業は、
こういった女性の悩みに理解が深い場合が多く、早々に制度を整えていることも多いので、
きちんと聞いてみるのも良いでしょう。
また、言いにくいなと思うこともあるかもしれませんが、
面接時や入社前にきちんと自分の体調のことを伝えておくことで、格段に働きやすくなることも確かです。
私は婦人科系の疾患で1週間お休みをもらったことがありますが、
事前に伝えていたことで周りからのフォローもあり、スムーズに療養に入ることができました。
結婚・出産・子育てなどのライフイベント
女性はライフイベントがたくさんありますね。
仮に、出産や子育てで休職あるいは退職をしたあとでも、
再度求められるスキルが身につくのは営業職のメリットだと思います。
冒頭でお話した、「○○さんだからお願いするよ!」と
クライアントに言ってもらえるような営業力は、休職くらいでなくなるスキルではありません。
もちろんパートナーや家族、企業側ともよく話し合う必要がありますが、
復帰のタイミングや働き方を柔軟に調整してくれる企業が今後はもっと増えてくるでしょう。
日本において、女性の労働力が重要視される昨今、女性の働く環境はどんどん良くなっていくと期待しています。
女性が活躍できる企業はこれだ!厳選3社
とはいえ、どんな企業がいいの?とまだ不安がある方もいるかもしれません。
私のおススメは、経営者が女性だったら、女性ならではの不安も悩みも相談しやすいし、解消しやすい!って考え方です。
社長が女性だったり、役員陣に女性がいたりすると、
女性ならではの視点が社内に浸透していることがとても多く、
性別の垣根が低かったり、柔軟な考え方のメンバーがたくさんいたりします。
ちなみに、こういった女性の社長さんたちは基本的にバリバリの営業マンたち。
一緒に働くことで、営業スキルもたくさん身に着けられるという、超お得なおまけつきです。
おススメ!女性社長がいるベンチャー企業①:株式会社g-wic
社長が女性というだけでなく、女性社員100%のベンチャー企業!
「女性だからできる営業」を常に大事にしています。
株式会社g-wic
おススメ!女性社長がいるベンチャー企業②:エフエルシープレミアム株式会社
入社時期は関係なく、頑張りと成果がお給料にちゃんと反映される評価システム。
新卒1年目でマネージャーに昇進した社員もいるそうです。
エフエルシープレミアム株式会社
おススメ!女性社長がいるベンチャー企業③:株式会社ウィル・ビー
「仕事を通じて成長したい」と考えている皆さんに来てほしい。
創業20年ですが、今後も新しいことや面白いことに挑戦していきます!
株式会社ウィル・ビー
終わりに
今回は営業職にしぼってお話をさせていただきました。
実は筆者、大学時代には営業職に就くなんてこれっぽっち考えておらず、
卒業も差し迫っている中で、自分のキャリアをどう構築していくかを悩んでいました。
やっぱり花形の営業マンかな!くらいで就いた職種ですが、
新卒時代の顧客先の方といまだに飲みに行ったり、
転職をしてからも転職先でお取引につながったりと、
いろんなご縁がたくさんある営業職がやっぱり楽しいなと思います。
どんな進路に進むべきか、どんなキャリア形成をすべきかを迷っている方がいらっしゃれば、参考になると嬉しいです。
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