就活を始めるとよく耳にする「コンサル業界」について解説!

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就活を始めるとよく耳にする「コンサル業界」について解説!

皆さん、こんにちは。
いきなりですが、「コンサル」とは何か知ってますか?
就活を始められた方は聞いたことがあるのではないでしょうか。
名前は聞いたことあるという方や、内容までばっちりわかってるよ!という方、
初めて聞いた!という方もいらっしゃるかもしれません。
ちはみに筆者は就活を始めて、名前を聞いたことがあるレベルでした。

今回はそんなコンサルについての記事を書いていきたいと思います。
それではさっそく始めましょう!

コンサルティング業界とは

まず、コンサル業界についてみていきます。
そもそもコンサルとはコンサルトという英語が由来しています。
コンサルトは「相談する、アドバイスを求める」といった意味です。

よくコンサルという言葉を耳にすると思いますが、コンサルティングでもコンサルタントの意味でも使われます。
2つの違いは人を指すのか、仕事を指すのかです。

コンサルタントは人、コンサルティングは仕事を指しています。
コンサルティングは一言でいうと「課題解決を提供すること」です。
コンサルはお客様に課題を解決するというサービスを提供します。
企業の様々な課題を明らかにし、解決するためのアドバイスを行います。
その仕事内容からコンサルタントは企業のお医者さんと呼ばれることもあります。

コンサル業界の分類

次にコンサル業界の分類についてみていきましょう。
一口にコンサルと言ってもお客様に提供するサービスの性質に特徴があり、コンサルティングの分類は大きく5つに分けられます。

  • 戦略系
  • 総合系
  • IT系
  • シンクタンク系
  • 人事系

1つずつ見ていきましょう。

①戦略系

コンサルと聞いて皆さんが一番に思い浮かぶのは、この戦略系コンサルではないでしょうか。
企業経営のトップに関わる課題解決に取り組みます。
企業の全社戦略などの戦略に特化しています。
若いうちからお客様の経営層と関わるため、物怖じしない強靭な精神力が求められます。

②総合系

お客様は企業の経営層から現場社員までと広がります。
企業経営に関して幅広くコンサルをしており、戦略の策定から実行・運用まで一貫して行うことが多いです。
近年は総合系コンサルが採用を拡大しています。

③IT系

企業の課題をシステムの観点から発見し、解決につなげます。
システムパッケージ導入やシステム設計~開発など、IT全般をカバーします。
IT化が進む世の中の流れに合わせ、IT系コンサルの需要も広がっています。

④シンクタンク系

官公庁向けのリサーチや政策提言を行います。
もちろん一般企業をお客様としたコンサルも行っています。
シンクタンク系は5つの中でも研究や分析をメインに実施しています。

⑤人事系

お客様の人事に関する課題を専門とします。
人事と言っても取り扱う幅は広く、人材育成~人事評価制度など様々です。
人事の課題は内部での解決が難しく、企業風土そのものを変えなければ解決につながらないこともあり、お客様とは長期的なかかわりがあります。

コンサル業界の役職と仕事内容

コンサル業界の分類を理解したところで、次は仕事内容を見てみましょう。
コンサル業界では一般的に以下のようなキャリアをつみます。(もちろん企業によって様々ですが)
コンサルタント<マネージャー<パートナー
1つずつ具体的な仕事内容を見ていきます。

コンサルタント

実際にコンサルタントとしての仕事を行うポジションです。お客様の課題を見つけ、解決するための提案を行います。
コンサルト聞いて一番イメージ通りの仕事を行います。
皆さんもまずはここからスタートします。
お客様の要望をかなえるための仮説を立て、検証を行いながら提案を実行していきます。

マネージャー

コンサルタントはチームで仕事をしますが、その中でチームリーダーのポジションです。
チームの管理やお客様との折衝を行います。
マネジメント業務がメインとなり、チーム全体の進捗管理やチームメンバーのまとめ役を担います。

パートナー

コンサル業界で最も高い役職です。
コンサルを行うためにお客様を見つけてくるといった営業的な仕事も担います。
仕事を獲得し、適任者に振り分け仕事を進めていきます。

コンサルに求められるスキル

続いて、コンサルタントとして求められるスキルを見ていきましょう。
求められるスキルは次の3つです。

  • 課題解決力
  • スケジューリング力
  • コミュニケーション力 1つずつ見ていきます。

①課題解決力

一言でいうと、何らかの課題を発見し、状況を変えていく力です。
まさに今まで紹介してきたコンサルの仕事内容と合致します。
コンサルになると付加価値を出すことが求められます。
そのためには何が本当の課題なのかを探しぬくことが大切です。
面接ではサークルでもアルバイトの経験でも構わないので、
どうやって課題を見つけたのか、それを解決するためにどのような行動をしたのかを詳細に話せるとよいでしょう。

②スケジューリング力

スケジュールしてそれをやり切る力です。
誰かから何かを頼まれた際にただ取り組むのではなく、以下のことを意識することが大切です。
ゴールは何か、期限はいつか、それまでにどういった作業をすれば終わるか。
これは普段の生活でも生かせるので、エピソードとして話せるように準備しておきましょう。
逆算して取り組むことができることが求められます。

③コミュニケーション力

周囲を惹きつける魅力的な人柄になりましょう。
コンサルはサービスを提供します。何か物を売るのではなく課題解決のための提案は全て自分自身が行うため、
自分が商品だと思っても過言ではありません。
皆さんなりに一緒に仕事をしたいと思える人を目指しましょう。
面接ではこれをアピールするのは難しいですが、まずは笑顔を見せれるようにする練習をしてもよいかもしれません。

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終わりに

いかがだったでしょうか。
コンサルについて皆さんにとって少しでも学びがあればうれしいです。
少しでもコンサルに興味を持った方はぜひ挑戦してみてください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
マツモト

新卒で不動産仲介の営業として就職。
その後、約1年で退職し某プログラミングスクールでの学習を経て
2020年1月からCheerに入社。
文系体育会出身からエンジニアとして活躍するため、日々奮闘中。

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