不安なオンライン就活を勝ち抜く10の対策
2020年3月に日本国内で新型コロナウイルスが広まりだしてから約1年が経ちました。
2020年3月以前は、オンライン就活やオンラインインターンは大変珍しかったのですが、
現在多くの企業がオンライン就活を採用しており、就職後もフルリモートでの勤務を行っている企業も多くなっています。
就活生の何割がオンラインを経験?
実際、2021年卒業の学生の9割近くがオンライン面接を経験しており、
オンライン説明会を視聴した企業数からもオンラインでの就活が定番になって来ていることが分かります。
HR総研:2021年卒学生の就職活動動向調査 結果報告
9割以上の学生がオンライン面接を経験(人事ポータルサイト【HRpro】)
https://www.hrpro.co.jp/researchdetail.php?rno=272
現役就活生が抱えるオンライン就活での不安
筆者自身もこの1年オンラインのみで就活を進めました。
オンライン就活を始めたばかりの時期は、
- 自己アピールが上手くできない
- オンライン上のマナーが分からない
- 参加者同士の声がかぶる など、対面の時と比べてコミュニケーションが上手くいかずに悔しい思いをしたことがありました。
特に、オンライン就活における自己アピールの難しさを強く感じていました。
オンラインのみでの就活では、自信のある就活生がどんどん前に出てグループを引っ張り、企業にアピールしている一方、
控え目な就活生は入るタイミングを逃したままグループディスカッションが進んでいってしまうこともあります。
こういった場合、周りに気を使って発言しなかったとしても、企業の人事の方が評価するのは、前者の自信のある就活生の方です。ですので、オンライン就活では積極的に前に出ることが重要であり、そのためにはオンライン就活への自信が必要です。
そこで今回は、オンライン就活への不安を解消し、自信につなげるための10の対策を紹介します。
オンライン就活の事前準備
1.PCもスマホも通知オフに
面接やインターン中は、スマホをマナーモードにするのはもちろん、PCの通知をオフにするのも忘れずに!
筆者は初めてオンライン就活をした際に、LINEの通知がなってしまい、大変焦りました。
スマホのマナーモードの仕方は覚えていても、PCの通知オフの仕方は分からなかったり忘れてしまことも多いので、
オンライン就活前日にPCの通知をオフにしておく安心です。
2.通信環境の事前確認
オンライン就活では、最も重要なことかもしれません。
ポケットWi-Fiやスマホのテザリング機能を使用している場合は、面接中に速度制限が来てしまわないかを確認しましょう。
また、カフェや、帰省した実家など、初めてオンライン就活をする場所では、前日のうちに通信回線を確認しておくことをおすすめします。
また、家や寮などのWi-Fiは使用人数によって、回線が重くなる可能性もあるので、事前に家族や友人に時間を伝えて、
同時接続を避けてもらうのも有効でしょう。
3.明るさの調整
明るさは、なるべく自然光を利用するのが良いです。しかし、時間帯によって、部屋への光の入り方は大きく変化します。
もともと部屋に光が入らなかったり、直射日光で顔に影が出来てしまう場合は、女優ライトを使用するのもおすすめです。
明るさ調整はできたけど、メイクでもしっかり好印象もらいたい就活生はこちらへ!
☞関連記事:現役就活生が伝授・オンライン就活生必見!就活メイクの裏ワザ
4.カメラの角度
意外と忘れがちですが、カメラの角度もオンライン就活での企業の人事の方からの印象に影響します。
すぐにできる工夫としては、
- 椅子の高さを下げて、PCを垂直にしたときに、顔が画面中心に来るようにする
- キックスタンド式のPCの場合は、キックスタンドの下に本などを置き、画面が机に対して垂直なようにする の2つです。まだやっていなかった人はぜひ試してみてください。
オンライン就活当日に気を付けること
5.充電をしながら
まずは基本中の基本!オンライン就活中は、充電が必須です。
事前に充電をするという手もありますが、オンライン就活は長時間に及ぶことも多いので、当日安心して挑むためにも、
充電をしながら参加できる場所を選んだほうがいいでしょう。
6.表情
意外と気を抜きがちなのが、聞いているときの表情です。
会社説明の時など、自分が話さない時にも画面はONのまま。
そして、共感するところはうなずいたり、面白いと思ったら笑うなど、積極的にコミュニケーションをとるとよいでしょう。
意識して反応をするということは、企業の人事の方に自分をアピールするためだけでなく、
話している人に対する敬意の示すということにも繋がります。
オンライン就活で、感情や思いが伝わりにくいのは、就活生も企業の人事の方も同じです。
就活生も、人事の方の視点を考えたり、オフラインの就活よりも伝えようという気持ちを持ってコミュニケーションをとると、
選考がさらに上手くいくかもしれません。
7.身振り・手振り
恥ずかしいと感じるかもしれませんが、画面に映るように身振り・手振りをするのも有効です。
オンライン就活はオフラインでの就活に比べて、雰囲気や熱量が伝わりにくい傾向にあります。
しかし、身振り・手振りをつけると、一気に表現が豊かになり、就活生の雰囲気も伝わりやすくなります。
今まで意識していなかった就活生は、ぜひ試して見てください。
8.手を挙げる
グループディスカッションで声が重なってしまい、「どうぞ!」「いえ、どうぞ!」と譲り合いになったり、
一人の就活生ばかり話していて、なかなか発言できないことはありませんか?
そんな時は、画面越しに手を挙げるのが有効です。
視覚的に主張することで、口頭のみよりの圧倒的に認識してもらいやすいです。
1度、譲ることになったとしても、みんなが認識するので、場の空気を壊さず、発言のチャンスもやってくるはずです!
9.目線
これは最近知ったのですが、
自分が話すとき:カメラを見る
相手が話すとき:画面を見る
ようにすると、より対面に近いコミュニケーションができるそうです。
筆者も次の選考で実践してみます!
10.お礼を書くまたは言う
最後に、退出するときにはお礼を忘れずにいいましょう。
対面では当たり前に言えていたお礼も、オンライン就活では全体の前で言わなくてはならず、言いにくいこともあります。
少し勇気がいるかもしれませんが、ルームを退出する際には、ミュートを解除し口頭でお礼を伝える、
もしくはチャットでお礼伝えるといいと思います。感謝されて嫌な人はいません。
お礼だけでなく、就活における言葉遣いはとても重要!不安な就活生はこちらをクリック
☞関連記事:印象操作に大きく影響する就活での言葉遣いに注意
少人数制のオンライン就活で自分の魅力を伝えよう!
ここまで、オンライン就活における10の対策を示しました。
やはり、大手企業などたくさんの応募者がいる企業では、短時間で自己PRをするというのは難易度が高いかもしれません。
そういった、学生にはベンチャー企業での就活もおすすめです。
ベンチャー企業は大手ほど、就活生が殺到するわけではないので、グループワークも少人数制だったり、
選考の早い段階で1対1の面談を行っている企業も多いです。
そのため、面談中に的確なフィードバックがもらえることも多く、就活の視座を高くするきっかけにもなるでしょう。
ぜひ一度、挑戦してみてください。
とは言っても、ベンチャー企業に絞ってを探すのは、難しいですよね。
そんな時はぜひ、CheerCareerがおすすめです!
ベンチャー企業に特化した就活サイトである一方、業種関係なく掲載されているので、
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まとめ
いかがだったでしょうか。2020年4月ごろから広まりだしたオンライン就活ももうすぐ1年になり、
オンライン就活の、メリットとデメリットが明確になってきています。
限られた条件の中での就活は難しいことも多いです。
しかし、オンラインという環境の変化をいかにチャンスに変えられるかも能力の1つだと思うので、
私も時代に適応して頑張ります!