就活生が抱えるストレスの原因と解消法

自己分析

就活生が抱えるストレスの原因と解消法

就職活動をしていく上で、
不安や焦り、または、先が見えないという現状から、
ストレスが溜まってしまっている学生も多いのではないでしょうか。

だからといってそのストレスを放っておいてしまっては、
周りとの人間関係も悪化し、
さらにストレスが溜まるという悪循環におちいってしまいます。

そのため今回は、
ストレスを正しく理解することをメインテーマとして、
その改善方法についてお伝えしていきます。

正しくストレスを理解をすることで、
ストレスに対する抵抗力を強め、上手く対処できるようになります。

ストレスとうまく付き合うために、今回の記事を参考にしてみてください。

就活生が抱く4つのストレス

①時間に対するストレス

就活を始めると、以前の学生生活と比べ、
圧倒的にやるべきことが増えます。

そのため、
毎日何かに追われるような感覚を持ちながら、
日々を過ごしている方も少なくありません。
やらねばならぬことが多すぎることにストレスを感じています。

②慣れない環境に対するストレス

就活は説明会や面接など、
慣れない環境に身をおくことが増えます。

さらに、現状だと、
オンライン面接、オンライン説明会など、
通常の就活経験に加え、
初めての経験だらけの環境にストレスを感じる就活生も少なくありません。

③他人との比較によるストレス

就活の場となると、
競争の場という意識も高くなり、
その結果どうしても周りの就活生と自分とを比較してしまいがちです。

それまで仲の良かった友人でさえ、
にっくきライバルに見えてきてしまうことも。

競争心をもって取り組むこと自体は、
とてもいいことだとは思いますが、
その結果、ネガティブな感情になってしまえば、
当然、ストレスにつながりますよね。

④選考お祈りによるストレス

人によってはもうすでに選考に進んでいて、
いわゆる「お祈りメール」をもらった方もいると思います。

それも、1次面接とかであれば、ダメージはまだ小さいですが、
2次、3次と進んだ面接でのお祈りだと、
「一生懸命考えた自己PRだったのに・・・」
のような感情が強くなり、
これもストレスが溜まる大きな要因の1つになります。

理解をした上で対処していく

ストレスの理由を理解したらあとは対処していくだけです。

上記のようなストレスを解決していくためには、
コントロール可能なことに焦点をあてる
ことを意識するといいでしょう。

つまり、「自分の努力だけ」で、
変えることができる事実なのか、
変えることはできない事実なのか
の線引きをしっかりとしておくことが大事ということですね。

変えることができる事実をもっと噛み砕いて表現すると、
「自分の思考や行動のみで変化させられること」です。

例えば、
・自己分析やESの質
・エントリーする企業の数
・参加するweb説明会の数
などですね。

それに対して、
変えることができない事実は、
「自分の努力だけではどうにもならないこと」を指します。

「他の就活生の行動」や「その企業の採用人数や採用スケジュール」
「その企業の求める人物像」などです。

いくらみなさんが頑張ったところで、他人を変えるなんて容易なことではないですし、
ましてや、企業の採用人数なんてどうこうできるものじゃないですよね。

それにもかかわらず、
・時間が足りない(1日24時間では足りない)
・コロナの影響でweb対応企業ばっかり
・友達がもう内定を獲得した
・自分の自己PRを企業に受け入れてもらえなかった
などで頭を悩ませてしまう学生のほうが圧倒的に多いのです。

そういった悩みがいかに不毛なものか、
わかっていただけるのではないでしょうか。

であれば、
「コントロール可能な事実にもっと焦点をあてて、
今の自分にとって努力で改善できることは一体なにか。」

を考えていくと、
自然とストレスも軽減されていくはずです!

さいごに

まず、間違いなく言えるのは、
就活はみなさんを確実に成長させます。

さらに、
人は成長を実感することで、幸福感を感じるようになります。

できないことを数えるよりも、
昨日の自分と比べて、
できるようになったこと、改善できたことを日々見つけながら、

就活をすすめていくといいかもしれませんね!

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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