【例文付き】説明会で好印象を与える質問12選!~マナーについても紹介~
みなさん、就活の進み具合はいかがでしょうか?
自己分析をしたり、ESを書いたり、インターンシップに応募したり…
忙しい毎日を過ごしているかと思います。
ぼちぼちと〈会社説明会〉へ参加し始めている人もいるのではないでしょうか?
「会社説明会はとりあえず参加するけど、何を質問するべき?」
「会社説明会で質問した方が良いのはわかっているけど、これって聞いてもいいのかな?」
など、会社説明会の質問って悩みますよね。
いざ会社説明会に参加してみると、緊張や慣れない環境もあって、
なかなか質問できない経験、筆者にもありました…
というわけで、今回はみんなが思い悩む
「会社説明会で外さない質問って何?」についてお話していきます!
こちらの動画も見てみてくださいね☟
https://www.tiktok.com/@cheercareerceo/video/7210906283975658754
そもそも説明会って何のためにあるの?なぜ質問しなくてはいけないの?
そもそも会社説明会は何のためにあるのでしょうか?
企業によっては、選考を兼ねた説明会を開催しているところも多数あるので、
「選考に進むために必要だから」という義務感で参加している人もいるのではと思います。
そのように考えて説明会に参加している人は、まず、
「なぜあなたは就活をしているのか?」
という目的に帰って、就活を見つめ直す必要があるかもしれません。
一般的な会社員のお仕事だと、1日8時間程度の勤務時間があります。
これは1日の三分の一にも相当し、社会人の間は、家族と一緒にいる時間よりも
仕事を一緒にする仲間と過ごす時間の方が長い、なんてことも言われたりします。
そんな人生の多くの時間を占める仕事時間。
せっかく働くのであれば、自分がやりたいことができる会社、
自分が働いて楽しいと思える会社、ここで働いていて良かったと感じられる仲間がいる会社、
そんな会社を見つけたいと、私は思います。
就活をしていると、自己分析や企業研究、ESの作成やスケジュール管理などに追われて
何のための就活なのかを考えられなくなるときがあります。
(筆者も内定がなかなか出ず、もうしんどいな…というときが何度もありました)
でも、そういうときこそ立ち返って考えてほしいです。
みなさんのゴールは、自分がここで働きたい!という会社に入社して、
その会社で活躍することであって、会社説明会はみなさんのゴールに向けての手段のひとつです。
自分が仕事を全力で楽しめる!やりたいことがやれている!と思える会社を見つけるために
会社説明会に参加をして、企業のことについての不明点や不安点を解消することは、
これからのみなさんの人生において、とっても重要なことなんです。
就活サイトCheerCareerを運営するCheerのキャリアアドバイザーは、
と言っていました。
就活は何のためにするのか?
会社説明会は何のために参加するのか?
ということを自分なりに振り返ってみると、会社説明会だけでなく、
就活においてやらなくてはならない様々なことにも、もっと意味を感じられるのではないかと思います。
会社説明会で質問をすべき2つのメリット
結論、会社説明会では質問しないよりも質問をした方が良いです。
質問をするメリットは大きく2つあります。
働く社員から知りたい情報を聞くことができる絶好のチャンス
就活では、OB訪問をしたりインターンシップに参加したりしない限りは
働く社員の方から直接話を聞ける機会はほとんどありません。
会社説明会では、その企業で働いている方に直に質問が出来るので、
ネット上にはない掘り下げた情報を得ることができます。
また、採用サイト等に掲載されている企業情報は、どうしても良い面に偏りがちです。
会社説明会で質問することで、あなたが持つその企業へのイメージと
実際の企業の雰囲気や社風のギャップを埋める機会になるのです。
採用担当者に印象をつけられる絶好のチャンス
会社説明会を担当しているのは、人事・採用担当者がメインの企業が多いですが、
中には役員や代表取締役社長が登壇してお話をすることも。
選考が進む過程で、再びお会いする可能性がある人たちです。
鋭い質問や、着眼点の良い質問をすることで、印象に残る可能性が高くなります。
会社説明会で絶対に質問すべき!例文12選
ひとことに説明会と言っても、様々なシチュエーションがあるかと思います。
ここでは、複数名が参加する説明会と、1on1型の説明会との違いと、
質問の例文をご紹介します!
グループ(複数名参加)での会社説明会の場合
複数の学生さんが参加するグループ型の説明会では、
一人が質問できる回数や時間にどうしても限りがあります。
知りたいことをきちんと聞くことができ、
なおかつ企業の方に好印象を持ってもらえる質問ができるように心がけましょう。
1on1の会社説明会の場合
1on1型の会社説明会は、あなたと企業の担当者とのやり取りの時間ですので
様々な角度からの質問が可能です。
だからといって、脈絡なく質問を投げかけるのではなく、
企業の方が説明してくれた内容に沿って質問をすることを心がけましょう。
会社説明会で質問するべき例文12選
会社説明会ですると良い質問をいくつかご紹介します!
質問例:業務や事業内容について
・1日の仕事の流れ(スケジュール)を教えてください
・仕事をする上で一番心がけていることは何ですか
・働いていてやりがいを感じた瞬間を教えてください
質問例:求める人物像
・御社で活躍されている社員に共通する特徴を教えてください
・御社で働く際に役立つ資格・スキルはありますか
・入社する新入社員にどんなことを期待しますか
質問例:仕事のやりがいについて
・仕事を通して何に一番やりがいを感じますか
・仕事へのモチベーションを保つためにどんなことをされてますか
・仕事を通してこれまでに成し遂げた目標は何ですか
質問例:入社後のキャリアについて
・先輩社員の紹介ページで、「〇年でリーダーに抜擢された方」の記事を拝見しました。
どのような経緯でリーダーに就かれたかを教えていただけますか
・内定者期間のうちに身につけておくべき知識やスキルはありますか
・お仕事をしていて一番成長したと感じる点は何ですか
会社説明会の質問で好印象を持ってもらうためには?
企業の人たちに好印象を持ってもらうために、質問以外にも気を付けるべきことはあるでしょうか?
筆者の周りで、実際に学生時代に心がけていたのはこれ!という声をまとめてみました。
1番最初に手をあげて質問をする
1番目の質問は勇気がいるものですね。
(社会人になっても、会議で1番最初の発言はとても勇気がいります)
そこに先陣を切って質問ができる人には、やはり人事側も良い印象を持ちます。
質問をする際には大きな声でハキハキと
最近はオンラインでの説明会も主流になっていますが、
マイク越しの声色でだいぶ印象が変化します。
オンラインの場合、大声を出す必要はありませんが、
声のトーンや話すスピード、文章の最後まではっきりと話す
(しりすぼみになったり、声がだんだんと小さくならないようにする)など、
聞く側の気持ちに立って聞き取りやすい話し方を心がけましょう。
質問の最初には、大学名と氏名を言うことも忘れずに!
質問の答えに対して自分なりのアウトプットをして確認をとる
質問に答えてもらったら、ありがとうございますのお礼の言葉だけでなく
質問の答えに対して自分なりにアウトプットをして確認をしてみるのも有用です。
例えば、
「採用ページに、風通しの良い社風とありましたが、
上司との1on1があることやメンター制度を導入していることをお聞きでき
相談や報告がしやすい環境があると感じました。」
など、質問で聞けたことを自分なりにまとめてアウトプットすることで
自分自身がその企業を理解することにも役立ちます。
他の人の質問に対しての回答もメモを取る
オンラインだと表情や目線、手元のしぐさなどが見えにくいと思っていませんか?
実はそんなことはなく、しっかり話を聞いているか、メモを取っているかなど
採用する側は結構いろいろなところを見ています。
自分の質問じゃないから流し聞き…ではなく、他の人の質問への回答も
しっかりとメモを取りましょう。
あとで見返したときに、改めて参考になりうる情報でもあります。
会社説明会で質問をするときのマナー
質問をするときに気を付けておきたいマナーもしっかり身につけておきましょう!
基本的には、質問に答えてくれる相手の方のことや、
周りにいる他の参加者の人たちのことを思いやることが大切です。
質問は1度につき1つ
特に複数名参加の会社説明会では、質問は1度の指名につき1つにします。
どうしても複数質問したい場合は、指名され質問する前に
「2点伺いたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?」と確認しましょう。
質問は最大2つまでにしましょう。
1on1型の会社説明会では、その限りではありません。
質問したいことは2つ以上質問して構いませんが、
一度にいくつも質問を列挙するのではなく、一問一答でやり取りをする方が親切です。
たくさん質問する場合は、「全部で〇つ質問があります」と前置きするのがベターですね。
質問をするときに前置きは不要
基本的に前置きは無くて構いません。
自己紹介と簡単なお礼をしたら、すぐに質問にうつるようにしましょう。
前置きがないと質問の意図が伝わりにくい内容であれば、
長くならないように前置きを話すようにしましょう。
簡潔にまとめて質問をする
質問内容は簡潔にまとめることを心がけましょう。
特に複数名参加の会社説明会では、一人に割ける時間は限られています。
だらだらと話すことなく、質問する前に内容をまとめておくようにしましょう。
具体的な質問を心がけ、重複する質問はしない
抽象的な質問だと、答える相手の回答も抽象的になってしまいます。
これではせっかく質問をしても、自分が知りたかったことがわからないまま
会社説明会が終わってしまう可能性もあるので、
できるだけ具体的な質問をするようにしましょう。
また、前に他の人が質問した内容と同じような質問は避けましょう。
重複した質問では時間が無駄になってしまい、参加しているみなさんにも迷惑を掛けてしまいます。
質問内容が重複しないように、他の参加者の質問もしっかり聞いて、
メモを取るなどの癖を付けておくと良いですね。
会社説明会でのNG質問はコレ!
会社説明会は、企業や仕事についての疑問点や不安点を解消するためのものですから、
聞きたいことはぜひ質問するべきです。
ですが、あまり好ましくない質問もあるので、質問の内容には注意が必要です。
調べればわかるような内容は質問しない
給与や勤務地、事業内容など、ホームページや採用サイトを見ればわかる内容は質問に適しません。
調べれば誰でも知りえることを質問すると、
「うちの会社に興味がないのかな?」「企業研究に取り組んでいないのかな?」
という印象を与えかねません。
NG質問例
・御社の企業理念は何ですか?
・御社の従業員数は何名ですか?
・御社の主な事業内容は何ですか?
会社説明会に参加するときには、事前に調べてきた内容を基に質問することが大切です。
プライベートな質問はしない
プライベートのことなど、人それぞれの回答が違うような質問は避けたほうが良いでしょう。
(自分が質問される立場だったら答えにくいですよね)
個人的なことを話したくない人もいるはずなので、
会社説明会ではその企業のことや仕事に関連する質問をするのがマナーです。
NG質問例
・休みの日は何をしていますか?
ネガティブな質問はしない
以下のような質問は、企業の悪い部分を見つけようとしていると受け取られる可能性があります。
それ以上に、自分に自信がなさそうに聞こえてしまうため、避けたほうが良いでしょう。
NG質問例
・新卒社員の3年以内の離職率を教えてください
・ノルマが達成できなかった場合、ペナルティなどはありますか?
・△△の知識がないのですが、入社してから学べば大丈夫でしょうか?
企業選びのポイントとして聞きたい内容ではありますが、
気になる場合はOB訪問等で聞くのが良いでしょう。
質問をするときのポイントは、自分が知りたいことをそのまま聞くのではなく、
「この質問をしたら企業側の方はどう感じるか」を意識することです。
より良い印象を持ってもらうために、今回の記事を参考に質問を考えてみてくださいね。
就活をしているといろいろな悩みも出てくるかと思います。
そんなときは、お気軽に下記をのぞいてみてください!