社会人になった自分から、就活を舐めていた自分へ
拝啓
初めてお手紙を書きます。
拝啓と言いつつ、季節のご挨拶なんていうつもりはありません。
単刀直入に伺います。
あなた今、浮足立った日々送っていますよね?
自己分析も終えて、自分のこと分かったはいいが
結局どの業界に向いているのかはわからず…
でも周りは業界も絞りきって、この時期なのにもう最終面接とか言い出して
ちょっぴり焦り気味…
とはいえ、周りが大手ばかり見ているから自分も何となく大手にエントリーして
だけど何となくの就活って駄目だよな~、ベンチャー企業とかいう企業も見ておきたいな。
でも売り手市場って言われているし、バイトもこの後あるから考える時間ないし
まあ、結局は何とかなるか!
という具合にかれこれ数日間ずっと考えては堂々巡り。
我ながら、阿呆!と言ってやりたくなります。(もう言っちゃってますね笑)
完全な就活スパイラルにハマっていますね。
確かによっぽどのことがなければこのご時世、就活はなんとかなります。
ちなみにここからの流れを予め伝えておくと
・大手3社、ベンチャー企業1社から内定をもらいます。
・自分のキャリアを考えたうえでベンチャー企業に進むことを決断!
・実家に呼び出され親の猛反対にあい、勘当寸前まで炎上します。
・姉のフォローもあり、最終的にベンチャー企業に決めます。
・就活が終わるの8月中旬です。平均的に見てもかなり遅い方です。
こんな感じになります。ちゃんと就職先は見つかるのでご安心を!
でもちょっと大変そうじゃない?
紆余曲折あって今の私がいるのですが
この大変さを少しは軽減してあげたい。
なので私から『今、就活真っ最中』のあなたにお伝えしたいことがいくつかあります。
① 何となく、を今すぐやめなさい。
② 親世代との世代隔離を意識しなさい。(親の反対は本当にある!)
③ ベンチャー甘くみるなよ。
の三本立てで伝えておきます。
① 何となく、をすぐにやめなさい。
これは、自分でも「それとなく」気づいていることだと思います。
このままじゃダメだって。
そこで今すぐやってほしいこととしては、
・友人や周りの就活生と比較しない。
どこにだれが行くかなんて気にしても仕方ない。
出身大学にコンプレックスがあっても、学歴を気にしたところで今更どうしようもない。
棚に上げておきなさい。
・批判されることを恐れない。
アウトプットの繰り返しで思考は磨かれていきます。
② 親世代との世代隔離を意識しなさい。(親の反対は本当にある!)
おやカクって言葉知ってますか?
この言葉を知ったのは、内定が決まった後でした。
世間一般的に言われつつあることだけれども親の立場も自分の考えも
両者双方の理解が必要になるのは事実。
早い段階から、就活のあれこれを逐一話しておくといいかもしれないですね!
ちなみに僕は当時流行っていた「ライフシフト」を両親に読ませて市況感の共有を図りました!
③ ベンチャー甘くみるなよ
これは、うぬぼれるなとも言っておきたいです。
アルバイト沢山して社会経験あると思いこまないように。
業界や職種が全く異なれば知らないことはたくさんあります。
あとは、スピード感付けておきましょう。これは常々今も言われていることですので…
ともあれ、これも自分がするの?
と思うようなことを沢山出来るので、経験としては間違いなくかけがえのないものになるでしょう。
と、ここまで長々と話してきましたが、
少しは参考になりましたか?
これを読んだあなたが、
明日から切り替えてエントリーシートの作成に本腰を入れることを期待しています。
敬具
追伸
この手紙を書いている時期は、
君が入社して間もなく1年経過した4月になるけど、
ちなみに一度東京で働いた後、
同期と二人で九州の拠点の立ち上げを経験できたりするよ!
ベンチャーは何が起きるかわかりませんが、面白いですよ!