最終面接手前で落ちるのは、○○が足りないから!

面接対策

最終面接手前で落ちるのは、○○が足りないから!

就活お疲れ様です。

コロナの影響で就活のスピードは落ちているものの、
早い学生は内定を獲得、または最終面接手前の方も多いのではないでしょうか。

そんな中、
「最終面接手前で落ち続ける」と悩んでいる学生もいると思います。

最終面接手前で落ちることは、相当悔しく精神的にしんどいと思います。
また、1つの企業にかけた時間や費用は、最終面接に向かえば向かうほど高くなるのも事実です。

そこまでした企業から『不採用通知』
たまったもんじゃない!って悲しみよりも怒りすら沸いてくるかもしれません。

原因が自分自身と企業がマッチングに至らなかったということであれば、
前向きにお互いが進めるのですが、
多くの学生の場合、自分自身の売り込みの不完全燃焼が理由のような気がします。

そこで、今回は最終面接手前で落とされてしまう、
『学生の特徴』についてご紹介しようと思います。

https://www.tiktok.com/@cheercareerceo/video/7255590831413923074

話、意思決定の深さが足りない!!!!

「人が好きだから人材業界を選びました。」
1次面接あたりであれば通過の可能性があると思うのですが、
最終面接手前でその理由はかなりナンセンス。

1年間付き合って結婚しようとする相手に「顔が好きだから選んだ」って
言われているようなものです。
「1年も一緒にいて決め手そこですか?」となるはずです。

業界選択も同じで、もっと納得度が高い理由を提示した方がいいです。
例えば、
「多くの業界の人と関わりリアルタイムで社会の現状を知れ、
より的確に情報量が少ない学生に社会の情報を届けれるから人材業界を選びました。」

比べて見ましょう。
「人が好きだから人材業界を選びました。」
「多くの業界の人と関わりリアルタイムで社会の現状を知れ、より的確に情報量が少ない学生に社会の情報を届けれるから人材業界を選びました。」

前者と後者の違いは、
他の業界でできるか、この業界でしかできないかの違いです。

つまり差別化があるか、ないかです。
これがあるかないかで話の深さが変わってきます。

どうやって話に深さをもっていけばよいのか

答えはすごくシンプルで、情報収集です。
業界分析をこまめにしましたか?
更に、その業界を取り巻く経済状況を分析しましたか?

Googleで調べるだけでいいのです。
デジタルな時代、調べれば膨大な量の情報を収集できます。

これをするだけで、
収集した情報はあなたの知識となり、
あなたの話、意思決定に深さが出てくるようになります。

これは、志望動機も一緒だと思います。
同様に、企業について情報を収集して、
競合他社ではなく御社がいい理由を探します。腑に落とさせます。

このように、
情報を調べて他との違いを明確(=差別化)にさせる。
これをするだけで、あなたの話や意思決定に深さが出て、
面接官も納得してくれるでしょう。

そうすると、すぐに3次面接は通過して最終面接にいけるでしょう。
コロナの影響で就活のスピードが落ちている今だからこそ、
もう一度、情報収集をしてみてみてください!

最終面接で企業が注目するのは、「特徴の程度」と「志望動機」

個人の特徴の抜きんでている人から内定を出す

「学生が持つ特徴の程度」とは、学生一人ひとりが売りとしている特徴の程度の甚だしさのこと。
「レベル感」「難易度」と言い換えてもいいでしょう。
最終面接まで進んだ学生は皆、その企業の求める水準に達しており、採用して良いと思える人ばかり。

その中でさらに人数を絞るために、個人の特徴の程度の甚だしさに注目するというわけです。
例えば、アピールポイントが「努力家であること」なら、どのくらいの努力家なのか、
「コミュニケーション能力が高いこと」であれば、どのくらいコミュニケーション能力が高いのかなどを見て、
僅差であっても抜きんでている人から内定を出します。

モチベーションの高さが差別化になる

「志望動機」も同様です。
多くの企業は、選考の初期段階では志望度の高さは重視していないことが多いです。
むしろ、「最初から志望度の高い人はいない。
志望度は選考を通じて企業が学生に働きかけて高めていってもらうもの」という認識でいます。
しかし、最終面接にもなると、志望度の高さが学生を比較する要素の一つになってきます。
すなわち、同じくらいの能力を持つ人が当落線上にたくさんいる中で一歩抜きんでるには、
モチベーションの高さが差別化になるというわけです。

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

平塚のTwitter平塚のFacebook平塚のYoutube

この人の記事をもっと読む
このページをシェアする