【質問リストつき!】就活相談は誰に何を聞くべき?7つの相談先を紹介

自己分析

【質問リストつき!】就活相談は誰に何を聞くべき?7つの相談先を紹介

就職活動を進めていると、
「このやり方で合っているのかな」
「面接がうまくいかない」
など、さまざまな悩みや不安が出てくるものです。

そして、誰かに相談したいと思っても、
「誰に相談すれば良いのだろう」
「どんなことを聞けば良いのか分からない」
と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

この記事では、就職活動におけるおすすめの相談先を7つ紹介します。

さらに、それぞれの相談先にどのような質問をすればよいのか、具体的な質問リストも併せて解説します。

ぜひ最後まで読み、自分に合った相談相手を見つけて就職活動の悩みを解消し、自信を持って前に進むための参考にしてください。

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就活相談はどんなときにするべき?

就活相談は、以下のようなときにすることをおすすめします。

〇就活のやり方全般を知りたいとき
〇自己分析を進めたいとき
〇業界について知りたいとき
〇就活に行き詰まったとき
〇客観的な意見を聞いて就活の軌道修正をしたいとき

誰かに相談することで有益な情報が増え、適切なアドバイスをもらえれば、就活の効率が高まります。

そして、相談するときには、自分が考えていることをアウトプットする必要もあるため、伝える力もアップするのです。

就活相談をするメリット

就職活動を進めていると、多くの疑問や不安に直面します。一人で抱え込まずに誰かに相談することには、たくさんの利点があります。

ここでは、就活相談がもたらす具体的なメリットを3つご紹介します。

物事をフラットに捉えやすくなる

一人で就職活動の悩みを抱えていると、考え方が偏ってしまい、冷静な判断が難しくなることがあります。そして、必要以上に悩んだり、落ち込んでしまうことも少なくありません。

そこで、第三者に相談をすれば、自分では気づかなかった新しい視点や客観的なアドバイスをもらえます。他者の意見を聞くことで、自分の状況を公平に見つめ直すきっかけになり、物事を落ち着いて捉えられるようになるでしょう。

これにより、思い込みから解放され、より適切な判断を下せます。

自分の考えを整理できる

就職活動を進めていると、自分の強みや将来やりたいことについて、頭の中だけで考えてしまいがちです。

しかし、自分一人で考えを巡らせているだけでは、考えがまとまらなかったり、同じことで悩み続けてしまったりすることがあります。

就活相談をすることによって、漠然としていた考えが具体的な言葉になり、自分でも気づいていなかった本心や、大切にしたい価値観が明確になっていきます。

また、話を聞いてもらう中で質問を投げかけてもらうことで、これまでとは違った視点から自分を見つめ直すきっかけにもなるでしょう。

不安や悩みが和らいでポジティブな気持ちになれる

就職活動中は、「内定がもらえるだろうか」といった将来への不安や、選考がうまくいかないことへの焦りを感じやすいです。このような気持ちを一人で抱え続けるのは、精神的に大きな負担となります。

そこで、誰かに話を聞いてもらうことで、共感してもらえたり、励ましの言葉をかけてもらえたりすることができ、安心感を得ることができます。

精神的な負担が軽減されると、気持ちが前向きになり、就職活動に改めて取り組む意欲が湧いてくるでしょう。

おすすめの就活相談先と質問リスト

早速、おすすめの就活相談先と質問リストをご紹介します。

大学のキャリアセンター

就活相談といって、真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

大学のキャリアセンターでは、主に以下の情報を手に入れることができます。

〇学内にはどんな求人が来ているか
〇卒業生の就職先や体験談

さらに、大学によって異なりますが、就活セミナーや大学での企業説明会の情報も得ることができるでしょう。

OB・OG

実際に企業で働いているOB・OGの方に聞くことで、働くことのイメージを膨らませることができます。

〇業界の現在の状況や課題
〇働く環境や働き方
〇どのような部下と働きたいか
〇就活当時に意識したこと
〇エントリーシートの添削
〇面接官の反応が良かった伝え方や話した内容
〇就活中のリフレッシュ方法

などを聞いてみましょう。

そして、大学の先輩や同じ大学のOB・OGの場合は、以下のような質問もできます。

〇現在の大学や学部を選んだ理由の答え方
〇同じ学部の人が多いと感じた業界や企業
〇自分(質問者)の第一印象

また、ゼミやサークルなどで数年間の関わりがある先輩には、自己分析に繋がる質問をするのもオススメです。

就活エージェント

就活を熟知している就活エージェントに相談をすることで、より専門的なアドバイスやフィードバックを受けることができます。

具体的には、以下のような質問をしてみましょう。

〇自分に合った求人は何か
〇エントリーシート(以下ES)の添削
〇面接対策
〇自己分析
〇今年の就活状況
〇就活全般の相談

就活エージェントの探し方については、あとの項目で紹介しています。

経営者

知り合いに会社を経営している人がいれば、相談をしてみるのもおすすめです。経営者の視点から聞いて、熱意が伝わる志望動機になっているかなどを聞居て見ましょう。

そして、経営者に聞くということは、社長面接や役員面接での逆質問の練習にもなります。

【逆質問の例】
〇御社の主力商品(サービス)は〇〇ですが、この商品(サービス)は、どのように生まれたのですか?
〇新入社員が新しい企画を提案するとき、どのような提案の仕方だったら、聞きたいと思いますか?
〇新入社員に期待することは何ですか?

また、将来起業を考えているのであれば、独立の方法について聞くのも役にたちます。

大学の先生

大学の先生は、修士・博士へと進んで大学の教授になった人がほとんどであるため、具体的な就活についてはあまり知らない可能性があります。

しかし、自分のゼミで学んでいた学生がどんな道に進んだのかや、卒業後の先輩たちの様子を知っていることもあります。

また、ゼミなどを通して自分の事を知ってもらっているため、自己分析に関わる質問をするのもおすすめです。

具体的には、以下のような質問をしてみましょう。

【質問例】
〇就職後、大学での学びをどのようにいかしたらいいいか
〇同じ学部の人はどんな業界・業種に就職することが多いのか
〇自分の強みと弱み
〇自分の行きたい業界で働いている卒業生はいるか(OBOG訪問の繋がりに)

親の世代と、現在就活を行っている人たちでは、就活の仕方が全く異なります。そのため、企業の人事担当でもない限り、就活の内容については詳しく知らないことがほとんどです。

したがって、自己分析に活かせるような以下の質問をするのがおすすめです。

【質問例】
〇小さい頃の自分について
〇何をしているとき自分はイキイキしているか
〇自分が大きく成長したと感じたときのエピソード

友人

身近な友人であれば、目上の人に比べて気軽に相談しやすいでしょう。自分を知るきっかけになったり、就活に関する有力な情報がもらえるかもしれません。

そして、何より大きな心の支えになるため、遠慮せず自分の悩みなどを赤裸々に話すこともできるでしょう。

ただし、持っている情報の質や就活に対する熱意などは人それぞれ違うため、友人のうち誰に相談するのかも重要です。

【質問例】
〇どんな企業に応募しているか
〇そのための準備は何をしているか
〇就活相談はどこでしているか
〇息抜きの仕方
〇自分に相談するとしたら何か
〇自分と一緒にやりたいことはあるか
〇自分の好きなところ、苦手なところ

就活相談先の見つけ方

大学のキャリアセンターや親、友人なら身近にいるので、時間が合えば相談できます。

しかし、OBOG訪問はどのように行えばいいのか、就活エージェントはどこを利用すればいいのか、経営者と話すにはどうしたらいいのかなど、分からないことも多いと思います。

ここでは、おすすめの就活相談先の見つけ方をご紹介します。

OBOG訪問

OBOGの方と繋がるためには、以下の方法があります。

〇大学のキャリアセンター
〇キャリタスUC(大学のサービス)
〇大学の先輩に紹介してもらう
〇ゼミの先生に紹介してもらう
〇matcher(スマホのアプリです)
〇SNSで探す(Twitterやfacebook)

特に、matcher(マッチャー)は社会人と学生をつなぐマッチングアプリであり、所属大学や学年に関わらず、OB訪問ができるのが特徴です。

そして、このアプリに登録している人は、企業の人事担当が採用目的で利用していることもあれば、サービスの開発担当者が学生の意見を取り入れるために登録しているなど、利用目的は様々です。

また、Xやfacebookでの採用に力を入れている企業は、社員が採用のための個人アカウントを作っている場合があります。企業説明会で会った人に、SNSでアプローチをするのも方法の一つです。

就活エージェント

就活のプロに相談ができるのが、就活エージェントです。たくさんの種類がありますが、エージェントごとに得意分野があります。

特に、ベンチャー企業や中小企業に特化した就活相談ができるのは、弊社の運営するチアキャリアです。

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就活相談の前にすべきこと

就職活動の相談は、準備をしてから臨むほうが有意義な時間になりやすいです。

ここでは、相談を有益なものにするために、事前にやっておくべきことを3つ紹介します。

ある程度の自己分析をしておく

相談に行く前に、少しでも自己分析をしておくことが重要です。完璧である必要はありませんが、「自分は何が好きか」「何が得意か」「どんな時にやりがいを感じるか」などを考えておきましょう。

自分の特徴や考えが少しでも分かっていると、相談相手もあなたのことを理解しやすくなります。その結果、あなたに合った業界や企業について、具体的なアドバイスをしやすくなるのです。

一方で、何も準備がないと、一般的な話だけで終わってしまう可能性があります。貴重な相談時間を有効に使うためにも、簡単な自己分析は事前にしておきましょう。

調べて分かることはチェックしておく

相談したい企業や業界がある場合、基本的な情報は事前に調べておきましょう。例えば、企業のホームページを見れば分かる事業内容や仕事内容などです。

相談の時間は限られているため、調べればすぐに分かることを質問するのではなく、調べても分からなかったことや、実際に働いている人の意見を聞くようにしましょう。

また、事前にしっかりと業界・企業研究ができていれば、あなたが真剣に考えているという姿勢を示すことにも繋がります。

質問の背景も説明できるようにする

ただ単に質問をするだけでなく、「なぜその質問をするのか」という背景や理由を明確にしておくことも重要です。

例えば、「この会社の社風はどうですか」と聞くだけでなく、「私はチームで協力しながら働くことを大切にしたいのですが、こちらの会社ではそのような働き方ができますか」と伝える形です。

何を考えてその質問に至ったのかを説明することができれば、相談相手はあなたの価値観や考えを理解できます。その結果、求めている答えとずれることなく、的確なアドバイスをもらいやすくなるでしょう。

まとめ|就活相談を誰にするか見極めて就活を成功させよう!

就職活動は一人で抱え込まず、周りの人々を頼ることが、成功への大切な一歩です。

大学のキャリアセンターや就活エージェント、OB・OGなど、相談先にはそれぞれ特徴があり、得られるアドバイスも異なります。

まずは、今の自分が何に一番悩んでいるのかをはっきりさせることが重要です。その上で、この記事を参考に、自分の悩みを解決するのに最も適した相談相手を選んでみましょう。

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この記事を書いた人
ayano

一般企業2社→公立小学校教員→フリーランス
できれば履歴書は(長くなるから)もう書きたくありません。
子供たちが、夢や目標をもって社会に出ていくことを応援するフリーライターです。

ハリネズミとポケモンが好き。
アイコンは小学校を辞めるとき子供がくれたミミッキュ。

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