学歴コンプレックスの人のための就活戦略!
学歴コンプレックスという言葉があります。
自分の学歴に対する「劣等感」を指す言葉です。
自分だけでなく他人も学歴を必要以上に気にしすぎたり、
自分より高学歴の人に嫉妬や嫌悪感、敵対心を抱く等、
無意識に自分と他人を比較して卑屈になったりするみたいです。
自分より学歴が低いとみなすと、
優越感に浸って自分より低学歴の人を見下してしまったりする、、
なんてこともあるみたいですね。
就活においても、いい大学に入るだけでなく、
いい会社に入る等、ブランド感覚に陥ってしまうこともあるようです。
ただ、いい会社とはなんでしょうか?
永い人生において、学歴だけが評価される、なんてことはありません。
今回は、そんな学歴コンプレックスに陥っている人のために、
市況感根本から始まり、効果的な就活戦略についてお伝えしていきます。
大丈夫です。学歴コンプレックスは越えられます・・・!
(1)就活に学歴は関係あるか?
就活に学歴は関係ある?
まず、「就活に学歴は関係あるか」ですが、
結論から言うと、残念ながらあります。
ですが、悲観的にならないでください。
私はこれまで1000人以上キャリアに携わってきましたが、
学歴フィルターがあったにも関わらず、内定をバンバンもらっていた人を数多く知っています。
その方法をお伝えする前に、大枠を抑えていきましょう。
学歴を重視している企業の割合
2018年にある人材会社が収集したデータによると、
約3割の企業が「学歴を重視する」と回答し、
3.5割の企業が「学歴フィルターが必要である」と回答されたみたいです。
では、「必要」「重視する」と回答した企業の理由はと言うと、
【思うと回答した理由】
・基本的な文書作成能力、読解力、プレゼンテーション能力、要点整理、基礎学力といった面で、企業側の教育投資の効率性が良いため。
(従業員数:1000名以上、メーカー)
・確率論として、レベル差の有意性はあると考えるから。
(従業員数:1000名以上、マスコミ・コンサル)
・これまでの上位校だけでの選考意図ではなく、既存社員との繋がりや学生間の繋がりなど入社、継続等の意図で必要と感じるため。
(従業員数:300~1000名未満、サービス)
・学歴は頑張った分、最低限お金を使った分は評価してあげないとかわいそうであると思う。
(従業員数:300名未満、サービス)
と言ったように、理由は様々ですが、
大規模の企業やコンサル等の知識や論理性が重要視される職種や業界に多い傾向があるとの結果でした。
事実はしっかり受け止めた方がいいですね・・・
ただし、繰り返しになりますが、
私は何百回と学歴をフィルターにしている企業と接してきましたが、
ポイントを掴めば、越えられる人は多くいます!
安心してください!
学歴が高い学生だからこそ陥る注意点
これまでは、学歴フィルターの現実について伝えてきましたが、
逆に、高学歴だからこそ陥る失敗があります。
(全ての人ではないですが・・)
それは、賢いからこその「プライド」「過信」です。
学歴が高いからこそ、勉強を頑張ってきたからこそ、
誰もが知るという企業ブランドで絞りすぎてしまったり、
知らず知らずに自分が選ぶ立場であると過信してしまったりという意思決定をしてしまう人もいます。
社会では、勉強ができる=市場価値ではありません。
(評価軸の一つではあります)
本質的には、結果を出せるかです。
そして、「いい企業に入る」という目先の目的になってしまう方がいます。
みんなが知る有名企業に入る=いい就活とは限りません。
「人生、またははキャリアでの目的やゴールの達成のための手段である」
という考えがより本質的です。
また、学業では100点をとるという明確な基準があります。
だからこそ、完璧を求めすぎてしまい行動が止まってしまうこともあります。
社会では、100点の答えはありません。
自分で目標を設定し、より良くしようという主体性が大事です。
その点では、「与えてもらう」という考えはキャリアにおいて非常にネックになってしまいます。
繰り返しますが、
勉強ができるから賢いというのは、確かにそうです。
しかし、賢さの定義も様々なんです。
・コミュニケーションでの賢さ
・チーム内で立ち回りでの賢さ
・結果を出すという点での賢さ 等
一部ですが他にもあります。
定義によって、学歴コンプレックスを持っている人でも越えられます。
高学歴だから良いというわけではなく、
高学歴の学生にはその人なりの悩みもあります。
あえて学歴の低い学生をとりたいというわけではないんですが、
ポイントを掴めば、高学歴のライバルに打ち勝つ方法はあるということを
知っていただけたらと思います。
(2)そもそも“就活での成功”とは何か?
先ほどの章でも少し触れた所でもありますが、
この章では、効果的な就活を行うための、本質的なポイントをお伝えしていきます。
この法則を知っているかどうかで、
社会的評価が大きく関わり、人生にも大きく関連してきます。
こんな思考になっていたら要注意!
下記の項目に当てはまっていたら、ハッとしてください。
・「興味があるか」「条件」で決めすぎる(合理的判断<感情・感覚重視)
・大手=安定、ベンチャー=不安定?だと思う
・しっかり準備してからエントリーしたい、そのためエントリー数が少ない
・求人から将来を考える
・若い内に色々なことがしたいと思っている
・アルバイトだから学生だからといって、本気で取り組まない、意図を考えない
特に興味があるかという合理性に欠ける判断はオススメしません。
新卒切符は何度も手にできるわけではありません。
一度切りです。
しかし、興味があるかで決めてはいけないという意味では決してありません。
“偏る”ということが危険ということです。
実は、あるキャリア系学者のデータでも、興味で決める人は、
早期の離職率、幸福度、共に良くないというデータもあります。
わからないから感情で判断しがちなのはわかりますが、
判断軸は、本当に「興味が持てるかどうか」だけですか?
他にもあるはずです。
他にも検討する要素はないかと深掘ってみて、様々な観点で業界・職種を拡げてみましょう。
理想のキャリアを手にするための定義化をしてみてください。
そもそも就活の成功の定義を知る
前項では要注意な考え方をお伝えしましたが、
では、そもそもの就活の成功とはなんでしょうか?
よくある間違いは、
就活成功=いい企業に就職すること
または、
就活の成功=内定をもらうこと
頭では違うとわかっていると思います。
しかし、卒業が近くなってくるにつれ、
だんだん目先のことしか考えられなくなりがちです。
いい大学に入ることを目的にしてしまって、
いざ大学に入ると目的を見失ってしまう、、という経験はありませんか?
就活の成功とは、
「理想の人生または、理想のキャリアを実現するための最適手段」
ということを忘れないようにしましょう!
(3)学歴コンプレックスを越えて内定がいくつも出る「就活戦略」とは?
社会での評価のされ方を知ろう
そもそもですけど、社会での評価され方って知っていますか??
この考え方がズレていると良い企業から内定はとれません。
社会の評価基準(=市場価値)とは、
“①経歴の一貫性があり、②どれだけの数値的実績が出せているかどうか”
学生は未経験ですが、会社からすると成果を上げてくれないと
給料という投資を回収できません。
悲しいですが、これが事実です。
そして、これらを見極めるための方法として、「選考」があるわけです。
皆さんはこれから、ES、志望動機、自己PR、面接等、こなしていくわけですが、
判断ポイントは至ってシンプルなんです。
端的に言うと、
ESや面接で本当に聞きたいポイントは2つあります。
①永く働いてくれる理由
②入社後、実績が出せそうかどうか?
転職が当たり前の時代にはなってきてはいますが、
やはり成果を出せる人は、会社はできるだけ永くいてほしいんです。
そして、実績を出してなんぼなんです。
従って、この評価基準を抑えることが、
学歴フィルターを越えて、内定がバンバン出てしまうヒントになります。
学歴が高いから=実績がだせる
学歴が高いから=永く働けそう
そうとは限らないですよね?
ですので、学歴に不安がある人は、この2つにどういう理由付けができるかを
考えてみてください。
「熱意」に学歴は関係ない!
では、どのようにPRしたらいいの?と聞こえそうですが、
まずは、外せない要素が「熱意」です。
熱意のアピールの仕方は、どれだけ応募企業を愛しているか伝えるというのも一つですが、
以外と細かいことでも評価になります。
例えば、就活サイトの使い方です。
今は、就活サイトが便利になりすぎて、待っていればスカウトが届くサービスが主流になりつつあります。
だからこそ、「待ち」の学生が増えて、「主体性」がある学生が減った気がする、、
と嘆いている企業さんも増えてきました。
ですので、スカウトを待つのではなく、
自分からエントリーしていくことをオススメします。
それだけでも意外と喜ばれるんです。
後は、プロフィール情報をしっかり書くことです。
登録して終わりだと、企業さんからとって何を評価してスカウトを送ればいいのかわかりません。
登録して終わりという学生も以外と多いので、
プロフィール情報をしっかり書くということが、
就活に熱意持って取り組んでいる評価に繋がります。
他にも、即レス対応やメッセージを自ら送る等、
このように、細かいところでも熱意を伝えられるので、
ぜひ取り組んでみてください。
他にも、ポイントを抑えられれば、「質」でも打ち勝つことができるので、
今回は、たくさんある中で大切な共通するポイントを1つご紹介していきます。
自己理解力
まずは、自己理解力の高さです。
自分のことをどれだけ知っているかですね。
自己理解力がなぜ必要かと言うと、成果を出す上でとても重要だからです。
データでも、役職者や年収500万以上の人は、自己理解力が高いという結果が出ています。
逆に、300万円以下の年収帯、非役職者にデータをとると、
自己理解力が著しく低いとも出ています。
強みから、どんな分野でどういう結果を出すか成功パターンを知っている
弱みから、つまずいたときどのように乗り越える力があるのか
価値観や原動力がわかれば、モチベーションをどうコントロールできる術があるのか
等、様々な情報が取れます。
よくある間違いは、
PRに根拠がないことです。
例えば、人を思いやる気持ちがあります。
という例を出すとしましょう。
その力は、具体的にどんな根拠があって、どのような業務で活かせて、
どんな成果を出すことに繋がるんですか?ということです。
どういう結果が出せるかわからなければ、
様々な説明会やネット検索するなりして、「業界理解」「仕事理解」を強めましょう。
わからないなりの行動力が必要です。
具体的な棚卸方法については、
ここでは書ききれないので、個別に質問ください(笑)
⑷就活力を更にアップ!エージェントへ相談しよう!!
準備力で学歴フィルターは越えられる!
ここまで、学歴フィルターを越えて、打ち勝つ戦略についてお伝えしてきましたが、
つまり、準備力で越えられるということです。
どんな選択をするのであれ、新卒切符は一回切りなので、
納得いくまで、考え、行動していきましょう。
エージェントに相談し、自己理解力や言語化を強化!
大枠のポイントをお伝えしてきましたが、
・そもそも自己理解を深めるための方法がわからない・・
・刺さるPRの書き方がわからない・・
・そもそも自分のPRポイントはどんなところなの?
・自分の才能を活かせる職種ってなんなの?
こんな悩みが残っていると思います。
そんな場合は、個別で相談いただければ、
効果的なPR作成のフォーマット
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