ZEN Integrationの梓 比呂です。

最近、新NISAやiDeCoなどが広まっており
私も少し調べたりしておりました。

調べる時に「複利」というキーワードが出るので
今回は複利について、書いてみようかと思いました。

複利とは元本と既に発生した利息にも利息が付く計算方法を指します。
要は時間が経つごとに利息が雪だるま式に増えていくことを意味します。

例えば、4000万円の家を金利1% 35年ローンで購入した場合、以下のようになります。
・月々の支払い：11万2992円
・35年後の総支払額：4745万6640円
・利息：745万6640円

年収400万円の人は約2年分は利息を払う為に働くことになります。

ローンの話しをすると暗くなりますね。

ただ複利というのはお金だけに限らないです。


複利の概念はスキル向上にも応用できます。

「1.01の法則」をご存じでしょうか？
毎日1%の努力や改善を続けることで、1年後には37.8倍の自分になることができることを意味します。
例えば、英単語を1日目5単語を覚えて毎日、前日よりも1%多くの単語を覚えるようにします。
すると以下のような結果になります。
↓↓↓↓
30日目 ：5単語 × 1.01の30乗  = 6.72単語
180日目：5単語 × 1.01の180乗 = 29.95単語
365日目：5単語 × 1.01の365乗 = 188.88単語

逆に複利はマイナスにも働きます。
1.01の法則とは対照的に「0.99の法則」というのがあります。
これは毎日1%ずつ減少することを意味します。
勉強で例えるなら、全く勉強しない日が0.99の法則に向かっていることになります。

ソシャゲやSNSも最初はほんの少しの暇つぶしが
いつの間にか大量の時間を溶かしていることになります。

そして複利の恩恵を受けることが出来るのは若い人になるので
親や先生は毎日勉強しろと言ってくるのかもしれません。

以上です。

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