採用代行の費用相場は?中小企業・ベンチャーが知っておくべき料金体系とコストパフォーマンスの真実

採用手法

採用代行の費用相場は?中小企業・ベンチャーが知っておくべき料金体系とコストパフォーマンスの真実

  • 「採用を代行したいけど、いくらかかるの?」
  • 「外注すると高いんじゃないか…?」

そんな疑問や不安を抱えて、採用代行に踏み切れない企業は多いのではないでしょうか。

特に中小企業やベンチャー企業では、限られた人事リソースの中で効率的な採用活動を進めるために“採用代行(RPO)”の導入を検討するケースが増えています。

しかし同時に、サービス内容や費用体系が複雑でわかりづらく、「結局、うちの会社の場合いくらになるのか」が見えにくいのも事実です。

本記事では、「採用代行 費用」に関する不安を解消するため、

  • 採用代行の種類別費用相場
  • よくある料金形態と特徴
  • 費用に見合う効果とは何か
  • 失敗しない選び方

をわかりやすく解説します。

中小企業やベンチャーの採用担当者・経営者の方に向けて、費用感と効果のバランスを踏まえた“本当に役立つ採用代行”の選び方をお届けします。

【1章】採用代行とは?費用の前に知っておくべき基本

採用代行(RPO)とは、企業の採用業務の一部または全部を外部の専門会社に委託するサービスです。

委託できる範囲は企業ごとにカスタマイズ可能で、以下のような業務が含まれます。

  • 求人票の作成・改善
  • 求人媒体の選定・運用
  • スカウト文面作成・配信代行
  • 応募者対応(受付・メール返信・面接調整)
  • 説明会・面接の実施代行
  • 採用マーケティング・分析

【採用代行のメリット】

  • 採用活動のスピードアップ
  • 人事の工数削減
  • 歩留まり改善(辞退・離脱の防止)
  • 採用の質・量の向上
  • 雑務を任せることで、本来注力すべき“面接”や“口説き”などのコア業務に集中できる

特に、初期対応や調整業務といった“手間がかかるが重要な業務”を任せることで、現場の負担が劇的に軽減されます。

こうしたメリットから、近年はベンチャーや採用専任者が少ない中小企業を中心に導入が進んでいます。

採用代行サービスのメリット

【2章】採用代行の費用相場はいくら?料金体系を徹底解説

採用代行の費用は、主に以下の3つの形態に分類されます。

① 月額固定型(月額10〜80万円程度)
② 成果報酬型(1名あたり30〜100万円程度)
③ ハイブリッド型(固定+成果報酬)


■ ① 月額固定型(Retainer型)

【相場】10万〜80万円/月

【特徴】

  • 母集団形成〜選考進行〜フォローまで一括対応可能
  • スタートアップや通年採用企業に人気
  • 稼働ボリュームによって変動(時間単価制 or 工数見積もり)

【向いている企業】

  • 複数ポジションを同時並行で進めたい
  • 採用プロセス全体を委託したい
  • 特に手間のかかる応募対応やスカウト業務をプロに任せたい

■ ② 成果報酬型(成功報酬型)

【相場】採用1名あたり30〜100万円

【特徴】

  • 採用が決定したタイミングで費用が発生
  • 一定のリスクヘッジになる
  • 金額はポジションや年収水準によって大きく変動

【向いている企業】

  • 単発採用、または新規ポジションの採用
  • リスクを最小限に抑えてチャレンジしたい

■ ③ ハイブリッド型

【相場】月額10〜30万円+成果報酬10〜50万円/人

【特徴】

  • 運用部分を月額で、採用決定時に成果報酬が発生
  • 採用にコミットする一方で、運用品質も担保

【向いている企業】

  • 長期で採用支援を依頼したいが、成果も重視したい
  • 現場対応の負担を減らしつつ、一定のコストコントロールもしたい

【3章】費用対効果は?高い or 安いを見極める3つの視点

採用代行の費用は一見高く感じられることもありますが、実際には以下のような「見えないコスト削減効果」があります。

① 人件費の圧縮

→ 応募者対応、スカウト、調整業務にかける人件費・残業代が不要に。

② 機会損失の防止

→ 採用が遅れて現場の生産性が下がる、というリスクを防げる。

③ 採用単価の最適化

→ ノウハウのあるプロによる集客・選考設計により、媒体費の無駄遣いを防止。

特に「応募対応・スカウト配信・リマインド」などの作業負荷を削減できることで、人事担当は本来の役割に集中できます。

単なる“外注費”ではなく、“業務分担による効率化投資”としての視点で考えることが重要です。

採用代行サービスを利用すべきか?

【4章】中小企業が採用代行を活用するメリットと注意点

■ メリット

  • 社内に採用ノウハウがなくても動き出せる
  • 人事リソースをコア業務に集中できる(候補者の見極め・クロージングなど)
  • 応募管理・スカウト配信・説明会対応など、負荷の高い工程を外部に任せられる
  • 短期間で成果を出せる可能性がある

■ 注意点

  • 業務範囲や成果指標を明確に契約書で定義すること
  • 丸投げではなく「伴走型」のパートナー選定が重要
  • 自社のカルチャーや採用方針とのすり合わせが不可欠

【5章】一般的な採用代行のよくある質問(FAQ)

Q. 採用代行は1ヶ月だけでも依頼できますか?

→ はい、基本は可能な会社の方が多いはず。ただし月額固定型の場合、最低契約期間が設定されていることが多いため確認が必要です。

Q. 成果報酬型はいつ費用が発生しますか?

→ 一般的に候補者の内定承諾 or 入社が確定したタイミングで費用が発生します。

Q. 自社で採用できた場合でも費用はかかりますか?

→一般的にかかりません(成果報酬型の場合)。固定型の場合は、業務支援に対して月額費用が発生します。

【6章】まとめ:費用をかけてでも“成功する採用”を実現したい企業へ

採用代行の費用は決して安くないと感じるかもしれませんが
本業に集中するために雑務を外部リソースで解決する、は採用成功において
雇用するよりも最終的にはコストパフォーマンスが良くなるケースも。
しかし、それ以上に「時間」と「人材」を無駄にせず、“成功する採用”を実現できる仕組みとして、非常に有効な選択肢です。

特に、採用に手が回らない企業、媒体運用や応募対応に負担を感じている企業にとって、採用代行は「費用をかける価値のある投資」といえるでしょう。

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この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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