エンジニアの就活には何が必要？スケジュールや準備した方が良いこと

「エンジニアの就活スケジュールって他と違うの？」
「エンジニアの就活で準備しておいた方が良いことは？」
といった疑問を抱えていませんか？

そこで、この記事ではエンジニアに関する疑問を就活サイトである「CheerCareer」が専門的な観点から解説します。

具体的には

の順番にご紹介していきます。
まずはエンジニアに関する理解を深め、エンジニアの就活スケジュールを知り就職活動を有利かつ効果的に進めていきましょう。

この記事を読めば、エンジニアに関する情報や準備しておきたいことの情報が手に入るので、ぜひご活用ください。

エンジニアの就活について

エンジニアの就活をするために、まずはどのような職種があるのか、就活スケジュールはどのようになっているのかを知っておきましょう。

ここでは次の順に、エンジニアの就活を紐解いていきます。

就活で目指せるエンジニア職は、主に次のような種類があります。

エンジニアの職種	詳細
プログラマー	プログラミングを用いてソフトウェアを作る職種（使用言語はJava・JavaScript・Perl・PHP・Objective-Cなど）。経験者でなくても、他のエンジニアと協力しながら仕事を進めていくことで業界のことが学べる。多くのエンジニアがプログラマーからキャリアをスタートさせるのが一般的。
SE（システムエンジニア）	クライアントの要望を聞き取り、最適なシステム設計を行う職種。プログラミングスキルだけでなく、高いコミュニケーション能力が必要。システム開発の上流工程を任されることが多いため、新卒であってもポートフォリオが作成できる実務経験があると良い。
Webエンジニア	サーバーやネットワークなどの知識や技術を必要とする職種。 Webサイトの企画や要件定義、開発など業務の範囲が広い。 Webエンジニアには、表面のブラウザ部分に携わるフロントエンジニアと、OSやデータベースに携わるバックエンドエンジニアの2種類がある。
ネットワークエンジニア	企業内のPCやタブレットなど電子機器をつないで、業務に最適なネットワークを構築・運用する職種。運用・保守で知識を蓄えていけば、さまざまな設計の工程に携わることができる。

以上の職種であれば、新卒でもエンジニアとして採用活動を行っている企業が数多くあります。

エンジニアも他職種の就活スケジュールと大きく変わりません。

多くの企業は3月に会社説明会を開始し6月から本格的な選考を始めるため、2023年卒の学生なら2022年の3月から就活がスタートします。

ただし志望する企業によっては、一般的な就活スケジュールより早く動き出さなければならない可能性もあります。
3月より前の秋に選考を開始する企業もあれば、通年で採用を行う企業もあるからです。

なおインターンシップの場合は、前年の春から冬にかけて開催されます。

エンジニアは理系のイメージを持たれることが多いですが、文系の就活生でも就職できる職種です。

近年は少子高齢化によって労働人口が減少してしまい、あらゆる業界で人手不足の企業が増加傾向にあります。

若くてポテンシャルのある人であれば、文系出身であっても挑戦できるチャンスがある職種と言えるでしょう。

エンジニアへの就職では、事前の準備が何よりも大切です。
主に次の準備を進めておきましょう。

まずは、自身が会社を選ぶときの基準となる就活の軸を決めましょう。
就活の軸とは、仕事や企業を選ぶ上での絶対に譲れない条件とも言い換えられます。

あらかじめ軸が決まっていれば就活の方向性が明確になり、志望する企業を絞り込めて就活がスムーズに進むでしょう。

エンジニアの場合は、次のような就活の軸を考えてみるのがおすすめです。

就活の軸を決めたあとは、具体的な根拠を考えながら「なぜその軸を重要視しているのか」について内容を深掘りしていきましょう。

エンジニアへの就職では、企業の情報集めが何よりも大切となります。
情報を持っていれば、面接において
「なぜこの企業に入りたいのか」
「他の企業ではできないのか」
といった質問に対して答えられるようになるからです。

とは言え求人に掲載されている情報だけでは、職場の雰囲気や風土などについて十分な情報が得られません。

そのため企業研究では、企業で実際に働いたことのある人の口コミサイトがおすすめです。
OpenWorkや転職会議なども活用して、企業の情報を隈なく集めてみましょう。

エンジニアへの就職では、ポートフォリオを作っておきましょう。
ポートフォリオを作れば自分の実績やスキルをわかりやすく伝えられ、履歴書だけでは伝わらない魅力を面接官へアピールできるからです。

ポートフォリオには、次の項目を記載しておきましょう。

経験者であれば実績を載せれば良いですが、未経験の場合は学生時代につくったアプリやツールといった作品を提出しましょう。

資格を取得すれば、エンジニア就職で有利に働きます。
就活生の場合、次のような資格があれば人事から高い評価が得られるでしょう。

資格名	詳細
ITパスポート	ITにまつわる幅広い知識があることを証明できる資格。エンジニアに関わらずさまざまな職種で評価されている資格の一つであり、取得を推奨する大手企業も数多く存在する。
基本情報技術者試験	実践的な活用能力が身につけられるITエンジニアの登竜門的な資格。エンジニアとしてのキャリアを始める人におすすめの資格であり、ITスキルを有する客観的な証明ができる。
応用情報技術者試験	基本情報技術者試験の上位資格。 ITに関する技術面に加えて、マネジメントや経営戦略についての設問が出題される。