就活生必見!ガクチカの書き方と例文10選|企業に刺さる自己PRのコツを徹底解説

ガクチカ

就活生必見!ガクチカの書き方と例文10選|企業に刺さる自己PRのコツを徹底解説

「ガクチカって何を書けばいいの?」
「他の学生と差別化するにはどうしたらいい?」

このような悩みを抱える就活生は非常に多く、実際に『ガクチカ 例文』という検索ワードは毎年ピークシーズンに検索数が急上昇します。

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は、エントリーシート(ES)や面接でほぼ必ず聞かれる鉄板質問。
だからこそ、ありきたりな内容では評価されにくく、しっかりとした構成・自己分析・成果の言語化が必要になります。

本記事では、チアキャリアがこれまでの就活支援経験をもとに、ガクチカの基本構成から例文10選、そして企業に刺さるためのコツまで徹底解説します!

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【1章】ガクチカとは?企業が見ているポイント

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略。

企業がガクチカを通して見ているのは、単なる経験そのものではなく、以下のような“姿勢”や“能力”です。

  • 自分で考え、動き、成果を出す力
  • 困難をどう乗り越えたかという思考プロセス
  • チームでの役割や周囲との関わり方
  • 再現性(=入社後にも活かせるか)

つまり、「すごい経験」がなくても、「考え方」や「取り組み姿勢」をしっかり言語化できれば、ガクチカは魅力的になります。

【2章】ガクチカの基本構成(PREP+STAR)で説得力アップ!

おすすめの構成は「PREP法」と「STAR法」を組み合わせること。

効果的なコミュニケーション戦略

■ PREP法

  • Point(結論)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例)
  • Point(再度結論)

■ STAR法

  • Situation(状況)
  • Task(課題)
  • Action(行動)
  • Result(結果)

【型としてのテンプレ】

  1. 私が学生時代に力を入れたのは〜です(Point)
  2. なぜなら〜という背景があったからです(Reason)
  3. 具体的には〜に取り組み、○○という課題に対して△△しました(STAR)
  4. その結果、〜という成果を得ました(Result)
  5. この経験から、〜という学びを得て、今後にも活かしたいと考えています(再Point)

ガクチカテンプレート構造

【3章】ガクチカ例文10選(シーン別)

  1. アルバイト
  2. サークル活動
  3. ゼミ・研究
  4. 部活動・スポーツ
  5. 長期インターン
  6. 学園祭・イベント運営
  7. 留学経験
  8. ボランティア
  9. プログラミング・資格学習
  10. 家庭の事情と両立

■ ① アルバイト(飲食店のリーダー)

私が学生時代に力を入れたのは、飲食店のホールリーダーとして業務改善に取り組んだことです。
忙しい時間帯にオーダーミスが多く、顧客満足度の低下が課題でした。私は業務フローを見直し、注文確認のチェックリストを導入。結果としてミス率を30%削減し、リピーターも増加しました。この経験から、課題に気づき改善を行う力が身についたと感じています。

■ ② サークル活動(会計担当)

私が力を入れたのは、サークルの会計として年間50万円の予算管理を行ったことです。透明性を重視し、収支報告を毎月共有する仕組みを作成。結果、活動資金の無駄が減り、メンバーからの信頼も高まりました。

■ ③ ゼミ・研究

私が学生時代に力を入れたのは、経済学ゼミでの研究活動です。私は「地域経済と観光振興」をテーマに、実際に自治体や観光協会へヒアリング調査を行い、地域資源を活かした施策提案を行いました。インタビュー先の調整やデータ整理には多くの労力を要しましたが、リーダーとしてスケジュール管理と分担を明確にし、メンバー全員が能動的に動ける体制を整えました。その結果、学内の研究発表会で最優秀賞を受賞しました。この経験から、論理的に物事を分析する力と、チームをまとめるリーダーシップを身につけました。

■ ④ 部活動・スポーツ

私は体育会のサッカー部で副キャプテンを務め、チームの意識改革に尽力しました。2年時にチームは成績が低迷しており、技術だけでなくメンタル面での課題が多く見られました。そこで、選手同士のコミュニケーションを増やすためのミーティングを定期的に設け、また先輩後輩の垣根を越えたフィードバック文化を構築しました。徐々にチームの雰囲気が改善し、翌年の大会ではベスト4という成果を収めました。この経験を通じて、組織の課題に向き合い、周囲を巻き込んで改善に導く行動力を養いました。

■ ⑤ 長期インターン

私が学生時代に力を入れたのは、ベンチャー企業での長期インターンです。営業職として新規顧客の開拓に取り組み、最初はアポイントすら取れずに悩みました。そこで先輩社員の商談に同席し、自分のトークスクリプトを改善。さらに業界研究を徹底して相手の課題に寄り添う提案を心がけました。その結果、月間契約件数で全体3位を達成し、社内表彰を受けました。この経験から、PDCAを回す力と、失敗から学び成長する姿勢を身につけました。

■ ⑥ 学園祭・イベント運営

学園祭の実行委員として、来場者5000人規模のステージイベントの責任者を務めました。出演者やスタッフとの連絡が煩雑で進行に支障が出ていたため、タスク管理ツールを導入し情報を一元化。加えて、緊急時の対応フローを明文化し、全体に共有しました。本番では大きなトラブルなく運営でき、来場者からも「過去一番見やすかった」という声を多数いただきました。この経験から、リーダーとしての段取り力とトラブル対応力を磨くことができました。

■ ⑦ 留学経験

私は大学2年次に、アメリカへ半年間の交換留学を経験しました。最初は語学の壁に苦労し、授業内容も理解が難しかったのですが、毎日予習復習に加え、現地の学生に自分から声をかけて学習会を開催しました。次第に発言の機会も増え、最終プレゼンではクラスで最も高い評価を得ることができました。この経験を通して、異文化の中でも自ら行動する主体性と、困難に対する粘り強さを養いました。

■ ⑧ ボランティア

私は地域の小学生向け学習支援ボランティアに2年間参加しました。家庭の事情で集中が難しい子も多く、単に教えるだけでは成果が出ませんでした。そこで、一人ひとりの性格や興味を観察し、勉強をゲーム感覚で取り入れるなど工夫を重ねました。結果的に、担当した子どもの中で4人が志望校に合格し、親御さんからも感謝の言葉をいただきました。相手の立場で考える力と、信頼関係を築く大切さを学びました。

■ ⑨ プログラミング・資格学習

私は独学でプログラミング(Python)を学び、最終的にWebアプリを自作するまでスキルを高めました。当初はエラー続きで何度も挫折しかけましたが、オンラインの勉強会に参加し、知識のインプットと実践のバランスを重視することで理解を深めました。現在ではチーム開発にも参加しており、GitやSQLなども扱えるようになりました。この経験から、目標に向かって継続的に努力し、課題を乗り越える力を身につけました。

■ ⑩ 家庭の事情と両立

私は大学時代、家計を支えるために週5日のアルバイトと学業を両立してきました。忙しい中でも成績を維持するため、通学時間を活用した復習や、学習スケジュールの細分化など効率的な学習方法を工夫しました。その結果、GPAは4年間を通して3.8以上を維持し、学部の奨学金も受け取ることができました。この経験を通して、限られた時間の中でも粘り強く物事に取り組む姿勢を培いました。

【4章】ガクチカが弱く感じるときの工夫

「自分には大した経験がない」と感じる場合でも、以下のように工夫すれば立派なガクチカになります。

  • 日常の中の小さな工夫や継続にフォーカスする
  • 定量化できる数字(〇〇を△△%改善など)を入れる
  • 他人との比較ではなく、自分の成長に着目する
  • 苦手なことに挑戦した過程もアピールになる

ガクチカを強化する方法は?

【NG例】

  • 結論がなく、だらだらと出来事だけを述べる
  • 自慢話だけで終わっている
  • 主語が常に「チーム」になっていて自分の行動がわからない

【5章】ガクチカを通じて“らしさ”を伝えよう

ガクチカは企業に対する自己PRの第一歩です。
「どんなことに価値を置く人間なのか」「どんな場面で力を発揮するか」を伝えるチャンスでもあります。

ありのままの自分を魅力的に見せることが内定への近道。
だからこそ、テンプレに頼りすぎず、自分自身のストーリーを見つけることが大切です。

【6章】チアキャリアを使えば、ガクチカの磨き方がわかる!

就活は一人でやる時代ではありません。
チアキャリアでは、ガクチカの壁打ちや添削相談も可能。企業と学生がフラットに出会える仕組みが整っています。

  • ベンチャー志望の学生向けに強いES事例多数!
  • 登録無料&エージェントのサポートもあり
  • イベントや説明会で直接企業に想いを伝えられる

【まとめ】

ガクチカは“内容”より“伝え方”が重要です。
自分の経験を深掘りし、企業が求める力と結びつけることで、唯一無二の自己PRになります。

ぜひこの記事を参考に、自分だけのガクチカを磨き上げてください!

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この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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