お仕事を「推し(おし)事(ごと)」に!~業界・企業研究編~

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お仕事を「推し(おし)事(ごと)」に!~業界・企業研究編~

こんにちは。キャリアコンサルタントのまつです。
日々学生さんたちと面談をしていて、志望業界の話題になった時、
「〇〇業界に行きたいです!(きっぱり」
と断言されるにもかかわらず、その理由を尋ねると、とたんにぼんやりとあやふやな内容しか答えられなくなってしまう方がいらっしゃいます。

もちろん入社前ですから、その業界の100%を知る事は難しいと思いますし、外から見てすべてが分かるほど、どんな仕事も単純ではありません。(力説

当然、会社ごとに違いもあります。

でも、そもそも興味があるから志望しているはずでしょうから、自分なりの切り口で良いので、その業界の事や会社の事は知っておいて欲しいと思います。

ちなみに、「就職(転職)活動は恋愛と同じ」なんて事も言われますが、恋愛は基本的には1対1の関係なのに対して、就職(転職)活動は会社1に対して複数の入社希望者という図式が多いので、「推し」のことを思うファンの心理に似ているかなと考えています。

恋愛 ♡vs♡  
ファン ♡vs♡♡♡♡♡♡♡♡♡……

そこで、ヲタク気味のまつが考えた、企業研究の始め方、考え方について少しお話します。

まず前提として、業界は”ジャンル”、会社は”推しメン“として考えます。

その1、きっかけを明確にしてみる。

志望業界をしぼったきっかけがどこかにあるはずです。
推しを推そうと思ったきっかけです。
子供のころから漠然と憧れていた場合もあるでしょうが、それでも好きになったきっかけがあるはずです。
それを思い出して、できれば一度は文章にしてみましょう。

その2、どこが好きか、どうして好きなのかを考えてみる。

仕事は楽しい事ばかりでもありませんが、好きな事や興味のある事はやっぱり楽しいです。
では、どうして好きだと思えるのでしょう。
好きの理由が見つかると自分の思考傾向も見えてくるかもしれません。
そういえば歴代の推し達には共通点がありませんでしたか?

その3、好きな仕事に就いて何がしたいかを想像してみる。

念願の業界に入ることが出来た自分を想像してみましょう。
夢が膨らみますね。
何がしたいですか?憧れていた世界で輝く自分はどんな仕事をしているでしょう?
推しの隣で推しのために頑張る自分……推しがあなたを見つめていますよ///

いかがでしょう?
好きな理由を考えたり、好きな仕事に就いた自分を想像する……楽しくないですか?

気持ちを言葉にするのは案外難しい事です。
少しでも皆さんが楽しく就職(転職)活動していただけますように。
それでは、また。
ごきげんよう。

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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