新卒採用で通年採用している企業一覧!内定を得るコツについても詳しく解説
「通年採用って何?一括採用と何が違うの?」
「通年採用はどんな企業が行っているの?」
といった疑問を抱えていませんか?
そこで、この記事では通年採用に関する疑問を就活サイトである「チアキャリアが専門的な観点から解説します。
具体的には
- 通年採用とは?
- 一括採用との違い
- 【最新版】通年採用を行う企業
- 通年採用している企業から内定を得るコツ
の順番にご紹介していきます。
まずは通年採用について理解を深め、通年採用をしている企業から内定を得るコツを知り就職活動(以下就活)を効果的に進めていきましょう。
この記事を読めば通年採用の仕組みがわかり、就活に必要な情報も手に入るのでぜひご活用ください。
通年採用とは?
通年採用とは、企業が年間を通じて採用活動を行うことです。
経団連の「採用選考に関する指針」(2018年3月12日改定)によると「卒業時期の異なる学生や未就職卒業者等への対応を図るため、多様な採用選考機会の提供(秋季採用、通年採用等の実施)に努める」と明記されています。
つまり今後は、通年採用を行う企業が増えると予想されているのです。
一括採用との違い
一括採用とは、企業が同じ時期に新卒を採用することを指します。
3月ごろにエントリーを開始し、夏ごろに選考を進めるのが一般的です。
企業側は同じ時期に集中的に採用活動を行うことで、教育コストや採用コストを削減するといったメリットがあります。
一方通年採用の場合は、その都度教育・研修をしなければいけません。
しかし採用にかける時間に余裕が生まれ、学生をじっくり見極めることで就職後のミスマッチを防ぐといったメリットがあります。
【最新版】通年採用を行う企業
大手企業では、優秀な人材を確保する目的で通年採用に積極的な姿勢を見せています。
次は通年採用を実際に行っている下記の企業について、詳しく見ていきましょう。
- リクルート
- ソフトバンク
- ファーストリテイリンググループ
- ヤフー
- 楽天
- DeNA
- メルカリ
リクルート
リクルートは国内グループ9社の採用を統合し、2019年4月入社以降で通年採用を実施しています。
経験やスキルを問わず30歳以下の人に対して、ポテンシャルも加味した採用を行っているのが特徴です。
時期にこだわらず採用活動をすることで「優秀な人材と出会いたい」「やりたいことを探している途中の就活生を尊重したい」といった考えを持っています。
ソフトバンク
ソフトバンクでは自由なタイミングで就活できる「ユニバーサル採用」を掲げ、入社時期を4月、7月、10月に分けています。
経験やスキルを問わず既卒や第二新卒などでも30歳以下であれば、ポテンシャル採用をしている企業です。
通年採用を取り入れる理由には、「年間を通じて優秀な学生を探したい」という気持ちがあります。
またソフトバンクは、No1採用や就労体験型インターンシップなど優秀な学生を確保できるプログラムを設けているのが特徴です。
ファーストリテイリンググループ
ユニクロやGUを運営するファーストリテイリンググループでは、グローバルリーダー社員の新卒採用において2011年12月から3月、9月を入社時期に通年採用を取り入れています。
「就職活動の主役は個人であり、自由に将来を選択する権利がある」という理念のもと、学生に就職のタイミングを委ねている企業です。
また通年採用は大学1、2回生から応募が可能で、ユニクロの場合一定ラインまで選考を通過した学生には「ユニクロパスポート」が発行されます。
発行から3年以内であれば、最終面接を受けられる仕組みを作っているのが特徴です。
ヤフー
ヤフーは2016年10月から新卒の一括採用を廃止しました。
現在はポテンシャル採用を導入しており、既卒や第二新卒など含め30歳以下であれば応募できる制度を取り入れています。
なお入社時期は4月と10月の2回で、給与は経験やスキルを問わず同一基準としているのが特徴です。
ヤフーは職種が多く、多様性のある人材を確保したいという考えのもと通年採用を続けています。
楽天
楽天は、エンジニアを対象に2015年から通年採用を行っている企業です。
応募段階から希望するポジションを選択できる仕組みを取っており、柔軟性のある選考を実施しています。
さらに毎月入社可能な企業であるため、個々の都合に合わせて時期が選択できるのも特徴です。
DeNA
DeNAは、学歴やスキルを問わない通年採用を実施する企業です。
エンジニア職、ビジネス職、デザイナー職、ゲームプランナー職など、職種別で通年採用を行っています。
「最後までやり抜く力」や「思考の独立性」のある人材であれば、新卒でなくてもチャレンジできる環境が整っていると言えるでしょう。
メルカリ
メルカリは、新卒や既卒を問わず通年採用を実施している企業です。
選考に対して柔軟な姿勢を持っており、エンジニアであればソースコード、デザイナーであればポートフォリオさえあれば、履歴書がなくても選考対象となっています。
採用枠も、それぞれの職種で実施しているのが特徴です。
通年採用している企業から内定を得るコツ
通年採用なら時期を問わず選考に進めますが、就活生は次の内定を得るためのコツを知っておきましょう。
- 長期インターンに参加する
- 企業研究を行う
- 同時に複数エントリーしない
- 就活サイトを活用する
長期インターンに参加する
できる限り長期インターンに参加しましょう。
長期インターンでは実践的な経験を積めば、企業で通用するスキルが積みあがり、ライバルと差をつけられるからです。
大学2年の春休みから大学3年の夏休みまでに長期インターンへ参加しておけば、就活でアピールにつながる経験談が話せるでしょう。
就活生が参加できるインターンは、1日限りの1dayインターンや短期インターンなどがありますが、ビジネスの基礎を積むなら長期インターンがおすすめです。
企業研究を行う
通年採用する企業は、念入りに自分で企業研究を行いましょう。
通年採用をする企業の多くは、「合同説明会」「業界説明会」などの就活イベントを開催しない傾向にあるからです。
求人情報だけでは十分な情報が得にくいため、四季報や口コミサイトなども活用しながら自分で企業研究を進めなければいけません。
同時に複数エントリーしない
通年採用をする企業に応募する際は、同時に複数エントリーしないようにしましょう。
一括採用と同じように同時に何社もエントリーしてしまうと、企業研究する時間が足りずに選考で落ちてしまう可能性があるからです。
通年採用は企業によってタイミングが異なるので、同時に複数エントリーすると企業研究に割く時間に余裕がなくなってしまいます。
就活サイトを活用する
通年採用する企業から内定をもらうなら、就活サイトを利用してみましょう。
就活サイトでは、通年採用している企業の求人も探しやすいからです。
さらに就活サイトは、通年採用する企業へ応募する際の注意点やES(エントリーシート)の書き方など、就職に役立つコンテンツが閲覧できるものもあります。
またエージェント機能を持ち合わせた就活サイトの場合、応募書類の添削や面接対策といった手厚いサポートが受けられるでしょう。
CheerCareerでも通年採用する企業を探せます!
今回は通年採用について、企業の実例にも触れながら解説しました。
通年採用は応募時期が不定期で、早くから就活を経験できるメリットがあります。
たとえ不採用になったとしても、通年採用であれば再度挑戦できるような環境が整っていると言えるでしょう。
また今後通年採用を取り入れる企業は増える傾向にあるため、今の段階から内定を得るためのコツを押さえておくことが大切です。
通年企業を探すのであれば、就活サイトを活用して求人を探してみると良いでしょう。
当「CheerCareer(チアキャリア)」では、通年採用を実施するベンチャーや成長企業の求人も豊富に取り揃えています。
また求人に出会えるだけでなく、内定直結イベントやSE添削、面接対策など就活で役立つコンテンツもさまざまご用意しているのが特徴です。
ぜひ「CheerCareer(チアキャリア)」を利用して、あなたの就活に役立ててください!