オンライン就活イベント、企業が参加する上での徹底攻略法
コロナの影響で、大規模な合説など中止を余儀なくされ、
リアルな場での就活マッチングイベントが開催できないという事態になりました。
そこで、企業も試行錯誤し、採用マッチングイベントをオンラインに切り替え
就活マッチングイベント開催している企業も多いことかと思います。
未曾有の事態のなかで、柔軟にオンライン化に対応して採用活動を進められるかどうかは
今後非常に重要なポイントになります。
そこで今回はオンライン就活イベント参加する上での徹底攻略法についてご紹介していきたいと思います。
オンライン就活イベント参加する上での徹底攻略法
まず、オンライン就活イベントに出展すると、企業と学生それぞれに以下のようなメリットがあります。
オンライン就活イベント企業側のメリット
- オンライン就活イベントメリット1 就活生との接点増加
- オンライン就活イベントメリット2 採用における地方格差の是正
- オンライン就活イベントメリット3 一度にたくさんの学生と出会うことができる
- オンライン就活イベントメリット4 時間と場所に融通が利く
- オンライン就活イベントメリット5 個別説明会では出会わない層の学生とも接触して口説ける可能性がある
オンライン就活イベント就活生側のメリット
- オンライン就活イベントメリット1 企業と接点増加
- オンライン就活イベントメリット2 就活における地域格差の是正(実際に地方学生の予約増)
- オンライン就活イベントメリット3 就活コスト(説明会の会場まで足を運ぶ時間と金銭面)の軽減
- オンライン就活イベントメリット4 服装を気にする必要がない
リアリティのある魅力をいかに伝えるか、など
オンラインならではの難しさもありますが、メリットもたくさんあるということですね。
具体的にはオンラインイベントってどんなものがあるのでしょうか。
オンライン就活イベント種類ってどんなものがあるの?
オンライン就活イベントにも様々な種類がありますが
zoomのブレイクアウトルームを利用した交流イベントが全体的に多い傾向にあると思います。
CheerCareerの中でもzoomのブレイクアウトルームを活用した交流会形式のイベントはもちろん、
学生が自らをPRする、リアルでも大人気だった情熱フェスタもオンライン化して開催しています。
いろんな種類の就活イベントを主催してみて、肌で感じたこととしては
説明会や面接にも共通する話ですが、
オンラインは長時間接触はだれたり、間延びした雰囲気になりがち。
企業側が一方的なコミュニケーションをするようなつまらないやり方はお勧めしません。
双方のコミュニケーションを意識し、要素をギュッと詰め込んだ時間を過ごす。
『もっと話がしたかったのに』と後ろ髪惹かれる思いを両者が持って
回を終えた方が採用につながる率が高いということです。
詳しくオンライン就活イベント攻略法を見ていきましょう。
オンライン就活イベント攻略法
最初の企業PRの時間で端的に発信しインパクトを残す
大体オンラインの就活イベントだと冒頭で
企業の自己紹介のようなタームが1社5~7分ほど用意されています。
(これ以上長くすると飽きられやすくなります。)
ここではオンラインならではの画面共有ができるわけなので
自分たちの好きなように時間を使うことが可能です。
- どんな会社なのか
- 自分の自己紹介・ポジショントーク
- 強みはなんなのか
- 今後の方向性・戦略は? などインパクトや具体性・納得性持たせることのできるよう数字を使って プレゼンテーションすることをお勧めします。
(例)
設立○年で作対比○○%成長
○人で年商○億?!
○歳の時に起業して、経営○年目
競合他社○○○社のうち、○○アワードトップ10 など
短い時間のため
その後の交流会でネタとなる学生が『おっ』と気になるタネを巻いておくことが大事です。
その他のポイントとしては下記も挙げられます。
意図的にジェスチャーを多くする
音声だけではなく、視覚にも訴求するコミュニケーションがやり取りを円滑にする。
画面は「にぎやか」に
スーツなどのフォーマルな服装で参加すると硬い印象になりがち。
スーツの色味は黒・紺・グレーなどの色味が多いので色味は圧倒的に暗くなります。
ラフな格好で参加するか、スーツで参加するさいも
オンラインならでは、背景を設定したり明るい印象になるように工夫しましょう。
オンライン就活イベントでの交流会の攻略ポイント
コミュニケーションは双方を意識
プレゼンテーションした内容を踏まえ、質問などをまずは聞いてあげましょう。
コロナでの影響で良かったことと、しんどかったこと
どちらも話してくれて信頼できた。などの学生声もあるので
企業自らwithコロナとafterコロナについて語るのも得策です。
働くリアルを伝える
社員さんと複数名で一緒に参加できる場合は、
社員さん同士、または社員さんと経営者の距離感や関係値をうまくアピールするチャンスです。
『社員さん同士の雰囲気や関係性が良かった』というのは大きな武器となります。
コロナの影響で働き方がどう変わったか、
どのようにコミュニケーションをとっているか、など
学生は入社した後、どのような働き方をするのか、非常に興味を持っていますので
しっかりと伝えてあげましょう。
実際に入社前の内定者と22卒の早期オンライン就活イベントに一緒に参加して
学生から内定承諾を得た会社もあります。
- 内定者に決めた理由と、実際にインターンしてみたどうか、を語ってもらう。
- その1つ上の学年の内定者の優秀さに、学生にワクワクしてもらって魅力づけする。
これらは他の会社がなかなかとっていない手法のため非常に有効策です。
あくまでも内定者だけに参加させるのではなく、一緒に参加して
社員さん・経営陣の話をビシッと語り
それぞれのポジショントークを活かす、ということが重要です。
話を聞いている時の表情に注意
自分が話している時だけにこやかでで聞いている時の表情で「あれ?」となるなんて話も。
バラエティ番組のワイプをイメージしましょう。
今後の導線を明確にする
オンライン就活イベントではその後の選考や面談などのフェーズに繋げる部分で機会損出にならないように
リアルよりも意識しましょう。
次のフェーズに進むための案内を明確に提示することが重要。
本当にいい学生がいたら、選考パスチケットなど
プライベートチャットでやりとりする、なんてこともいいかもしれません。
オンライン就活イベント後には、できるだけ時間を開けずに連絡する
これはリアルでも通ずる話ですが、鉄は熱いうちにうて。です。
『イベントでは盛り上がったのに、なかなか企業から連絡がこず、不安になった』などの声もあります。
お礼兼ねて連絡し、次の選考や説明会、インターンなどにお誘いしましょう。
オンライン就活イベント参加する上での徹底攻略法まとめ
今後、コロナの2波やオリンピックが想定される中で、
柔軟にオンライン化に対応して採用活動を進められるかどうかは
今後非常に重要なポイントになります。
オンライン・オフラインの混在する新しい採用活動の形が模索される今、
状況の変化に嘆くことなく、オンラインの良さを活かして
いい人材採用につなげていきましょう。
オンライン就活イベントの攻略ノウハウも動画にまとめていますので
よろしければご覧ください。
CheerCareer(チアキャリア )でもたくさんのオンライン就活イベント開催中です。
https://cheercareer.jp/event
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