内定を得ると、通常、内定先企業から内定を書面で知らせる「内定通知書」あるいは「採用通知書」が送られてきます。これらは企業が学生に交付するものです。一方、学生側が企業に提出するのが「内定承諾書」。内定承諾書は、内定を得た学生が「企業に対して内定を承諾し、入社することを誓約する」書類です。一般的には、企業から内定通知書が送付される際に、内定承諾書が同封されているので、学生側はそれに署名・捺印して返送することになります。内定承諾書に法的拘束力はありませんが、辞退前提で承諾をする、などは企業に大きな迷惑がかかるので、承諾をする前に、何らかの不安や疑問で悩んでいる旨を伝え、解消する努力をすることもとても大事なことになります。