冬~春に内定辞退して就活やり直しが増加!?先輩たちは何故そうなったのか聞いてみた。

市況分析

冬~春に内定辞退して就活やり直しが増加!?先輩たちは何故そうなったのか聞いてみた。

みなさんこんにちは。井口です。
いきなりですが、就活の進捗はいかがですか?

楽しみな人、不安な人、もう順調に進んでいる人、
それぞれ状況は違うのかなと思います。

ただ、共通していることは、
「自分に合う運命の1社を見つけたい」
ということですよね。

人生に1回の新卒での就活、悔いなく頑張ってほしいと思っています。

とは言いつつ、先輩達の就活のお話を少し。
一生懸命就活を頑張って、運命の1社に内定をもらい、
あとは入社を待つのみという先輩たちが、
入社直前になって内定辞退し、就活再開しているのです。

先輩たちはなぜそうなってしまったのか。
事例と対策を考えてみましょう。

ケース1.『思っていた仕事と違った』

入社前に研修やインターンがある会社が増えていますが、
実際の業務を知って、「聞いてた話と違う」と感じ、
やりたいことではないと思ってしまい、内定を辞退。

~何が足りなかったのか?~

自分が入る会社のことをちゃんと理解していましたか?
説明会での話やネット上の情報だけで完結してませんか?

きっと「いい情報」だけを鵜呑みにしてしまったのでしょう。

説明会や面接では、みなさんに選ばれたいので、
会社の良いところだけを話すケースもあります。
でも、皆さんは社会人経験のない新卒の学生。
いきなり華やかな仕事ばかりできるわけはありません。

◆入社後はどんな仕事からやるのか。
◆キャリアステップはどうなっているのか。

しっかりと理解しておくことが大事ですね。

ケース2.『社員のノリや雰囲気が合わない』

内定式や会社のイベントに呼ばれて、社員さんと交流する際に、
「大学生みたいなノリだ...」だったり、
「誰も交流しようとしない...」だったり、
「会社の悪口や不満を聞かされる...」だったりと、
説明会や選考での印象と豹変し、ついていけないと感じ内定を辞退。

~何が足りなかったのか?~

人事や面接官以外の社員と話したことはありましたか?
説明会や面接以外で会社に言ったことがありますか?

会社としてはみなさんに入社してほしいので、
「人当たりの良い人」や「話が上手な人」が、
人事や面接官に選ばれているケースがあります。

引越で例えるなら、
「部屋の中を実際に見ずに、担当と話しただけで契約する」状態。
実際に働く環境や一緒に働く先輩は知りたくないですか?
聞いた話だけでなく、自分の目で事前に確認することが重要です。

ケース3.『思ったより休みが少なかった』

土日休みだと思っていたのに、土曜出社のケースが多く、
振替休日はとれるけど、土日の休みが減るのは辛いので内定辞退。

~何が足りなかったのか?~

募集要項の見方、しっかり把握してますか?

企業が嘘の情報を書くたり、
説明会で嘘をつくことは考えにくいです。
みなさんが聞き逃してるか誤解しているケースが多いです。

例題を出すとしたら、
「完全週休二日」と「週休二日」の違いわかりますか?
→わからなかったら調べてみてくださいね。

募集要項を把握せず「なんかホワイトっぽい」という印象で、
深く理解していないケースがとても多いです。
わからないことはすぐ調べる習慣をつけるといいですね。

長々書いてしまいましたが、
一生懸命頑張って「この会社に決めた!」と一度は思ったのに、
「やっぱり違った。。」というのはショックが大きいです。

そして、秋~冬になると多くの企業が採用をクローズ。
選択肢も大幅に減ってしまいます。

最初にも言いましたが、悔いのない就活にするために、
思い込みや勝手なイメ―ジで進めず、
リアルで正しい情報を集めるようにしましょう。

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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