【26卒・27卒最新版】就活サイトおすすめ19選比較!サイト毎の特徴やメリットをご紹介
就活を進めていく上で説明会の参加や学校の紹介の他に、より多くの学生さんが企業を探すために活用する就活サイト。
有名な就活サイトもたくさんあるけど、
「どのサイトが自分に合っているんだろう?」
「複数登録した方がいいのかな?」など不安に思うことも多いのではないでしょうか。
今回は、人気の就活サイトの中でもサービスの特徴に焦点を当てて9つの就活サイトをご紹介いたします。
目的や自分にあった就活サイトの選び方についてもご紹介しますので、是非見てみてください。
1.就活サイトの種類
スカウト(逆求人)型の就活サイト
ここ数年で主流になってきているのがスカウト型の就活サイトです。
スカウト型の就活サイトは、就活生が自己PRやESを登録することで、企業側が自分の企業にマッチすると判断した就活生に対し、スカウトメールを送ります。
そのため、業界を絞っていない学生や自分を評価し、必要としてくれている企業で働きたいと思っている学生にとっては、有効的なサイトであると言えます。
また、選考の過程において、一部分を免除(優遇)されることもあるため、内定率が高くなる傾向があります。
求人検索型の就活サイト
求人検索型の就活サイトは、ナビサイトと呼ばれるもので一番オーソドックスな形です。
求人募集を行っている企業を検索して、自分が気になった企業に応募していくという形であるため、幅広く企業を探すことが可能です。主体的に就活を行いたい学生には、有効なサイトと言えます。
この求人検索型には、総合型と特化型が存在しており、総合型は大手企業や中小企業、ベンチャー企業まで幅広く掲載されており、マイナビやリクナビが典型例として挙げられます。
特化型は理系や難関大学在学、エンジニア志望といった学生を対象にしており、高レベルの企業が多く掲載されているビズリーチキャンパスや外資就活ドットコムが典型例です。
エージェント型の就活サイト
エージェント型の就活サイトは、キャリアアドバイザーが仲介に入って求人を紹介してくれる就活サイトです。
キャリアアドバイザーのサポートにより、キャリア面談やESの添削・面接対策だけではなく、説明会の予約や面接日の調整も代わりに行ってくれます。
まさにキャリアアドバイザーとの二人三脚での就活ということになるため、不安を感じている学生には有効であると言えるでしょう。
情報収集型の就活サイト
情報収集型の就活サイトは、企業選びや選考対策に役立つ口コミや体験談、ES事例などを閲覧できるのが特徴です。
就活会議やみん就、OpenWork、Unistyle、キャリチャンといったサービスが代表例で、先輩や社員のリアルな声をもとに企業理解を深めることができます。企業研究や業界研究の補助として活用すれば、自分に合う企業を見極める際に役立ちます。
ただし匿名投稿や個人の体験に基づく情報が多いため、必ずしもすべてが正確とは限りません。他のサイトや公式情報と組み合わせて参考にすることで、より信頼性の高い就活対策ができるでしょう。
2.就活サイトを利用するメリット
今では当たり前のように利用される就活サイト。就活サイトを利用するメリットは主に以下の4点になります。
企業を知るきっかけになる
就活サイトは、企業の情報(概要)が1つに凝縮されています。そのため、就活サイトだけで大まかな情報収集(この業界にこういう企業が存在する)は完結すると言えます。
また、業界に絞って企業を探すことも可能なので、規模感や知名度問わず企業を見つけ出すこともできます。
そして、企業のHPに比べると、情報が簡潔にまとめられているため、大まかな雰囲気をつかみやすいという所も利点です。
情報収集が効率的で、見落としが少ない
求人情報を1社ごと検索するという手間が省けるため、企業探しに時間がかかりません。
また、自分の希望や条件にあった企業が紹介されたり、特にチアキャリアのようなスカウト型は、自ずと自分とマッチした企業が見つかるため、探す手間も大幅に削減することができます。
そして、最新の求人情報や説明会、インターンシップの実施等をいち早く入手でき、情報を一括管理できるため、見落としにくいです。
説明会やインターンシップの情報を得る
企業説明会やインターンシップ情報がいち早く入手でき、予約も容易にできます。
また、就活サイト上で企業とのやり取りが容易にできるため、そこから説明会や面接の日程は勿論のこと、あまり大々的には紹介されていない情報を得ることができる可能性もあります。
面接対策や適性検査など選考対策に役立つ
就活サイトは、求人情報を提供するだけではなく、選考対策に役立つコンテンツも沢山あります。
例えば、自己分析の上で重要な適性検査が無料で受けられたり、選考の過程で重要なESや面接等の対策ができるコンテンツ(キャリア面談や体験談、記事、セミナー等)が揃っていることが多いです。
就活の過程で困ったことがあった時の拠り所になるでしょう。
3.おすすめの就活サイト19選
スカウト(逆求人)型の就活サイト
①チアキャリア
チアキャリアでできること
・最短内定獲得で知られる就活ナビ
・ベンチャー企業やスタートアップ企業などの情報に特化
・自己分析/面接対策/グループディスカッションイベントなどを常時開催
・一人一人に合ったサポートで評価されるキャリア面談
・企業側からの厳選されたオファーを貰える(スカウト通数が少ないため)
チアキャリアのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・就活アドバイザーが丁寧に就活の進め方から選考対策まで一緒に並走してくれる
・就活イベントに参加するきっかけを作ることができる
・ベンチャーや長期インターンを簡単に探すことができる
②キミスカ
キミスカでできること
・企業からの多くオファーが貰える
・希少なスカウトである「ゴールドスカウト」を貰うチャンスが誰でもある(全体の4%)
・キミスカ独自の適性検査TPI(80問に解答すると価値観や強みだけでなく、適職のヒントも得れる)
・就活コンサルタントに無料で相談できる
キミスカのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・ES添削といった選考対策が充実している
・学歴関わらず、ゴールドスカウトが来る可能性がある
【改善を期待されている点】
・現状において、大規模なイベントはない
・ノーマルスカウトやシルバースカウトは、あまり価値のないスカウトである可能性がある
③dodaキャンパス
dodaキャンパスでできること
・プレミアムオファーは運営事務局が送ってくるオファーであり、担当者に選考支援をしてもらえる
・ベネッセ独自の適性検査(短時間で自分のパーソナリティの知れる)
・プロフィール入力サポート(自己PR添削や自己分析に活用できるワークシートの配布)
・オンラインイベント(インターンシップや就活に役立つdodaキャンパスゼミ)
dodaキャンパスのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・ES添削といった選考対策が充実している
・学歴関わらず、ゴールドスカウトが来る可能性がある
【改善を期待されている点】
・現状において、大規模なイベントはない
・ノーマルスカウトやシルバースカウトは、あまり価値のないスカウトである可能性がある
④Offer Box
Offer Boxでできること
・企業側からオファーが豊富で、面接やメールのやり取りの練習
・中小企業が多いため、その規模感の企業からオファーが多く貰える
・企業が自分のプロフィールにアクセスした回数が分かる(アクセスグラフ)
・Offer Box+(キャリアアドバイザーによる就活サポート)
・適性診断Analyze+(診断結果から自己PR文を作成)
Offer Boxのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・オファーされている立場であるため、高圧的な面接ではない
・中小企業を探す上では、かなり有効的
【改善を期待されている点】
・細かい通知が多い
・必ずしもオファーの質が高いというわけではない
求人検索型の就活サイト
①ワンキャリア
ワンキャリアでできること
・合格者のESや面接の質問内容を確認できる【業界トップクラス(30万件以上)の量を掲載】
・ワンキャリアライブ(YouTube)で企業の合同説明会や対談を聞くことができる
・ESの達人の利用で、AIがESを作成してくれる
・企業の口コミの掲載も豊富であり、情報収集に役立てることができる
ワンキャリアのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・過去のESや面接の情報が非常に有益である
【改善を期待されている点】
・迷惑電話が増えた(ワンキャリアを登録時に、他サイトへ登録が促されることが想定要因)
・必ずしも全ての企業のESを見れるわけではない
②マイナビ
マイナビでできること
・幅広いジャンル企業を探せる
・全国一斉WEB模擬テスト(全国順位や自分の弱点が分かる)
・適性診断MATCH plus(自己分析と今後の指針に関する情報を得られる)
・模擬面接シミュレーター(約1000通りの面接が体験できる模擬面接と面接官の立場で学生の採点ができる面接官体験)
・実力アップ講座/就活準備講座などの就活に役立つ講座への受講
・仕事研究&インターンシップWEB EXPO(合同会社説明会)に参加
・専門性の高いアドバイザーへの相談
マイナビのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・勉強になる記事が多い事
・選考対策サポートが充実
【改善を期待されている点】
・情報量が多い故に、サイト内が少し分かりずらい
・掲載されている企業の母数が多いため、無名企業や自分にとって興味のない企業が目立たない
③リクナビ
リクナビでできること
・リクナビ診断(適職診断)
・リクナビ他己分析(友人や家族など周囲の人に他己分析をしてもらう)
・模擬面接・適性検査の練習
・希望に沿った条件で、インターンシップや1day仕事体験の検索
・OpenES機能で作成したESを複数企業に公開できる
リクナビのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・選考対策のサポートが充実かつ手軽
・説明会などのイベントが豊富
【改善を期待されている点】
・業界や企業の研究を行う際に、リクナビに掲載されている情報だけでは不十分
④Wantedly
Wantedlyでできること
・「今すぐ一緒に働きたい」「まずは話を聞いてみたい」「少しだけ興味があります」という項目からエントリーできる
・企業の分野や地域、特徴を絞って検索できる
・イベントの参加(座談会や交流会ミートアップなど)
Wantedlyのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・最初はカジュアルに面談を行うことができるため、比較的自分の素を出しやすい
・インターンシップ生を募集している企業が多い
【改善を期待されている点】
・返信が来ないということがしばしばある
・カジュアル面談の位置づけが企業によって異なる
外資就活ドットコム
外資就活ドットコムでできること
・早慶上智・旧帝大の学生が主に利用しており、「最難関企業」と呼ばれる外資・日系グローバル企業を目指す学生向け。
・ユーザー同士で選考情報を情報交換をしたり、レベルの高い企業のESや体験記、コラムが掲載されている
・社風や戦略等も載っており、業界研究や企業研究にも役立つ
エージェント型の就活サイト
①キャリアチケット就職エージェント
オリコン顧客満足度調査では、新卒エージェントの分野において、学生満足度1位を獲得
キャリアチケットでできること
・アドバイザーがヒアリングを行い、企業(数社)を紹介してくれる
・アドバイザーが選考先に合わせて1社ずつ選考対策を行ってくれる
・LINEでエントリーシートの添削や相談に乗ってくれる
・選考対策のセミナーを受講
・目的別の記事を読むことができる
キャリアチケットのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・プロによる選考対策サポートが手厚い
・代行で会社説明会を申し込んでくれるなど、説明会に参加しやすい状態にしてくれる
【改善を期待されている点】
・キャリアチケット経由で内定させたいという気持ちが強すぎることがある
②就職エージェントneo
就職エージェントneoでできること
・専任のキャリアアドバイザーが個別面談を行い、学生の希望や適性に合った求人を紹介してくれる
・履歴書やESの添削、模擬面接など、就活対策を無料でサポートしてもらえる
・上場企業や有名企業を含む幅広い求人を取り扱っており、選択肢を広げられる
・内定後も入社までフォローがあり、入社後の不安解消にもつながる
就職エージェントneoのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・担当アドバイザーが親身で、面接対策やES添削が丁寧との声が多い
・紹介企業の幅が広く、選択肢が多い点を評価する学生が多い
・内定獲得までスピーディに進むことができたとの口コミがある
【改善を期待されている点】
・都市圏の求人が中心で、地方学生には選択肢が少ないと感じるケースがある
・求人によっては希望条件とマッチしにくい場合がある
③type就活エージェント
type就活エージェントでできること
・学生一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーがつき、就活全般を個別サポートしてくれる
・大手や優良企業を中心に、非公開求人や限定イベントへの参加機会を得られる
・履歴書やエントリーシートの添削、模擬面接などを無料で受けられる
・インターンシップや本選考につながるイベントを通じて、企業担当者と直接つながれる
type就活エージェントのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・大手や人気企業の非公開求人を紹介してもらえる点が好評
・イベントを通じて企業の人事担当者と直接話せるのが強み
・担当アドバイザーが親身で、面接対策が充実している
【改善を期待されている点】
・首都圏中心の求人が多く、地方学生には活用しづらいという声がある
・人気企業の選考は競争率が高く、必ずしも内定につながるとは限らない
④キャリアパーク!就職エージェント
キャリアパーク!就職エージェントでできること
・専任アドバイザーが個別面談を行い、学生の希望や適性に合った企業を紹介してくれる
・履歴書やエントリーシートの添削、模擬面接など、選考対策を無料でサポートしてもらえる
・独自ネットワークを活かした非公開求人や特別選考ルートを紹介してもらえる
・内定獲得後も入社までフォローがあり、安心して就活を進められる
キャリアパーク!就職エージェントのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・就活を始めたばかりでも基礎からサポートしてもらえる点が安心との声が多い
・特別選考ルートを利用でき、効率的に内定につながったという口コミがある
・面接対策が丁寧で、自信を持って選考に臨めたという評価が目立つ
【改善を期待されている点】
・首都圏の求人が中心で、地方の学生は利用しにくいという声がある
・希望条件に合わない求人を紹介されることがあるとの口コミも見られる
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情報収集型の就活サイト
①就活会議
就活会議でできること
・学生が投稿した企業の口コミや選考体験談を閲覧できる
・エントリーシート(ES)の提出内容や面接質問例を検索できる
・選考フローや合否理由など、実際の体験に基づいた情報を確認できる
・気になる企業の内定者の志望動機や就活の進め方を知ることができる
就活会議のよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・実際の選考体験談が豊富で、面接準備やES作成に役立つ
・口コミの量が多く、企業ごとの雰囲気をつかみやすい
・内定者の具体的なエピソードを参考にできる
【改善を期待されている点】
・投稿者の体験に左右されるため、情報の信ぴょう性にばらつきがある
・口コミが多すぎて取捨選択が難しいことがある
・特定の業界や企業は情報が少ない場合もある
②みん就
みん就でできること
学生同士が就活の情報を共有できる掲示板を利用できる
企業ごとの選考フローや面接体験談を検索できる
内定者の声やESの内容など、実際の選考で役立つ情報を収集できる
就活スケジュールやイベント情報を確認できる
みん就のよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・掲示板形式で他の学生の就活状況をリアルタイムに把握できる
・面接の質問内容や雰囲気など、具体的な選考情報が手に入る
・業界ごとにスレッドがあるため、情報を探しやすい
【改善を期待されている点】
・匿名掲示板のため、情報の正確性にばらつきがある
・投稿が多すぎて必要な情報を探すのに時間がかかることがある
・人気企業以外は情報が少ない場合がある
③OpenWork
OpenWorkでできること
・社員や元社員が投稿した企業の口コミ・評価を閲覧できる
・年収、残業時間、ワークライフバランスなど具体的な数値を比較できる
・企業文化やキャリアの実態を知ることで、自分に合う職場を見極められる
・就活だけでなく、社会人になってからのキャリア形成にも役立つ情報を得られる
OpenWorkのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・社員のリアルな声が多く、企業の内情や雰囲気を把握しやすい
・年収や働き方に関する具体的なデータが参考になる
・就活生だけでなく転職活動でも広く利用されている
【改善を期待されている点】
・有益な情報は有料会員登録をしないと閲覧できないことがある
・部署や年代によって口コミ内容に差があり、判断が難しい場合がある
・人気企業の口コミは豊富だが、情報が少ない企業も存在する
④Unistyle
Unistyleでできること
・内定者のエントリーシート(ES)や志望動機を検索・閲覧できる
・面接でよく聞かれる質問や回答例を知ることができる
・業界研究や企業研究に役立つ記事・コラムを読むことができる
・就活の基礎知識から最新の傾向まで幅広く情報収集が可能
Unistyleのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・内定者のESが豊富で、自分の志望動機作成に役立つとの声が多い
・面接質問例や選考の流れなど実用的な情報が多い
・業界研究記事も充実していて、幅広い情報が得られる
【改善を期待されている点】
・無料で見られる情報が限られており、有料登録が必要なケースがある
・投稿者によって内容の質に差があるため、精査が必要
・人気企業の情報は豊富だが、中小企業の事例は少ない
⑤キャリチャン
キャリチャンでできること
・業界別や企業別の就活ノウハウ記事を閲覧できる
・エントリーシート(ES)の例文や選考対策情報を確認できる
・面接対策やグループディスカッション対策に役立つコンテンツを利用できる
・就活イベントやセミナー情報をチェックできる
キャリチャンのよくある口コミ・口コミの傾向
【評価の良い点】
・就活全般に役立つ基礎知識から応用ノウハウまで網羅されている
・ESや面接対策の記事が具体的で実践的だと好評
・イベントやセミナー情報がまとまっていて探しやすい
【改善を期待されている点】
・認知度がまだ低く、他サイトに比べて利用者数が少ない
・企業口コミや体験談の情報量は他サイトに劣る部分がある
・情報が多岐にわたるため、必要な記事を探すのに時間がかかることがある
4.就活サイトを利用する上での注意点
就活サイトは、企業を探すことや企業の大まかな情報を得るツールとして有効的ですが、同時に注意すべき点もあります。
①複数のサイトを利用する
就活サイトは一つに絞るのではなく、最低でも2つ以上、できれば3〜4つ登録して併用することが非常に重要です。
その理由は、サイトによって掲載されている企業が異なるためです。大手企業の情報が中心のサイトもあれば、特定の業界や地域に特化した中小企業の情報が豊富なサイトもあります。
中には、一つのサイトだけで募集をかけている「独占求人」も存在するため、一つのサイトしか見ていないと、そうした優良企業と出会う機会そのものを逃してしまう可能性があります。
また、サイトごとに強みや特色も様々です。スカウト機能が充実しているサイトや、企業の口コミが多く掲載されているサイトなど、自分に合った機能を見つけるためにも、複数のサイトを実際に使ってみることをお勧めします。
②参考程度に利用する
就活サイトに掲載されている情報は、企業が伝えたい魅力の一部を要約したものである場合が多く、事業の詳しい内容や企業文化の全てを網羅しているわけではありません。
また、掲載情報が常に最新の状態に更新されているとは限らず、選考プロセスや募集要項が変更されている可能性も考えられます。
そのため、気になる企業を見つけたら、必ずその企業の公式ホームページを見て、最新かつ正確な情報を確認する習慣をつけましょう。そして、会社説明会への参加などを通じて、主体的に情報を深掘りしていく姿勢が大切です。
5.就活サイトを選ぶ上でのポイント
登録企業の多さ
就活サイトに登録されている企業の母体数が大きいほど、探す企業の幅が広がります。
特に求人検索型は、登録企業数が多ければ多いほど選択肢が広がるため、登録企業数に着目する必要があるでしょう。
一方でスカウト型は、登録企業数が多いと「スカウトは多くなるが、スカウトの質は落ちる」、登録企業数が少ないと「スカウトはやや減るが、スカウトの質は高い」という傾向があると言えます。
エージェント型は、登録企業数というよりも、アドバイザーの手腕が重要になると言えるでしょう。
求人の情報が分かりやすい
就活サイトでの求人の情報は、多すぎない程度で中身のあるものを選びましょう。
基本情報のみならず、企業の雰囲気や社員の様子が分かるような写真等が掲載されており、文がずっと羅列していないものが理想です。
情報が分かりやすいということも、企業を知る上で重要であると言えます。
掲載企業の規模
大手企業を志望するのか、ベンチャー企業を志望するのかで、適当な就活サイトは異なります。
特にベンチャー企業に関しては、優良であるものの、日の目を浴びていない企業が多いため、ベンチャー企業に特化している「チアキャリア」や「Wantedly」がおすすめです。
逆に、大手企業を中心に中小企業やメガベンチャー企業も探したいのであれば、「マイナビ」や「ワンキャリア」が良いでしょう。
6.よくある質問
就活サイトって結局何個登録すればいい?
就活サイトは、複数登録しておくべきですが、たくさん登録してしまうと管理が大変になるため、多くても4個ぐらいまでがベストです。
怪しい就活サイトはある?
就活サイトの中には怪しいサイトも存在します。
具体的には、企業や採用担当者の連絡先が掲載されていなかったり、給料や待遇をかなりアピールしてくるなどは危険な可能性があります。
口コミの評価が高く、実績もある就活サイトを利用しましょう。
就活っていつから始めるべき?
大学2年生の春休み~大学3年生の4月頃に始めると良いでしょう。
その段階で、自己分析やどういった企業があるかを調べておくと、余裕を持って就活を進めることが出来ます。
そして、夏休みにはインターンシップが多く行われるため、大学3年生の夏頃までには、就活サイトを登録しておくと良いでしょう。
大学側がよく勧めてくる「マイナビ」とか「リクナビ」って登録した方がいい?
基本的には登録しておくべきでしょう。企業数の多さや実績の高さを踏まえると、入れておいて損はないと思われます。
ただ、マイナビやリクナビといった求人検索型の就活サイトだけではなく、同時にスカウト(逆求人)型の就活サイトも入れておくと、新しい情報を得ることができます。
また、企業の規模によっても異なり、大手であればマイナビなどで問題はないですが、ベンチャーであればチアキャリアなどのスカウト型の就活サイトを利用すべきでしょう。
7.まとめ
今回は、就活サイトについて選ぶポイントや種類別のおすすめサイトをご紹介しました。
掲載企業の規模や就活のスタイルに合わせて、就活サイトを利用することが重要です。早めに登録をして、これからの就活を成功させるツールとして最大限に活用しましょう。