これだけは避けたら大丈夫!オンライン面接でのNG行動!

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これだけは避けたら大丈夫!オンライン面接でのNG行動!

今年の就活は、コロナウイルスの影響でほぼオンライン化が進んでいますよね。
例年とは違った就活にとまどっている学生は多いと思います。

そこで今回は、オンライン面接でのNG行動をご紹介。
オンライン面接でのNG行動さえ意識すれば、面接官から悪い印象を抱かれることはありません。

ではまず、オンライン面接とは何なのかご説明しましょう。
知っているよ!という学生は飛ばしても大丈夫です。

オンライン面接とは

オンライン面接とは、PCやスマートフォンを使用したインターネットを通じて行う面接形式のこと。

通常、面接は学生が企業に出向いて対面で行うものですが、オンライン面接だと自宅から面接を受けることができるため、
移動時間や交通費を削減にもなり、地方の学生も都内の企業にエントリーする機会が増加。
またその逆で、都内の学生が地方の企業にエントリーしやすい環境に。

就活における「距離の壁」はオンライン面接によって軽減されたと言えるでしょう。

オンライン面接のメリット

では最初にオンライン面接のメリットを3つご紹介します。

オンライン面接のメリット➀交通費がかからない

これまで対面での面接の場合、企業に直接出向く必要がありました。
そのため都内の学生も面接のために電車を使って移動する、地方の学生だと新幹線や飛行機を利用して企業に訪問。
その後、面接が終わったらすぐに帰宅するといったケースも。
面接の度に新幹線や飛行機を利用していたら、交通費だけでアルバイト代が消えてしまいますよね。

実際に、就活にお金がかかると感じている学生の声は昔から多かったです。

就活費用は平均13万6,867円、最高額は北海道23万3,525円

上記の記事にもあるように、就活費用で最も多くを占めていると言われているのが「交通費」
交通費が安く済むことは、就活生にとってもかなり大きなメリットになることでしょう。

オンライン面接のメリット➁スケジュール調整がしやすい

就活・学校の授業・サークル・アルバイト、これら全てをこなすのはとても大変。
どんなに容量が良い学生でも時間は限られているため、何かを犠牲にして就活に時間をかけているはずです。

都内の学生でも対面で面接をする際、企業までの移動時間に片道1時間以上かかると言う学生が多いのでは?
地方の学生となると、移動時間がもっとかかるのは明白。

オンライン面接だと、直接企業に出向く必要がないため移動時間が短縮!
移動時間を気にせず授業後のスキマ時間を使ってオンライン面接に挑め、1日に複数社のオンライン面接を受けることもできます。

オンライン面接のメリット➂手元に資料を置いておける

対面面接でも、オンライン面接でも、面接官は学生の皆さんが企業に提出したESをもとに質問を考えます。
そのため、手元に自分が提出した資料を置いておくと、ESと一貫性ある答えをすることができ、内定率がアップ。

ただし1点注意してほしいことがあります。
手元の資料が映らないように、カメラの位置をセッティングすることだけ気を付けて!

オンライン面接のデメリット

次にオンライン面接のデメリットを3つご紹介します。

表情が分かりにくい

カメラの画質は近年の技術向上とともに良くなってはいるものの、やはり直接会ったときより表情や熱意は伝わりにくいです。

表情が読み取りにくい分、リアクションはいつもよりも大きく、相槌も多めに、普段よりも聞いている姿勢を意識して下さい。
意識しないと、真顔で話を聞いていると勘違いされてしまい、愛想が悪い学生だと思われて内定が遠のいていく危険性があるので注意。

通信機器のトラブルが起こる危険性

通信機器のトラブルは、通信環境の不具合で誰にでも起こってしまう可能性があります。

音声が聞こえなくなってしまった、画面が固まってしまう、最悪PCが落ちてオンライン面接が急に終了してしまうなんてことも。

このようなトラブルが発生した場合はまず落ち着いて、企業の担当者に電話して指示を仰ぎましょう。
トラブルは誰にでもあること。落ち着いて対処することで面接官から評価を得ることもできるはず。

ピンチをチャンスに変えましょう。

PCの起動に時間がかかってしまう危険性

就活生の皆さんはPCを立ち上げたら突然再起動した、なんて経験はないですか?
私はあります!再起動に時間がかかったせいでオンライン授業に間に合わなかった、なんて苦い経験が。

それ以降は、いつ再起動が起こるか分からないので、時間に余裕をもってPCを立ち上げるようにしています。
みなさんも気を付けて。

オンライン面接でのNG行動

オンライン面接では、面接官から自分がどう見えているのかわかりにくいですよね。
また、自宅で面接を受けられる反面、対面面接よりも緊張感が欠如してしまう学生もいるのでは?

そこでついやりがちなオンライン面接でのNG行動をご紹介します。

  • LINEやメールなどの通知をオンにしたままにする
  • PCやスマートフォンの画面を目線の下に設置している
  • 背景が汚い
  • キーボードを打つ音が響いている
  • 話すときに画面を見ている
  • 部屋が暗くて顔が見えない

では、1つ1つ解説していきます。

LINEやメールなどの通知をオンにしたままにする

オンライン面接中に通知をオンにしていると、通知音が面接官にも聞こえています。
これは、入試で通知音が鳴るのと同じくらい印象は最悪です。
通知音1つで内定に影響を与えてしまうのですから、通知は必ず切るようにしましょう。
また、PCとスマートフォンを同じ机に置いておくとバイブレーションで画面が揺れ、音が入ることもあるので、スマートフォンの置き場所にも注意が必要です。

PCやスマートフォンの画面を目線の下に設置している

PCやスマートフォンを目線と同じ高さに設置していますか?
もし目線よりも低い場所に設置している学生は、面接官に上から目線で話していると勘違いされてしまっているかも。
また、画面を顔の下から映すことでますます表情も読み取りにくく、暗い印象になってしまいます。

PCやスマートフォンの下に教科書を積んだりして、目線と同じ高さになるように工夫しましょう。

背景が汚い

部屋でオンライン面接を受ける学生は自分の部屋を綺麗にしていますか?
背景に本がでたらめに積み重ねられた本棚が映っている、適当に畳まれた服が映っている。
なんだかだらしない学生だな~と面接官に感じられてしまうかも。

もし部屋が汚い場合、ZOOMなどのアプリの背景設定を変えることをお勧めします。

キーボードを打つ音が響いている

PCでメモをとるとき、必ずキーボードを打ちますよね。
私も結構強めにキーボードは打つタイプですが、そのタッチ音は通話相手である面接官にも聞こえています。

もしあまりにもタッチ音が大きすぎると、あなたが話している声まで聞き取りにくくなってしまう危険性が。
反対に、面接官が話している声も聞こえにくくなってしまう危険性もあるので、キーボードを打つときはタッチの強さに気を付けましょう。

話すときに画面を見ている

対面面接だと、面接官の目を見て話していれば確実に目が合うはず。
しかし、オンライン面接で面接官の目を見て話しても目は合いません。
むしろ常に下を向いて話している学生だと印象付けてしまいます。
暗い学生だなと勘違いさせてしまうので、話すときはできるだけカメラを見て話すことが内定への鍵。

部屋が暗くて顔が見えない

画面が暗いと表情どころか顔すら見えません。
電気をつけたりカーテンを開けて日差しを入れたり、部屋を明るくするための工夫は必ずしましょう。

オンライン面接まとめ

以上にあげたNG行動に気を付けながら、面接対策も同時進行で行いましょう。
オンライン面接中の態度が良くても、質問への受け答えが微妙だと、内定をもらえる可能性はそこまで高いとは言い切れません。

そこで内定率を上げるためにも、質問対策も完璧にしましょう。

関連記事:【面接】問われることの多い質問集

この記事には面接でよく聞かれる質問がタイプ別に書かれています。
具体例も載っているので、具体的な対策をすることが可能。

オンライン面接での態度、質問対策、どちらも完璧にこなすことで学生のみなさんの内定率は確実にアップするはず!
皆さんの健闘を祈っています。

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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