オンライン面接では特に必須?面接で論理的に話す方法!
皆さん、こんにちは。
皆さんはもう面接を経験されましたか。
コロナウイルスの影響で、私が就活生の頃では考えられなかったオンライン上での面接が増えているかと思います。
オンライン面接を経験された方は、どのような感想がありますか。
対面に比べると相手の表情や雰囲気が分かりにくいため、なかなか手応えを感じにくいかもしれません。
しかしそれは面接官も一緒のはずで、
オンライン面接が主流になり、対面と比べ皆さんの表情や雰囲気がわかりにくくなった分、
話の内容や話し方から皆さんのことを判断することが多くなっています。
そこでオンライン面接が増えた今こそ、論理的に話すことが特に必要になっていることでしょう。
今回は、面接、特にオンラインでの面接時に求められる論理的な話し方についてご紹介します。
そもそも論理的ってどういうこと?
そもそも論理的とはどのようなことでしょうか。
皆さんは論理的についてパッと説明できますか。
まずは論理的思考について簡潔に説明します。
論理的思考とはロジカルシンキングとも呼ばれている思考方法のことです。
ロジカルシンキングと聞くと、聞いたことのある方も多いかもしれません。
論理的な思考方法とは、問題を細分化したうえで整理することで、仮説を立てて、検証していくときに必要となる情報ややるべきことを明確化します。
これにより、適切な判断を下すことで結論を出すという思考方法です。
最大の特徴は一本の筋道を立てて考える点にあります。
物事は様々な要素が複雑に絡み合って存在しています。
これを分解してひとつずつ整理していくことによって、問題への理解を深め、仮説を立てることで結論にたどり着くことができます。
論理的思考は問題解決や情報の整理など、様々なシーンで役立つスキルです。
論理的思考力は相手に自分が言いたいことを伝えるために、重要なスキルであると考えます。
だからこそ社会人になっても論理的思考力は求められ、人とコミュニケーションをとる機会の多い職種の方は身につけておくと必ず役立ちます。
今回の記事では深くは触れないので、ここで紹介するのみとなりますが
論理的思考と対照的な思考方法として、直感的思考というものがあります。
直感的思考とは、言葉通り直感で物事を決めます。
簡単に言ってしまえば、考えずになんとなく決めることと言っていいかもしれません。
普段の生活で論理的思考を使う機会はほとんどなく、私たちは9割以上直感的思考で物事を決めていると言われています。
確かに毎日着ていく服を選ぶ時もコンビニで食べたいものを選ぶ時も、
深く考えずに直感的に着たいもの、食べたいものを選んでいますよね。
面接で論理的に話すには?
それでは、論理的思考が何かがわかったところで、早速面接で論理的思考を使う方法を見ていきましょう。
面接の前にやるべき準備編と面接時に意識するべき本番編の2部編成でお話ししていきます。
最初は準備編です。
準備編では論理的思考力を鍛える方法を2つご紹介します。
なぜ?を繰り返そう
1つ目はなぜを繰り返すことです。
有名なものとしてはトヨタのなぜなぜ分析というものがあります。
これは、何か問題を発見したらなぜを5回繰り返すというものです。
問題の再発防止のため、発生した事象の根本原因を徹底的に洗い出す考え方です。
この方式は改善がkaizenと英語になるほど、世界中に広まった考え方となります。
やり方はなぜを5回繰り返すだけなので簡単だろうと思うかもしれません。
しかし、実際にやってみるとなかなか難しいです。
ポイントは2つあります。
- 分析対象が具体的であること。
- なぜは羅列ではなく深掘りをしていくこと。
最初の分析したいことが抽象的ではなかなか根本原因に到達することができません。 何がどの程度どうなのかを明確にしてからなぜと問うことが大切です。 また、羅列とならないことも重要です。最初の分析対象の原因を考えたら、その原因が起きた理由を考えるというようにどんどん深掘りして根本原因を探りましょう。
紙に書いて整理しよう
2つ目は紙に書いて整理することです。
コミュニケーションの大原則として「文章に書けないことは話せない」というものがあります。
面接で話したいことをまずは紙に書いて整理しましょう。
志望動機やエントリーシートを作成時も、面接官に話しているシーンを想像しながら書くことをお勧めします。
エントリーシートの文字数も面接での回答時間も限られています。
制限されている中で最大限に自分の伝えたいことを面接官に伝える必要があります。
伝えたいことを紙に書き出して、頭の中を整理しましょう。
そして実際に面接で話したいこと、伝えたいことを明確にしておきます。
何度も紙に書き出して、メッセージが明確なのか、面接官に伝わるかを徹底的に分析しましょう。
紙に書いて整理することは文章で書くだけではありません。
図を描いてみても良いでしょう。構造化させることで自分の考えが可視化されて整理しやすくなるはずです
次に、本番編です。
結論から話そう
本番編では論理的な話し方を紹介します。
論理的な話し方とは、結論から話すことです。
結論がわからないままですと、話の内容が理解しづらく、面接官に負担をかけてしまいます。
逆に結論が先にわかっていれば、それはどうしてだろうと思いながら話を聞いてもらえるため、面接官の理解も深まります。
面接では緊張して話し方を意識することが難しい方は、普段から自分は話す順序を意識して、結論から話せるよう習慣づけるようすると良いでしょう。
話す内容に関しては準備編でしっかり用意してきたのであれば自信を持って話せるかと思います。
準備編と本番編を踏まえて、論理的に話すことで面接官への伝わり方も大きく違ってきます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
論理的な思考力を鍛えるには普段の生活の行動から変えていくことが大切です。
本記事で取り上げたように、結論から話すことを心がけたり、
何か気になることがあればなぜを繰り返して考えてみると習慣になります。
最初は大変かもしれませんが、一度癖づけば自然と論理的な考え方ができるようになりますので、一緒に頑張りましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!