【体験談】リモートワーク未経験者がフルリモートでベンチャー企業に就職してみた

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【体験談】リモートワーク未経験者がフルリモートでベンチャー企業に就職してみた

コロナ禍も1年を過ぎ、すっかり生活スタイルや仕事のスタイルが変わってしまった!
という皆さんも多いのではないでしょうか?
就活生の皆さんは面接や説明会がオンラインに変わり、社会人の皆さんは色々な仕事が
リモート、オンラインに切り替わった事でしょう。著者である私もその一人です。
今回は「なぜ私がリモートワークでスタートアップベンチャーに転職したのか?」
体験談をお届けします。

リモートワークは快適?

リモート未経験者がなぜリモート転職?

やりたい仕事が地元にはなかった

まず始めに!わたしには全くリモートワークの経験はありませんでした。
HR業界で14年間、法人営業、採用業務、マネジメントの業務にあたり、
その後10年は保険業界でセールスの仕事をしていました。
むしろリモートワークとは縁遠い世界にいたのです。
しかしコロナ禍をきっかけに私の人生は大きく動きました。
前職に大きな不満があったわけではありません。
ただ、大学を卒業し直ぐに就いた人材業界でしみついたHRアンテナは保険業界にいても
ビンビンに張っていて、ここ最近のHR市場のスピーディーな発展、大きな変革には
興味があったのです。

これまでもHR業界への出戻り転職を考えなかったわけではありません。
しかし地元には自分の思い描くHR企業は無かったのです。

ところが!コロナ禍でリモートワークが浸透
早々に転職市場にはリモートワーカ―の求人が出始めました。
今までなかなか出会うことができなかった首都圏のスピード感溢れる会社との
出会いが爆増し、私の転職熱は更にヒートアップしていったのです。

転職サイト登録~就職まで

というわけでリモートワークに興味を持ち始めた私はリモートワークにフォーカスした
転職サイトを覗き始めました。
転職サイトに登録をしESを一生懸命書きキャリアコンサルタントとの面談に挑みました。

10年のブランクがあるとは言え人材業界14年の経験は伊達ではありません。
コンサルの方に自分をより良い企業に紹介してもらう為には面接以上に気合が必要と
ESの内容を頭にたたき込み、リモート面談であるにも関わらずスーツを着こみ姿勢を正し
面談に挑みました。そして素晴らしいコンサルの方に出逢う事が出来たのです。

すぐに私に向いていそうな企業をピックアップして頂きスムーズに面接へとこぎつけました。
東京⇔熊本のオンライン面談からのオンライン面接。そしてめでたく転職成立!
地方在住の私にとって

  • すべてがオンランで成立するという感覚
  • 一連のスピード感

すべてが「世の中凄いことになってる!」の驚きでした。

わたしのリモートスキル

リモートワーク未経験の私ですが全くPCが使えないわけではありません。
オンライン会議システムでの商談、エクセル、ワード、パワーポイント、メール
ここら辺は問題無く使えました。
また、新しい事には興味のあるタイプでエンタメはAmazon プライムにNetflix
音楽はSpotify、銀行はネットバンキングと地方在住の割にはDX率高めと自負していました。

リモートワークの洗礼

バーチャル朝礼に無事出席できるのか?

 
事前に「バーチャルオフィスがあって、テキストはslackでやり取りするよ~」
と説明を受けてはいたもののリモートワークの全容については
全くイメージがついていませんでした。

事前に会社から郵送してもらっていたPCを開くとバーチャルオフィス(discord)が
自動的に立ち上がる様になっていました。
就業開始日の9:00になったらログインして「全体会議室」に入って下さいね!
と説明を受けていましたが、そもそも無事にログイン出来るのか?
「全体会議室に入る」とはいかなる事なのか?
結果的に無事に朝礼に参加することは出来たのですが
このドキドキは序の口で、この先、更にリモートワークの洗礼を受ける事になったのです。
「地方在住の割にはDX率高めと自負」は完全に打ち砕かれました。

リモートワークで使用される多くのツール

すべてをオンラインで済ませて行くわけですから、それはそれは色々なツールを使用します。

  • 音声はディスコード
  • テキストはslack
  • ファイルはgoogleクラウド
  • ビデオ会議システムはzoom、GoogleMeet
  • お客様とのやり取りはchatwork,slack,LINE,Messenger,メール

一気に目にした私はパニックです。
各ツールには無数のチャンネルも存在します。
始めは、そのツールが何を目的としたものなのか?イメージがつかなかったのです。
私のスキルは全くではありませんが殆ど役に立ちません(涙)
自分の経歴と年齢を恨みました、、
これまでの仕事で、これらのツールを使っていたら!もっと若ければ!
言っても仕方がないので今でも食らいつく毎日ですw

ただ!デジタルネイティブに近い若人の皆さんは、アッ!と言う間にツールを
使いこなせる様になるはずです。

転職先はスタートアップベンチャー

わたしの転職先は創業8か月のスタートアップベンチャーです。
コロナ禍に生まれた会社という事もありリモートワークでも仕事が上手く進む工夫
社員が密に関係を築ける工夫がなされています。

バーチャルオフィス

バーチャルオフィスには、実際のオフィスと同じように色々な部屋があります。
そして常に音声で繋がれる様になっているのです。

  • 全体会議室に皆で入り朝礼・夕礼
  • ミーティングルームで会議
  • 各部署の部屋で仕事

バーチャルオフィス

リモートワーク色々な工夫

月一のオンライン飲み会もあります。
社員だけでなく内定者やインターン生も参加!部署関係なし!です。
というか、そもそも皆な違うエリアに住んでいるのです。
私は熊本、宮城の仙台や高知、滋賀、そして東京メンバー。
まさに住んでる所はバラバラです。

ですがスタートアップベンチャーだからこそ、より快適なリモートワーク環境を
みんなで作って行くことが出来ています。
これからも、どんどん良くして行こうとみんな考えています。

【リモートワーク】困ったことあるある!

コロナ禍になり勤務先でリモートワークが推奨される様になった人も多い事でしょう。
リモートワークは新しい働き方です。当然お悩みも多いはず!

リモートワークで悩みがある人

という結果になっています。
急なことで準備が間に合っていない!最適解が見つかっていない!なんて声が聞こえてきそうですね。
それでは具体的には、どんな事に悩んでいるのか?みてみましょう。

リモートワークお悩みランキング

リモートワークには、まず環境を整えることが大事な様ですね

快適なリモートワークみんなが工夫したこと

リモートワーカーの皆さんは、どんな工夫をして快適な毎日を送っているのでしょう?

リモートワークの悩みは工夫で乗り越えよう

リモートワーク最大の利点は通勤しなくて良い事!
このメリットは誰しもだ感じる所だと思います。
家族との時間や、趣味へ割く時間、運動する時間など通勤に使っていた時間を自分の為に使えるのです。
いずれにせよコロナ禍にあっては嫌でもリモートワークを継続しなければならないわけです。
であれば少しでも快適にリモートワークを行いたいですよね。
ここではリモートワーカーが工夫していることを見てみしょう。
リモートワークで工夫したことランキング

工夫は続くよどこまでも

みなさんはどんな工夫をしているでしょうか?
ランキング以外で私がしている工夫をいくつかあげてみます。

  • エアコンで目が乾燥するので加湿器をおく
  • PCの前には付箋をたくさん貼れるようにしておく
  • ゴミ箱を椅子の隣に置く

オンライン面談の多い人には

  • 事前に移動しなくて良い様にメイクセット、鏡をデスクに常備

どんどんと新しい物が生まれ新しい環境が生まれる世の中です。
工夫し続けることが快適への道の様な気がしますね。

地方在住でもベンチャーやスタートアップ企業にチャレンジできる時代

今までは「地方在住×ベンチャー就職」の選択肢はありませんでした。
ですがコロナ禍になり両方選べる時代が来たのです!

地方にはベンチャー企業やスタートアップ企業は、あまりありません。
リモートワークが浸透したことで、地方に住んでいながらも別地域の企業への就職や転職
インターンが可能になりました。
自分の地元を愛するがゆえ、ベンチャーやスタートアップ企業への就職
諦め無ければならなかった時代はもう終わったのです。

潤いのある人生を

熊本から東京のスタートアップベンチャーに転職した私。
リモートワークに慣れていくのはとても大変です。
しかしそれ以上に地元では決して味わうことの出来ない
「新しいことに触れる刺激」「スピード感」「ワクワク感」を感じる事が出来るのです。
私は、こんなに素晴らしい転職が出来るとは1年前は思っていませんでした。
地方には、この働き方を知っている人は少ないでしょう。
「地方在住×ベンチャー就職」の成功例となり先駆者になるのが私の目下の目標です。

とはいえリモートワークはまだまだ新しい働き方。
就活中の皆さんにとっては不安も大きいはず。
そんな時はインターンシップ制度を利用してみましょう!
地方にはまだあまり普及していない制度ですが都心のベンチャーやスタートアップ企業では
「リモートインターンシップ」を導入している企業もあります。

そんな求人を探してみたい人は
ベンチャー・成長企業に特化した採用メディア「CheerCareer」がおススメ!

リモートワークOKな仕事特集!

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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