【季節の変わり目|暑い?寒い?面接用ファッション】

マナー

【季節の変わり目|暑い?寒い?面接用ファッション】

季節の変わり目には、朝夕の温度差が大きいことから、
私服でも何を着ればいいのか分からなくなる人は多いでしょう。
私服でも悩むのに、就活の説明会や面接試験などではスーツ着用がマナーで、
どのようなファッションで季節の変わり目を乗り越えるべきか悩みますよね。
そこでこの記事では、就活・面接を乗り切るためのファッションについて紹介していきます。

この記事のポイント

1.朝寒く、昼は暑い…就活生の悩み

2.就活生の悩みを解決するファッション

3.温度調節をしながらビジネスマナーもしっかり守ろう

1.朝寒く、昼は暑い…就活生の悩み

春や秋という季節は、気候も穏やかで天候も安定していますが、就活生が最も服装に悩む時期でもあります。
朝の最低気温と、昼間の最高気温の温度差が大きく、
どちらに合わせたファッションをすればよいかわかりにくいからです。
就活生ということで、基本的にリクルートスーツの着用がメインとなりますが、
だからこそ以下のような問題を抱えがちなのではないでしょうか。

*寒いけどタイツは履いちゃダメ?*

秋でも晩秋になると、早朝の就活や夕方の就活の帰りは大分肌寒くなるものです。
就活女子の足元は、就活用のパンプスのため、ストッキングをはくことになります。
しかし、朝夕の寒さはストッキングごしでも十分であり、冷え性の人には辛いでしょう。
こんな時、防寒のためにタイツを履けたら…と思いますが、就活シーンでタイツはNGです。
もしも寒さが気になるようであれば、企業に入る前や、企業を出てからはタイツをはいてもよいでしょう。
ただ、企業内のトイレなどでは、面接官と鉢合わせになることもあるため、
タイツからストッキングへ、ストッキングからタイツへ履き替える場合には企業の外で可能な場所を見つけるようにしましょう。

*暑いけどジャケットは絶対着なくちゃダメ?*

秋でも汗が流れるほどに暑くなる日もあります。
そんな日でも、必ずジャケットを着用しなければならないのでしょうか?
答えは「YES」です。

就活の場合、どんなに暑くても、企業側から特別な指示がない限り、ジャケットは着用しなければいけません。
中には、熱中症対策として「クールビズ可」とする企業もあり、このような場合はジャケットは着用せず、
Yシャツとスカートあるいはパンツで臨んでもよいでしょう。
企業によってクールビズの期間は異なるので、企業のHPでクールビズ期間について確認するのが無難です。

「私服OKです」という企業も増えてきていると思いますが、
「クールビズでお越しください」「クールビズOKです」という案内が来たら、
みなさんは対応できますか?
今回は“就活におけるクールビズ”についてまとめてみました。

☆?就活時の基本的なクールビズとは?☆

簡単に言うと、“リクルートスーツのジャケットとネクタイがない服装”です。
「ラフな格好でいい」ということではないので勘違いのないように。

クールビズは、あくまでも暑さ対策のための服装であり、
仕事をする服装ということに変わりはありません。
なので、就活時でも相手に与える印象やマナーを考え、
だらしない格好に見えないことが大切です。

☆?クールビズで注意すべきポイントは?☆

◆“腕まくり”はしないように。
腕まくりはだらしなく見えることが多いです。
シャツだけだとついついやりがちですが、
しっかり袖のボタンも留めておきましょう。

◆ただネクタイを外すだけだと寂しい印象に。
クールビズというものが確立されているので、
ジャケットを脱いでいつものシャツというのも少し寂しい印象に。
クールビズ用のシャツを買って身だしなみも意識しましょう。

☆?本当にクールビズで行って大丈夫なの?☆

とはいえ、「本当にクールビズで行っていいのか?」と心配になるかと思います。
「自分だけがクールビズだったら浮いてしまうのでは?...」
「スーツで行った方が好印象なのかな...」
と考え始めると不安になりますよね。

結論を言うと、企業が指定してきたなら、正しいクールビズの服装で行くことが大切です。
むしろ無理やりスーツを着ていって汗だくになっている方が印象が良くないですね。

「それでもやっぱり不安...」という場合は、
ジャケットとネクタイを持参していきましょう。
どちらにも対応できる準備をしておけば、心配はなくなりますね。

また、その企業のOBOG訪問をして聞いてみるというのも有効だと思います。
入社している先輩は内定へのいわゆる“模範解答”なので、
その先輩の経験談や社風を聞くのは確実だと思います。

服装や持ち物など、企業によってこだわりがあったりもするので、
まずは企業からの案内はしっかり確認しましょうね。
そして、正しい身だしなみでピシッと決めて夏の就活も頑張りましょう!

*就活用のコートはいつ脱ぐ?*

春先や秋には、薄手の就活用コートを羽織って企業に出向く人も多いのではないでしょうか。
しかし、就活用コートを脱ぐタイミングや、脱いだ後にどうやって持つかについて、よくわからないという人も多いでしょう。

就活用のコートは、企業に入る直前に、建物の外で脱ぎます。
脱いだコートは裏地側を表にして、縦半分に2つに折り、利き手ではない方の腕に掛けましょう。
利き腕に掛けてしまうと、ドアの開閉や、入館証の提示・サインの際に不便になってしまうからです。
裏地側を表にするのは、外からのごみやほこりを建物内になるべく落とさないようにする配慮だと言われています。
就活生のマナーは、社会人としてのマナーでもあるため、季節を超えて覚えておくようにしましょう。

2.就活生の悩みを解決するファッション

春・秋のように1日の中でも寒暖差のある季節には、ファッションにも一工夫が必要です。
さらに、以下に紹介するちょっとしたグッズで、春も秋も快適な就活を実現することができます。
秋の肌寒さがキツいという人には、パンツスーツスタイルがおすすめです。

https://digitalnavi.net/suit/recruitsuit/258/

10年前ほど前までは、女子の就活といえばスカートスタイルが一般的であり、パンツスーツ派はマイノリティでした。
しかし、昨今のジェンダーへの意識の高さや、ダイバーシティ(多様性)への配慮という背景もあり、現在では就活でもパンツスーツの女子が増えています。
露出度が低いパンツスーツなら、秋の肌寒さにも耐えられるでしょう。
ただし、秋というと昼頃の気温は高めになるため、ストッキングはひざ下のものを着用することをおすすめします。

これなら昼間に暑くなっても、パンツ自体が汗だくにならずに済むでしょう。
暑さの方が気になる人は春夏用のスーツを着用
寒さよりも暑さの方が苦手…という人は、スーツの生地で温度感を調整することをおすすめします。
リクルートスーツは一般的にオールシーズン用に仕立てられているため、着用する時期によっては暑すぎると感じる人も多いのです。

3.温度調節をしながらビジネスマナーもしっかり守ろう

春や秋は極端な暑さや寒さには悩まなくてもいいものの、季節の変わり目特有の温度差があります。
同じ1日の中でも、朝家を出る時間と就活を終えて帰宅する時間では大きく温度差が生じます。

暑さ・寒さ…自分がどちらに「弱い」かで、ファッションを決めよう
ここまで「就活生全般」として解説してきましたが、結局暑さ寒さに弱いかどうかは、個人差があります。
暑さには強いけど寒さには弱い人もいれば、その逆もまたあり得ることでしょう。
体質は急に変えられないため、自分が弱い方に合わせてファッションを工夫する必要があります。
暑さに弱い就活女子は、汗ジミ防止効果のあるシャツやブラウスを選ぶようにしましょう。
寒さに弱い就活女子は、面接受験前後に使用する羽織もの(カーディガンやストール)を就活バッグに忍ばせておくのもよいでしょう。
就活の場では、特別な指示がない限り、日本の就活ではリクルートスーツという同じ服装を求められます。
リクルートスーツでもバレないよう、以下に紹介するようなファッションで春・秋の温度調節の難しい就活の時期を乗り切りましょう。
しかし、就活や面接ではビジネスマナーには十分な配慮が必要です。
体調管理も仕事のうちと言いますが、就活でも温度調節をしっかりと行いながら、ビジネスマナーを守ったファッションを心がけましょう。

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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