媒体で新卒採用をするための【色から考える画像選定】テクニック3選
こんにちは、∠macchaです。
新卒採用媒体で母集団を集める際、
原稿と同時に重要になってくる要素といえば画像です。
近年は就活生の世代にSNSが浸透したことによって、
これまでの原稿ノウハウから傾向も大きく変化をしてきました。
とくに顕著なのがInstagramの流行による見栄えを意識した画像です。
今回は人間の特性も踏まえながら、
色の組み合わせから考える画像選定テクニックをお送りします。
なぜ画像を色から考えるのか
画像選定といえば、
よく構図や明るさなどは話題に取り上げられますね。
しかしここでなぜ色を考えるのか。
人間の84.7%は色で購買意欲を刺激される
人間のモノを買いたいという思考は、
見た目に大きく起因しています。
- 色
- デザイン . こういった要素ですね。 購買意欲は言い換えると興味・関心でもあります。
つまり、媒体で応募を集めるためには、
学生に興味・関心を持ってもらうことが重要になり、
その要素として画像の色はかなり重要になります。
1.色の意味から分析する
色には各色によって与える印象が異なります。
そして「購買欲」を促す色も存在します。
- 赤:エネルギー・行動力を象徴する色
- オレンジ:親しみ・家庭的を象徴する色
- 黄:賑やか・幸福を象徴する色
- 緑:平和・安全を象徴する色
- 青:さわやか・誠実を象徴する色
- 紫:高級・上品を象徴する色
- 白:純粋・勝利を象徴する色 . この中で「購買欲」に働きかける色は #### 暖色「赤」「オレンジ」が効果的
2.見栄えを良くする「反対色」の活用
色相環というものがあり、
色は近しい色が隣り合い円になって表されます。
反対色とはこの色相環の反対側に位置する色のことを指します。
- 赤の反対は緑
- 青の反対はオレンジ . ### 反対色の効果
反対色を意識する意味は何処にあるのか。
それは色の鮮やかさです。
人間の目は反対色を同時に見た場合、
それぞれの色をより鮮やかに写す特性があります。
つまり、画像に色を乗せるのであれば、
反対色となる2色の組み合わせが一番鮮やかに見えるということです。
白や黒の扱いは?
色相環には「白」や「黒」がありません。
これらの色は通常の色とは異なって「無彩色」と呼ばれ、
別で色相環が作られます。
ただ、こちらに関しては白〜黒の段階的なグレーが反対色になるので、
あまり意識はせず、「白の反対は黒」のイメージだけでも問題はありません。
3.映える「色の三属性(色相・彩度・明度)」
色の意味、反対色と話をしてきて3つ目のポイント。
それは色の三属性です。
- 色相(Hue):「赤」「黄色」「青」のような色の相違
- 彩度(Saturation):色の鮮やかさの度合い
- 明度(Brightness):色の明るさ度合い . 順番に見ていきましょう。
色相(Hue)
これに関しては特筆することはありません。
上記で出てきた色相環と同じこと。
これは簡単に話すと色の種類のことです。
彩度(Saturation)
鮮やかさとはつまり、色味の濃さです。
彩度が高ければ、ビビットな原色になり、
彩度が低ければ、上記の無彩色としてグレーに近づきます。
明度(Brightness)
これはイメージとしては透明度に近いかもしれません。
明度が高ければ、どす黒い色となって黒に近づき、
明度が低ければ、透明感が出て白に近づきます。
結論:学生に映える色とは
結論、どんな色が学生に刺さるのか。
軸となるメインカラーは各社のコーポレートカラーが良いでしょう。
つまり、使う色に関しては、
色相
- コーポレートカラー(メインカラー)
- メインカラーの反対色 . ### 彩度 彩度は高めのビビットなカラーがクリック率は高い
明度
高くても低くても白黒に寄ってしまうため、
中間程度がベスト。
媒体の画像を色から考える。
考察完了です。