【企業分析】3C分析を使った企業分析のやり方(分析ツール紹介)

業界・企業分析

【企業分析】3C分析を使った企業分析のやり方(分析ツール紹介)

経営分析ツールを使った企業分析のやり方って?(3C分析)

こんにちは!
前回に引き続き、実際の経営現場で使っている分析ツールを、
就活にどう応用するかについて書かせていただきました。

 ↓ 前回の記事 ↓

「【企業分析】内定率を爆上げする企業分析のやり方(分析ツール紹介有)」
https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/853

前回はSTPという分析ツールでしたが、
今回は、『3C分析』というツールを用いて、
就活に応用する方法を伝授したいと思います!

今回も入社後、同僚を差し置いて一歩前を行くような
スキルノウハウが詰まっていますので、
ぜひ最後までお見逃しなく!

(1)企業分析のやり方 3C分析とは?

まずは前回のおさらいをしましょう。
前回もお話したように、企業分析の目的は3つです。

 1、内定獲得のための志望動機創り
 2、入社後のミスマッチを防止する
 3、入社後早くから成果を出す

この3点でしたね。
本質的な目的をブラさないために、様々な分析ツールがありますが、
今回はタイトルの通り、『3C分析』です。

皆さんは、『3C分析』をご存じでしょうか?

すでに知っている方は、実践と復習だと思って再度確認してみてください。

知らなかった!という人のために、
まずは『3C分析』についてご説明します。

3C分析とは、wikipediaではこのように説明しています。

 ‐
 3C分析とは、企業のマーケティングなどにおいて、顧客、競合、自社の観点から市場環境を分析し、
 経営戦略上の課題を導く分析ツールのひとつである。
 元マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社長でビジネス・ブレークスルー大学学長の大前研一が考案した。
                                        ※Wikipediaより参照

とあります。。。
少しわかり辛いですかね、、?!

要は、会社経営での戦略を考える中で、
市場にどんなニーズがあるか等を分析する必要があるんですが、
顧客、競合、自社の3者間の関係性を整理することです。

ちなみに、3Cとは、「顧客」「競合」「自社」を英語にしたときの頭文字が、
全て『C』になることで、3Cと言います。

基本的には、視覚化して整理することが多いです。

では、それぞれの要素について簡単に説明します。

「顧客(市場)分析」

市場規模の推定や成長性からはじめ、顧客ニーズなどの購買属性等を分析します。

詳しくは、マクロ分析、ミクロ分析の2つの分析を行い、
その中でも、経済環境や社会構造、技術関連を把握するためのPEST分析や、
参入するにあたっての脅威を調べるための5フォース分析という分析手法もありますが、
ここでは割愛します。

「競合分析」

こちらはその名の通りですが、
競合状況を調べ、ライバルサービスの強み弱みを分析します。

詳しくは、ライバル企業の売上や市場シェア等から、
顧客単価や販売ルート等多岐にわたります。

また、成功している要因や、
ライバルが満たせていない領域の弱みの原因を分析すると、
自社の攻めるべき立ち位置を決定することに役立ちます。

「自社分析」
顧客、競合を十分に分析したのち、自社と照らし合わせながら分析していきます。
経営資源、売上高、市場シェア、収益性、販路、技術力、組織力など、
あらゆる要素を検討し、自社の強みと弱み、成功要因を整理します。

ここでは有名な分析ツールで言えば、
SWOT分析がありますね。こちらも今回は割愛しますが、
ご興味ある方は調べてみると面白いです。

(2)企業分析のやり方 STP分析と3C分析の違い

さて今度は、混乱しないように前回お伝えしました、
STP分析と3C分析の違いについてお話していきます。

同じくくりとしては、同じ経営戦略の一部ということでは同じです。

しかし、目的や意図を把握することで、
状況に合わせた分析手法を取り入れることができます。

前回紹介したSTP分析では、
攻めるべき領域や狙い等の方針を決めることに近いです。

競合に打ち勝つ!と目標も立てるのもいいかもしれませんが、
市場を細かくわけてみると、穴場が見つかり、
その中でのオンリーワンになれる可能性を秘めています。

3C分析は、STPを決定するため、
または、STPを実行に移すために実現可能かどうかを調べるためにも役立ちます。
他にも下記のような時に用いるといいでしょう。

・自社の立ち位置が、ポジションが分からない
・顧客が、自社の何を評価してくれているのかが分からない
・数年前に比べて、周りに競合が増え始めている

また、長く同じ会社にいると、
いつの間にかライバルに参入されおいていかれたり、
市場の変化についていけなくなりがちです。
そういったリスクに対応するためにも定期的に見直すといいかもしれませんね。

(3)3C分析を自己分析と絡め、内定獲得!

いかがだったでしょうか?
本記事で、企業分析のやり方として、分析ツールをご紹介してきましたが、
実はもう一つ、強力な応用方法がもう一つあります!

それは、自己分析と絡めるということです。

企業分析では、入社後のイメージのGAPを減らすことや、
効果的に志望動機を創ることに役立ちますが、
さらに内定をいただく率を高くすることができます。

3C分析を、このように捉えて整理してみてください。

・顧客 ⇒ 企業が取りたい学生のニーズ、業界の市況感
・競合 ⇒ 他の就活生
・自社 ⇒ 自分の強み弱み、今までの人生観のストーリー

このように各要素を言い換えて捉えてみて、
分析して表にまとめて整理していくと、
自分が攻めるべき方向性が決まりやすいですね。

私も学生時代は経営学部でしたので、
このように学んだ分析ツールを応用して、
他のライバル学生にないところをPRして内定を勝ち取っていました。

まとめた表をエントリーシートと履歴書の他に、
企業さんへ提出したりもしたので、非常に好まれたことを覚えています。

学んだことは、実践して自分に刷り込むことが重要なので、
ぜひ、日頃の生活、バイト先でも活かしてみてください!

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