モチベーショングラフの書き方6ステップを解説!メリットやおすすめツールも紹介
やっほ〜皆さんこんにちは、いいみゆで〜す!
「就活の自己分析方法が分からない」
「モチベーショングラフってどうやって作成するの?」
「効率的に作成する方法が知りたい」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
モチベーショングラフは、就活の自己分析にぜひ使ってほしいツールです。
なぜなら、自己分析に必要な深堀りができ、価値観や自分の軸が分かるからです。
この記事では、以下の内容について解説します。
- モチベーショングラフを作成するメリット
- モチベーショングラフの書き方
- モチベーショングラフの作成ツール
この記事を読めば、深く正しい自己分析ができ、合格に一歩近づくアピールが可能になるでしょう。
就活を始めたばかりの学生は、必見です!
モチベーショングラフは人生の出来事と感情を振り返る自己分析方法
モチベーショングラフは、自分の人生に起こった出来事と、それに付随する感情を振り返る自己分析方法です。
自分を客観視するための自己分析ツールとして、よく就活で使用されます。
モチベーショングラフは、横軸を時間・縦軸をモチベーションの高さとして表し、折れ線グラフで作成するのが一般的です。
モチベーショングラフは、ただ作成すればよいわけではありません。
作成したグラフを元に、自分の強みやアピールポイントを洗い出すことが大切です。
書類選考や面接で、自分の良さを最大限に伝えるために、モチベーショングラフを作成して活用しましょう。
モチベーショングラフを作成するメリット3選
モチベーショングラフを作成するメリットは、下記の3つです。
- 自分のモチベーションの源泉が分かる
- 自分の強みが分かり自己PRに活かせる
- 企業選びの軸になる
ただでさえやることが多い就活。
「わざわざモチベーショングラフを作るのって、面倒だな〜」と考えている人もいるでしょう。
たしかに、ある程度作成時間は必要ですが、その分、自己分析が楽になります。
メリットを1つずつ解説するので、ぜひ作成のモチベーションにしてみてください。
1. 自分のモチベーションの源泉が分かる
自分がどんな時にモチベーションが高くなるのか、低くなるのかの分析が可能です。
就活の自己分析は、生まれたときから現在まで、約20年間分行う必要があります。
当時は、なんとなく選択したり行動したりしていた出来事でも、実は価値観や信念に基づいていたことが分かります。
就活は、志望動機や自己PRなどに一貫性があるかどうかが大切です。
モチベーショングラフを作成すると、自分の価値観や信念が見えてくるため、一貫性を持った主張ができるようになります。
2. 自分の強みが分かり自己PRに活かせる
モチベーショングラフを作成すると、おのずと自分の強みが分かります。
折れ線グラフの高い箇所が、自分の強みです。
実際にモチベーショングラフを作成してみると、山が高くなっているところが何箇所か出てきます。
約20年間生きてきて、モチベーションが高くなった出来事がない人は、ほとんどいないでしょう。
山になっている出来事の共通点が、そのまま自分の強みとしてアピールできます。
自分の強みがアピールできるエピソードが複数あると、説得力が増します。
そのため、より強固な自己PRが作れるようになる点がメリットです。
3. 企業選びの軸になる
モチベーショングラフは、企業選びの軸探しにも有効です。
今までの人生で何を大切にして選択をしてきたかが、客観的に分かります。
いわゆる「人生の軸」が見えてくるのです。人生の軸が分かれば、企業選びの基準も定まります。
例えば「誰かの役に立つことにモチベーションを感じる」のであれば、ダイレクトに人と関われる接客業などが、企業選びの候補になるでしょう。
近年、終身雇用の時代は終わりを迎えており、転職やキャリアチェンジは当たり前に行われています。
とはいえ、新卒で入社する企業選びは非常に大切です。
転職は、キャリアアップのためにするのが理想であり、「やりたい仕事ではなかった」「社風が合わない」などの理由で行うのは避けたいところです。
モチベーショングラフを作成すれば、企業選びの軸が定まるため、入社後のミスマッチを防げます。
【6ステップ】モチベーショングラフの書き方を解説
モチベーショングラフの書き方は、下記の6ステップで行います。
- 縦軸と横軸を設定する
- 幼少期〜大学までの印象的なエピソードを書き出す
- モチベーションの推移を折れ線グラフにする
- エピソードに対しての感情や実際に行動したことを書き出す
- モチベーショングラフの上下の共通点を探す
- モチベーションを言語化する
1つずつやり方を解説します。
1. 縦軸と横軸を設定する
縦軸はモチベーションの高さ、横軸は時間です。
縦軸のモチベーションの高さは、100%〜-100%、横軸の時間は、生まれてから現在までの年齢を1歳刻みで設定します。
実は筆者も就活時代、モチベーショングラフを作成しましたが、「1歳刻みで設定するのめんどくせ〜!」って思ってました。
ただ、細かく設定したほうがエピソードを掘り起こしやすいため、ここは頑張って1歳刻みで書き出しましょう。
2. 幼少期〜大学までの印象的なエピソードを書き出す
ベースとなる縦軸と横軸が設定できたら、幼少期から現在までの出来事を振り返ります。
その中で印象的なエピソードを、時間軸の上に書き出しましょう。
エピソードの具体例は、下記のとおりです。
- 運動会の徒競走で1位になった(小学1年生)
- 高校受験に失敗した(中学3年生)
- 大学で人生初めての彼女ができた(大学1年生)
エピソードは、一見就活に関係がなさそうなものでも問題ありません。
自分の中での喜怒哀楽や、心に残っているエピソードを、ピックアップしておきます。
人生の転機となった出来事や、困難な状況をどう乗り越えてきたかが分析できます。
また、エピソードは些細なものでも書き出しておくのがおすすめです。エピソードの数は多いほうが、後で共通点が見つけやすいからです。
とにかく思いつく限り、印象に残っている出来事を書き出します。
3. モチベーションの推移を折れ線グラフにする
エピソードに対して、自分のモチベーションがどうだったのかをグラフで表します。
具体例は、下記のとおりです。
- 運動会の徒競走で1位になった(小学1年生)…80%
- 高校受験に失敗した(中学3年生)…-100%
- 大学で人生初めての彼女ができた(大学1年生)…100%
それぞれのエピソードに点数をつけ、点を結んでいくとグラフが完成します。
ここまできたら、あと半分です!頑張りましょう!
4. エピソードに対しての感情や実際に行動したことを書き出す
折れ線グラフができたら、それぞれのエピソードに対して、当時の自分はどう感じたのか、行動したのかを書き出します。
これまでに出した具体例に当てはめて、考えてみましょう。
- 運動会の徒競走で1位になった(小学1年生)…親に褒められたくて練習した
- 高校受験に失敗した(中学3年生)…孤独な受験勉強が辛かった
- 大学で人生初めての彼女ができた(大学1年生)…人生バラ色!デートに行けるようにバイトを頑張った
「なぜ?」と自問しながら、エピソードに対しての感情を深堀りするのがおすすめです。
深堀りができるようになると、自分の価値観や特徴が明確になります。
5. モチベーショングラフの上下の共通点を探す
モチベーショングラフの山と谷、それぞれのエピソードの共通点を探しましょう。
エピソードの内容は違っても、モチベーションが高いときと低いときには、必ず共通点が存在します。
例えば、モチベーショングラフを見たところ、山と谷にはそれぞれのエピソードがあったとします。
【山のエピソード】
- 運動会の徒競走で1位になった
- 大学で人生初めての彼女ができた
- アルバイトでリーダーになった
【谷のエピソード】
- 高校受験に失敗した
- 部活でレギュラーになれなかった
上記を見ると、モチベーションの共通点は、下記のように考えられます。
- モチベーションが高いとき:誰かに求められている・努力が報われた
- モチベーションが低いとき:努力が報われなかった
全く違うエピソードでも、共通点があると分かりますよね。
共通点をピックアップすることで、価値観や自分の軸が見えてきます。
6. モチベーションを言語化する
モチベーションの共通点が分かったら、実際に面接などで話せるように言語化をしましょう。
よく、モチベーショングラフを作成しただけで満足してしまう人がいますが、非常にもったいないです。
モチベーショングラフは、あくまで自己分析を手助けするツールです。
せっかくモチベーショングラフで自己分析ができていても、面接で話せなければ、あなたの魅力は伝わりません。
自分はどのようなときにモチベーションが上がり、その強みをどう活かせるのかまでを言語化しておくと、説得力のある回答ができます。
モチベーショングラフはありのままの自分を掘り起こすのがポイント
モチベーショングラフは、ありのままの自分を掘り起こすのがポイントです。
自分をよく見せようと嘘を書いても意味がありません。
むしろ正直に書かないと、入社後にミスマッチが起きる可能性が高いでしょう。
また、よく見せようとしてつくろった姿は、面接官にすぐ伝わります。
就活は、受験とは違い、点数などで評価するものではありません。
企業理念や社風に合う人材であるかどうか、長く活躍してくれるかどうかが重要です。
モチベーショングラフの作成を通して、自分にしっかりと向き合ってみてください。
モチベーショングラフの作成ツール2選
モチベーショングラフの作成方法は、下記の2つがおすすめです。
- 手書き
- Excel
それぞれの良さやポイントを解説しますので、自分にはどちらが向いているかチェックしてみてください。
1. 手書き
手書きのモチベーショングラフは、メモ書きなどがかんたんに行えるだけでなく、自由にカスタマイズできる点がメリットです。
作成を進めていくと「ちょっとここにメモを足したい」「高校時代のエピソードが多くなりそうだから、余白を多めに取りたい」などの要望が出てくるケースもあるでしょう。
手書きなら、自分の希望に合わせてレイアウトが可能なため、臨機応変に作成ができます。
ただし、手書きは1から作成しなければならず、時間がかかる点がネックです。
(筆者は当時パソコンが得意ではなかったので、手書きでやりましたが、1週間くらいかかりました)
しかし、最近はインターネットで軸やマス目のみのテンプレートなどを、無料でダウンロードできるサイトがたくさんあります。
ベースだけのテンプレートのため、カスタマイズは自由に行えるでしょう。
2. Excel
Excelは「手書きが面倒くさい」「データで管理したい」という人におすすめです。
テンプレートの種類も豊富なため、短時間できれいなモチベーショングラフが作成できます。
また、スマートフォンやタブレットなどにExcelをインストールしておけば、通学中にも確認、加筆が可能です。
パソコン操作が得意な人は、Excelを使えばあっという間にモチベーショングラフが完成するでしょう。
一方で、データ保存できていない、飛んでしまったなどのリスクは存在します。
せっかく作成したのにやり直し…なんてことにならないよう、バックアップなどを取っておくのがおすすめです。
モチベーショングラフを作成して就活に活かそう
モチベーショングラフは、就活の自己分析ツールとして活用が可能です。
自分の強みや企業選びの軸が分かるため、面接で説得力のあるアピールができるようになります。
作成方法は手書きかExcelがおすすめです。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分にあった方法でモチベーショングラフを作成してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
いいみゆでした〜!ば〜いば〜い!